【生理痛の重さレベル診断】生理痛が重くなる原因や対処法も解説

生理
更新日:2025.04.03
【生理痛の重さレベル診断】生理痛が重くなる原因や対処法も解説

 

生理痛のつらさや痛みには個人差があり、自分の生理痛が重いのかどうかは他人と比べることはできません。
そのため、病院に行く必要があるのかどうかわからず、我慢してしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、生理痛の重さレベルを診断できるチェックリストを紹介し、生理痛に潜んでいる病気や痛みの対処法について解説していきます。

あなたの生理はどのレベル?生理痛の重さレベル診断

まず初めに、現在の生理痛のレベルの重さを診断してみましょう。
以下では、生理痛の重さレベルを「低」「中」「高」で表しています。

当てはまる項目が多いレベルが、あなたの生理痛の重さです。
それでは見ていきましょう。

※注意事項※
本診断は、あくまで目安としてご利用ください
レベル関係なしに、症状がつらい場合には病院を受診するようにしてください

生理痛の重さレベル「低」

□日常生活に支障はない
□軽い腰痛や頭痛、腹痛がある
□痛み止めは必要ない

上記に当てはまる場合は、生理痛の重さレベルが「低」に該当するといえます。

現時点では日常生活を通常通り過ごすことができますが、出産や年齢を重ねていくと生理痛の重さに変化がある可能性があります。
なるべく早い段階から、生理痛への対策を知っておくと安心です。

生理痛の重さレベル「中」

□日常生活に支障が出る日がある
□軽い腰痛や頭痛、腹痛がある
□時には痛み止めが必要

上記に当てはまる場合は、生理痛の重さレベルが「中」に該当するといえます。

日常生活がつらい日もあるものの、痛み止め(鎮痛剤)を服用することで動くことができるといった状態を指します。
少しでも不調を感じている状態なので、いち早く対策をすることで快適に過ごすことができるでしょう。

生理痛の重さレベル「高」

□日常生活に支障が出る
□腰痛や頭痛、腹痛がある
□腹痛によって座っているのもつらい
□朝、起き上がるのがかなりつらい
□常に痛み止めが必要または痛み止めが効かない

上記に当てはまる場合は、生理痛の重さレベルが「高」に該当するといえます。

このような場合、日常生活を普通に過ごすことも困難で、仕事や学校を休んでしまうといった方もいるのではないでしょうか。
ときには、痛み止め(鎮痛剤)も効かないこともある状態です。

一度、病院を受診して医師に相談するようにしてください。

生理痛が重くなる原因とは?

生理痛が重くなってしまう原因には、「月経困難症」が隠れている可能性とストレスや血行不良などが考えられます。
月経困難症は2つの種類に分けられるため、それぞれ解説していきます。

器質性月経困難症

月経困難症の1つ目は「器質性月経困難症」といい、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科系疾患が原因で、日常生活に支障が出るほどの生理痛を引き起こす病気です。
主に30歳以上に多いとされていましたが、近年では10〜20歳代での子宮内膜症も増加しているとされています。
器質性月経困難症の場合は、原因となる病気の治療をすることが必要なため、医師の指示を仰ぐようにしてください。

参照:公益社団法人 日本産婦人科学会 (1)月経困難症

機能性月経困難症

月経困難症の2つ目は「機能性月経困難症」といい、器質性と違って原因となる病気はなく、炎症物質であるプロスタグランジンの過剰分泌や、子宮の過剰な収縮運動が原因で起こるとされています。
初潮がきてから6か月〜12か月を目安に起こることが多く、年齢を重ねて出産などのライフイベントを経験していくと快調していくとされています。
しかし、近年は出産を選択しない女性も増えていることから生涯の生理の回数が昔の女性に比べて多くなっています。そのため、年齢を重ねるのを待つよりも早いうちから最適な治療をしていく方が望ましいといわれています。

参照:公益社団法人 日本産婦人科学会 (1)月経困難症

ストレス

ストレスのような心理的負担は、自律神経に影響を及ぼします。
自律神経が乱れると、血流が悪くなり、生理痛に繋がるとされています。
なるべく、ストレスがたまらないように適度に発散できる方法を見つけておきましょう。

血行不良

デスクワークや学校の授業などで、長時間座っている場合は血行が悪くなりがちです。
血行不良になっても、ストレス同様に生理痛に悪影響を及ぼします。
1時間に1回は立って少し歩くなど、状況に応じて座りっぱなしにならないようにしましょう。

生理痛が重い時の対処法の例

生理痛が重くてつらいときに、ご自身でできる対処法を紹介していきます。

※機能性月経困難症=原因となる病気がない場合のみに有効です

生活習慣を見直す

夜更かしやバランスの悪い食事をしている場合は、生活習慣を見直すことでホルモンバランスが安定して、生理痛が軽減します。
良質で十分な睡眠時間を確保し、鉄分・タンパク質・ビタミンB群などが摂れる食材を意識して摂取してみましょう。
また、血行不良になっても生理痛に影響を及ぼすため、適度な運動やストレッチ、ヨガなどを生活に取り入れるのもおすすめです。

身体を温める

前述にもあったように、体が冷えると血行不良の原因になります。
血行不良は生理痛にも繋がってしまうため、なるべく体を冷やさない工夫をしましょう。
例えば、下腹部を冷やさないようにタイツや腹巻き、ブランケットなどで暖めたり、貼るタイプのカイロの使用、定期的な入浴がおすすめです。

ピルを服用する

低用量ピルの服用も生理痛軽減の1つの手段です。
ピルには、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの女性ホルモンが配合されており、人工的にホルモンを体内に入れることで、体内でのホルモンの分泌が減少し、排卵や子宮内膜の増殖が抑制されます。

通常、分厚くなった子宮内膜が剝がれ落ちることを生理といいますが、子宮内膜排出時に子宮が収縮運動をおこなうことが生理痛の原因の1つです。
子宮内膜の厚みがあればあるほど、痛みは強くなります。
ピルを服用することで、子宮内膜を薄く保つことができるので必然的に生理痛を軽減することができます。

ピルは医師の診療・処方が必要な薬ですので、気になる方はお近くの病院やオンライン診療サービスで相談してみてくださいね。

病院を受診するべき生理痛の目安

一番始めの、生理痛の重さレベル診断で「高」に該当した方は、月経困難症や子宮内膜症などの可能性があるため、病院を受診するようにしてください。

特に子宮内膜症を放置した場合、卵巣が腫れて将来的に卵巣がんに発展してしまうこともあります。
また、不妊症になる可能性もあるため、妊娠を希望している方は速やかに病院を受診しましょう。

一方で、生理痛の重さレベルが「中」の方でも日常生活がつらいと感じる場合には、病院を受診してください。

生理痛の重さレベル関係なく早めの対処を

みなさんの生理痛の重さレベルはどうでしたか?
今は重さレベルが「低」の方でも、女性の身体はライフイベントを経て変化していきます。
将来的に「中」や「高」になることも少なくありません。
今が「中」の方も、放置しておくことが一番危険ですので、速やかな対処を心がけましょう。
早めに病院を受診して、対処や対策をしておくことで生理痛の悩みから解放される可能性があります。
まずは、医師に相談することから始めてみましょう。

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監修者

日本医科大学武蔵小杉病院 助教
海渡 由貴
2015年日本医科大学医学部卒業後、2年間の初期研修を経て、2017年より日本医科大学産婦人科学教室に入局。 大学病院、市中病院、クリニックなど幅広く勤務を経験。 日本女性医学会、日本生殖医学会、日本周産期・新生児学会に所属し、日々最新の知識を習得し、現在は日本医科大学武蔵小杉病院にて助教を務める。 2024年にメデリピルにてオンライン診療によるピル処方を開始し、2025年からmederi magazineの記事監修を担当。

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