生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
【生理痛の重さレベル診断】痛い原因や対処法、受診目安も解説
生理痛のつらさや痛みは人それぞれで、なかなか他人と比べることができません。自分の痛みが重いのかどうか分からず、病院に行くべきか迷って我慢している方も多いのではないでしょうか。
ここでは、生理痛が起こる仕組みから、生理痛の重さレベルを診断できるチェックリストの紹介、生理痛に潜んでいる病気や痛みの対処法について解説していきます。痛みを我慢し続けないためにも、自身の体の状態を知るきっかけにしてくださいね。
もくじ
生理痛が起こる仕組み
生理痛は、子宮が内側の膜(子宮内膜)を体外へ押し出すために収縮することで起こります。
子宮内膜は妊娠に備えて厚くなりますが、妊娠しなかった場合には血液と一緒に剥がれ落ち、これが生理として体の外に出ていきます。

この不要な内膜を外へ押し出すために、子宮はプロスタグランジンというホルモンの働きでギュッと収縮します。
ところが、このプロスタグランジンが過剰に分泌されると、子宮の収縮が強くなりすぎてしまい、下腹部の強い痛みとして感じられるのです。これが、生理痛が重くなる主な原因のひとつとされています。
生理痛があるのは当たり前ではない
「生理痛は我慢して乗り切るものだ」と考えている方は少なくありません。ある調査では、学校生活に支障があるほど生理痛に悩む中高生のうち、約8割が痛みを我慢しているという結果が出ています。
生理中は子宮が収縮しているため、多少の痛みや違和感を感じることはあっても、日常生活に支障が出るほどの強い痛みは、決して「当たり前」ではありません。薬を飲まなければ耐えられないほどの痛みや、仕事・学業に集中できないほどの症状は、「月経困難症」として治療が必要な状態です。
もし毎月つらい痛みを我慢しているなら、一人で抱え込まず、治療の対象になる可能性があることを知っておきましょう。
※参考:「女性のスポーツ参加促進事業」(スポーツ庁)
重い生理痛を経験したことがある人の割合
生理痛はプライベートな悩みのため、自分以外の人がどのくらい重い生理痛を経験しているのか、想像しにくいかもしれません。
ある調査によると、「座っていられない」「寝込んでしまう」など、日常生活に影響が出るほど重い生理痛を経験したことがある女性は、回答者の約2人に1人にのぼります。
また、別の研究では生理痛を経験している女性のうち、約3人に1人が「重度の痛み」に分類されており、痛みが重度であるほど、身体的、心理的、環境的側面を含む全般的な「生活の質(QOL)」が低いことが明らかになっています。
この結果から、重い生理痛は、単なる体の痛みではなく、日常生活や心の健康にも深く影響を及ぼしていることがわかります。
生理痛により婦人科を受診したことがある人の割合
重い生理痛を経験している女性は多いものの、「生理痛がつらくて婦人科を受診したことがある」と答える人は意外と少ないといわれています。受診をためらう背景には、
- ・どの程度の痛みで受診していいのかわからない
- ・検査や治療の内容が不安
- ・費用が気になる
といった理由がよく挙げられます。
生理痛を「我慢するもの」と捉え、受診が後回しになってしまうケースも少なくありません。
しかし、強い痛みの裏側には、思いがけない婦人科疾患が隠れている場合もあります。
仕事や学校、部活動に追われていると、「受診した方がいいのは分かっているけれど、なかなか時間がとれない」という方も少なくありませんよね。オンライン診療を行う医療機関も増えているため、
無理をして体調を悪化させてしまう前に、まずは気軽に医師へ相談してみましょう。
あなたの生理はどのレベル?生理痛の重さレベル診断
まず初めに、現在の生理痛のレベルの重さを診断してみましょう。
以下では、生理痛の重さレベルを「低」「中」「高」で表しています。
当てはまる項目が多いレベルが、あなたの生理痛の重さです。
それでは見ていきましょう。
※注意事項※
本診断は、あくまで目安としてご利用ください
レベル関係なしに、症状がつらい場合には病院を受診するようにしてください
生理痛の重さレベル「低」
- 日常生活に支障はない
- 軽い腰痛や頭痛、腹痛がある
- 痛み止めは必要ない
上記に当てはまる場合は、生理痛の重さレベルが「低」に該当するといえます。
現時点では日常生活を通常通り過ごすことができますが、出産や年齢を重ねていくと生理痛の重さに変化がある可能性があります。
なるべく早い段階から、生理痛への対策を知っておくと安心です。
生理痛の重さレベル「中」
- 日常生活に支障が出る日がある
- 軽い腰痛や頭痛、腹痛がある
- 時には痛み止めが必要
上記に当てはまる場合は、生理痛の重さレベルが「中」に該当するといえます。
日常生活がつらい日もあるものの、痛み止め(鎮痛剤)を服用することで動くことができるといった状態を指します。
少しでも不調を感じている状態なので、いち早く対策をすることで快適に過ごすことができるでしょう。
生理痛の重さレベル「高」
- 日常生活に支障が出る
- 強い腰痛や頭痛、腹痛がある
- 腹痛によって座っているのもつらい
- 朝、起き上がるのがかなりつらい
- 常に痛み止めが必要または痛み止めが効かない
上記に当てはまる場合は、生理痛の重さレベルが「高」に該当するといえます。
このような場合、日常生活を普通に過ごすことも困難で、仕事や学校を休んでしまうといった方もいるのではないでしょうか。
ときには、痛み止め(鎮痛剤)も効かないこともある状態です。
一度、病院を受診して医師に相談するようにしてください。
月経困難症を治療するには
月経困難症とは、生理期間中に日常生活に支障をきたすほどの強い痛みや不調がある状態のことです。月経困難症には原因となる病気がない「機能性月経困難症」と、子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患が関わる「器質性月経困難症」の2種類があります。
ここでは、機能性月経困難症と診断された場合の一般的な治療方法を紹介します。器質性月経困難症の場合は、原因となっている病気(子宮内膜症や子宮筋腫など)の重症度によって、手術などが優先される場合もあります。
ピルを服用する
低用量ピルの服用も生理痛軽減のひとつの手段です。
ピルには、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの女性ホルモンが配合されており、人工的にホルモンを体内に入れることで、体内でのホルモンの分泌が減少し、排卵や子宮内膜の増殖が抑制されます。
通常、分厚くなった子宮内膜が剝がれ落ちることを生理といいますが、子宮内膜排出時に子宮が収縮運動をおこなうことが生理痛の原因のひとつです。
子宮内膜の厚みがあればあるほど、痛みは強くなります。
ピルを服用することで、子宮内膜を薄く保つことができるので必然的に生理痛を軽減することができます。
ピルは医師の診療・処方が必要な薬ですので、気になる方はお近くの病院やオンライン診療サービスで相談してみてくださいね。
鎮痛剤・けいれん止め
痛み止め(鎮痛剤)は、生理痛の原因物質であるプロスタグランジンの生成を抑え、痛みを和らげる効果があります。
また、子宮の過剰な収縮が主な原因の場合には、けいれん止めの薬も有効なことがあります。痛み止めだけでは効果が不十分な方や、アレルギーなどで鎮痛剤が使えない方におすすめです。
ただし、これらの薬は月経量やPMS(月経前症候群)の症状には効果がないため、痛みの他にも悩みがある場合は他の薬との併用も検討する必要があります。
漢方薬による体質改善
漢方は、体を温める、子宮の痙攣を抑える、血液の循環(血の巡り)を改善するなど、複数の作用を通じて生理痛の緩和に効果を発揮します。ピルや鎮痛剤の服用に抵抗や不安がある方は、まず漢方薬から試してみるのもひとつの選択肢です。
漢方薬は、その人の体質や現在の状態に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。興味のある方は、漢方を取り扱っている薬局や婦人科などで医師に相談し、自分に合うものを見つけてもらいましょう。
生理痛が重くなる原因とは?
生理痛が重くなってしまうは、「月経困難症」が隠れている可能性とストレスや血行不良などが考えられます。
月経困難症は2つの種類に分けられるため、それぞれ解説していきます。
器質性月経困難症
月経困難症の1つ目は「器質性月経困難症」といい、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科系疾患が原因で、日常生活に支障が出るほどの生理痛を引き起こす病気です。
主に30歳以上に多いとされていましたが、近年では10〜20歳代での子宮内膜症も増加しているとされています。
子宮筋腫や子宮内膜症がある場合は、原因となる病気の治療をすることが必要なため、医師の指示を仰ぐようにしてください。
機能性月経困難症
月経困難症の2つ目は「機能性月経困難症」といい、器質性と違って原因となる病気はなく、炎症物質であるプロスタグランジンの過剰分泌や、子宮の過剰な収縮運動が原因で起こるとされています。
初潮がきてから6か月〜12か月を目安に起こることが多く、年齢を重ねて出産などのライフイベントを経験していくと改善していくこともあります。
しかし、近年は出産を選択しない女性も増えていることから生涯の生理の回数が昔の女性に比べて多くなっています。そのため、年齢を重ねるのを待つよりも早いうちから最適な治療をしていく方が望ましいといわれています。
ストレス
過度なストレスや緊張といった心理的負担は、生理痛を悪化させることに繋がるとされています。ストレスを緩和すると生理痛が和らぐという研究もあります。生理痛の緩和のためにも、日頃からストレスを溜めすぎないよう、適度に発散できる方法を見つけておくことが大切です。
血行不良
デスクワークや学校の授業などで長時間座っていると、体の冷えや血行不良を招きやすくなります。血行不良は、ストレス同様に生理痛に悪影響を及ぼします。生理痛の緩和のためには、1時間に1回は立って少し歩くなど、状況に応じて座りっぱなしにならないように対策をして、血の巡りを良くすることを心がけましょう。ヨガや散歩などの有酸素運動は生理痛を和らげる効果があるとされています。
生理痛が重い時の対処法の例
ここでは、生理痛が重くてつらい時、少しでも楽になるために、自身でできる対処法をいくつかご紹介します。
※ここで紹介する対処法は、子宮内膜症など原因となる病気がない「機能性月経困難症」の場合に特に有効です。強い痛みが続く場合は、必ず医療機関を受診してください。
生活習慣を見直す
夜更かしやバランスの悪い食事をしている場合は、生活習慣を見直すことでホルモンバランスが安定して、生理痛が軽減します。
良質で十分な睡眠時間を確保し、鉄分・タンパク質・ビタミンB群などが摂れる食材を意識して摂取してみましょう。
また、血行不良になっても生理痛に影響を及ぼすため、適度な運動やストレッチ、ヨガなどを生活に取り入れるのもおすすめです。
身体を温める
前述にもあったように、体が冷えると血行不良の原因になります。
血行不良は生理痛にも繋がってしまうため、なるべく体を冷やさない工夫をしましょう。
たとえば、冬は下腹部を冷やさないようにタイツや腹巻き、ブランケットなどで暖めたり、貼るタイプのカイロの使用、毎日の入浴がおすすめです。

病院を受診するべき生理痛の目安
「生理痛の重さレベル診断」で「高」に該当した方は、月経困難症や子宮内膜症などの病気が隠れている可能性があるため、速やかに病院を受診するようにしてください。
特に子宮内膜症を放置した場合、卵巣が腫れたり、骨盤内に炎症が起こり将来的に不妊症に発展してしまうこともあります。妊娠を希望している方は速やかに病院を受診しましょう。
また、レベル診断が「中」の方であっても、日常生活を送るのがつらいと感じる場合には、我慢せずに婦人科を受診しましょう。つらさの感じ方は人それぞれです。我慢し過ぎず、早めに婦人科で相談してみることで、心も体も少し軽くなるかもしれません。
生理痛の重さレベル関係なく早めの対処を
みなさんの生理痛の重さレベルはどうでしたか?
今は重さレベルが「低」の方でも、女性の身体はライフイベントを経て変化していきます。将来的に「中」や「高」になることも少なくありません。
今が「中」の方も、放置しておくことが一番危険ですので、速やかな対処を心がけましょう。
早めに病院を受診して、対処や対策をしておくことで生理痛の悩みから解放される可能性があります。
まずは、医師に相談することから始めてみましょう。
オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、生理痛軽減の効果も期待できる低用量ピルが初月ピル代0円※で、試すことができます。
低用量ピルを始めてみたいけど、対面での診療は緊張するといった方は、メデリピルであれば診療予約から処方までオンライン上で完結するため、自宅にいながら生理痛について医師に相談することができます。
まずは、公式LINEから診療予約をして、医師に相談してみてくださいね。
※別途送料550円(税込)がかかります
※低用量ピルは、3シート目お受け取りまでは解約不可となります
ピルをはじめるならメデリピル

産婦人科医が100%診療
専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。
再診料がずっと無料だから何度でも医師に相談できる
ピル飲み始めの不安や疑問、副作用などについて気軽に相談できます。
副作用について心配な方は副作用緩和薬も同時に処方可能です。希望する場合は診療時に医師へお伝えください。
低用量ピルなら初月ピル代無料
低用量ピルの定期便プランなら5種類のピルが初月無料※対象!
まずは試してみたい方にもおすすめです。
※低用量ピルは、3シート目お受け取りまで解約は不可となります(種類変更はいつでも可能です)
月経移動ピル・アフターピルなら送料無料
生理日を移動する際の中用量ピルや、アフターピルは送料無料!
また、低用量ピルと同時処方で診療代も無料になります。
最短当日発送だから、お薬をすぐに服用したい方も利用しやすい◎
東京23区内にお住まいであれば「当日お届けプラン」※もお選びいただけます。
希望する方は診療時に医師へお伝えください。
※別途送料3,850円(税込)、診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります
※お住まいの地域によってはお届けまでに数日かかる場合があります
予約から診療までオンラインで完結
公式LINEから24時間いつでも診療予約OK!スマホから診療・処方後は自宅までピルをお届けするため、忙しい方にもおすすめです。
※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います
※医師の診療は必須となり、薬が処方された場合に発送いたします
監修者
ページトップへ
予約に進む

