アフターピルは50代でも飲める?知っておきたいピルと年齢の関係性について

年齢が上がると妊娠しづらくなるというイメージがありますが、50代であっても閉経するまでは少なからず妊娠する可能性は0ではありません。何歳であっても、アフターピルは飲んで大丈夫なのでしょうか?今回の記事では、50代でもアフターピルを飲めるのかどうか、また、ピルと年齢の関係性についても解説していきます。

アフターピルとは

アフターピルとは、避妊に失敗した際に服用する緊急避妊薬です。避妊失敗後に飲むことで、望まない妊娠を防ぐことができます。アフターピルでひとつであるノルレボ錠(レボノルゲストレル錠含む)の避妊率は、避妊に失敗してから24時間以内に飲んだ場合95%、48時間以内に飲んだ場合90%、72時間以内に飲めば85%とされており、できるだけ早いタイミングで飲んだ方が避妊率は高くなります。

ピルの副作用としての血栓症

ピルには、重大な副作用として血栓症があります。これは、ピルに含まれているエストロゲンという卵胞ホルモンに血液凝固作用があるためです。年齢が上がるにつれて血栓症リスクは高まるほか、肥満や高血圧などもリスクを増加させる要因になるとされています。

アフターピルは50代でも飲める?

WHOのガイドラインによれば、ピルを服用できるのは閉経していない49歳までの女性です。50歳でまだ閉経していないとしても、加齢とともに心血管系疾患やピルの副作用である血栓症のリスクが高まるため、50代になったらピルの投与を控えることが望ましいとされています。ただし、ピルを飲めるかどうかは、状況によって変わる可能性があるため、必ず医師の判断を仰ぐようにしてください。

ピルと年齢の関係性って?

アフターピルに限らず、ピルには年齢による一定の服用制限があります。心血管系疾患のリスクを高める要素(肥満・高血圧・糖尿病など)のない方であれば、40代になっても慎重投与という形で服用可能とされますが、これらのリスクを高める要素を持っている方の場合は、40歳未満までは慎重投与、40歳以上からは服用禁止となります。

喫煙者の場合は35歳で服用禁止になる

喫煙者の場合、非喫煙者に比べて心血管系疾患などのリスクが高いため、35歳でピルの服用が禁止となり、35歳未満では慎重投与となります。ただし、禁煙をすることで服用を続けることができる場合もあります。ピルの服用継続を希望する方は、医師と相談しながら禁煙も検討してみましょう。

中高生でも服用できる

年齢の低い中学生・高校生であっても、初経が来ていればピルを服用することができます。未成年の場合は処方時に親の同伴などが必要な場合もあるため、事前に病院のHPに記載がないか確認したり、病院に電話で問い合わせてみたりするのがおすすめです。

年齢以外で気を付けたいのは?

年齢以外に、アフターピルを服用する上で注意しておきたい条件はあるのでしょうか?国のガイドラインによれば、アフターピルを投与してはいけないとされているのは以下のような方です。

アフターピル成分に過敏症がある

過去に、アフターピルの成分に対して過敏症が起きたことがある場合は、アフターピルの服用によって再び過敏症が見られる可能性があります。

重篤な肝障害がある

代謝機能が低下しており、肝臓への負担が大きくなるため、アフターピルを飲むことによって肝障害の症状が悪化してしまう可能性があります。

妊娠している

アフターピルには、これから起きる妊娠を防ぐ効果はありますが、すでに成立した妊娠に対しては有効性を期待できません。

50代におすすめな避妊方法は?

50代になると閉経を迎える方も多いですが、その時期は人により異なります。50代では心血管系疾患や血栓症のリスクが増加するため、以下でピル以外の閉経までの避妊方法をいくつか紹介します。

コンドーム

最も一般的で手軽に行うことができる避妊方法です。ただし、コンドームの避妊率は85%ほどで、性交渉中にコンドームが破れたり外れたりする可能性もあるため、取り扱いには注意が必要です。また、性感染症の予防にもなります。

ミレーナ

子宮内に直接装着する避妊具です。一度装着すると、避妊効果が約5年間継続します。ミレーナは血液凝固作用のあるエストロゲン(卵胞ホルモン)を含まず、黄体ホルモンのみを含むため、血栓症リスクが高くてピルを服用できない40代〜の方でも装着することができます。※ただし、副作用として不正出血や下腹部痛などが見られる可能性があるため注意しましょう。
※ミレーナの適応は医師の判断になります。

ミニピル

ミニピルは通常の低用量ピルとは異なり、血液凝固作用のあるエストロゲン(卵胞ホルモン)を含まず、黄体ホルモンのみを含んでいます。そのため、血栓症リスクから低用量ピルを服用できなくなった方でも服用可能なピルだと言えます。正しく服用すれば低用量ピルを同程度の避妊効果がありますが、含まれているホルモン量が少ないため不正出血が起こりやすい点に注意が必要です。

※オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、ミニピルの取り扱いはありません。

まとめ

今回は、50代でもアフターピルを飲めるのかについて解説しました。年齢が上がるほど血栓症リスクが高くなるため、原則として閉経前の49歳までの方しかピルが服用できないとされています。ただしピルを服用できるかどうかは、喫煙や持病の有無などによっても異なるため、必ず医師の指示に従ってください。また、40歳以上の血栓症リスクが高い年齢であっても、コンドームやミレーナなど他の避妊方法があります。不安な場合には医師とも相談しながら、年齢に合わせた避妊方法を選択するようにしましょう。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

アフターピルは更年期に飲んでいい?40代以降にピルを服用するメリット・デメリットを解説

アフターピルは、更年期にも服用可能です。しかし、50歳を超える方や40歳以上で心血管障害の発症リスクが高い方は服用ができません。40代以降にピルを服用する場合はメリットとデメリットの両方をしっかり理解しておくことが大切です。

アフターピルは更年期に服用できる?

更年期にさしかかると、ホットフラッシュと呼ばれる更年期に現れるほてりやのぼせの症状など身体の変化を感じる人も増えてきます。これまでとは体調が変化する更年期にもアフターピルを服用して問題がないのか、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アフターピルとは

アフターピルは望まない妊娠を防ぐために、性交渉後に服用する緊急避妊薬です。アフターピルには多量の黄体ホルモンが含まれており、排卵を抑制する効果や受精卵の着床を防ぐ効果が期待できます。性交渉の後、72時間以内の服用が推奨されており、早めに服用すればするほど高い確率で妊娠を回避できるとされています。

更年期とは

更年期とは、閉経の前後5年間ほどの時期を指します。一般的には40代後半から50代前半くらいまでの10年間を更年期と言います。
女性は、卵巣からエストロゲンとプロゲステロンが分泌されますが、更年期になると卵巣機能が低下するため、エストロゲンの分泌量が大きく減少します。エストロゲンは身体の健康維持に関わるさまざまな役割を果たしているため、急激なエストロゲンの減少によって心や身体の不調が生じることがあり、この症状を更年期障害と呼びます。

アフターピルを含めたピル全般が服用できるのは閉経まで

アフターピルを服用できるのは、初経から閉経していない49歳までとされています。また、アフターピルだけでなく、全てのピルは閉経後に服用することはできません。ピルには血栓症の発症リスクを高める恐れがあり、閉経後にピルを服用すると静脈血栓塞栓症などの病気を招くリスクが高くなるのです。
また、閉経前の女性であっても持病や生活習慣によっては、ピルを服用できない場合もあります。

ピルが服用できない人とは?

まず、閉経していない場合であっても50歳を超えている方は、ピルを服用できません。
また、40歳以上になると心筋梗塞などの心血管系の病気の発症リスクが高まります。そのため、40歳以上でまだ閉経を迎えていない方でも、心血管障害のリスクが高い方は、ピルの服用はできません。具体的には、BMIが30を超えている人や高血圧、高脂血症、糖尿病などの持病がある人、習慣流産の経験がある人などです。
年齢だけでなく、喫煙の習慣も心血管系障害の発症リスクを高めるものです。そのため、35歳以上で1日あたり15本以上の喫煙をする習慣がある人は、原則としてピルの服用が認められません。

更年期にピルを服用するメリット・デメリット

更年期でも年齢や持病などの条件に問題がなければ、ピルを服用することができ、服用によるメリットを得られます。しかしながら、更年期を迎える時期である40歳以上の方がピルを服用する際には注意しなければならない点があるのも事実です。
ピルの服用を希望する場合は、更年期にピルを服用するメリットとデメリットを十分に理解したうえで、医師とも相談し、ピルを服用するかどうかの判断をするようにしましょう。

メリット

更年期でも、アフターピルを服用すれば望まない妊娠を回避できます。加えて、低用量ピルを更年期に服用すると次のようなメリットを得られます。

・生理周期の調整ができる
・月経困難症やPMSの症状を緩和できる
・子宮内膜症を改善できる
・卵巣癌や子宮体癌、大腸癌の発症リスクを低減できる
・関節リウマチの発症リスクを低減できる

デメリット

ピルの服用は、血栓症の発症リスクをわずかに高めます。しかし、40歳を超えるとピルの服用の有無に関わらず心血管系障害の発症リスクは高まるものです。
そのため、更年期にピルを服用すると、心筋梗塞や脳卒中、脳梗塞、静脈血栓塞栓症などのリスクをさらに高めてしまう恐れがあります。

ピルは更年期障害の治療にはならない

エストロゲンの減少によって更年期障害が起きるのであれば、エストロゲンを含むピルの服用で更年期障害の症状を緩和できるのではと思う方もいるかもしれません。しかし、ピルの服用は更年期障害の治療には適していません。

症状の緩和が期待できることも

ピルの服用で、顔や上半身がほてる、汗をかきやすい、手足が冷えるといった血管運動神経系の症状の緩和が期待できるケースもあります。
しかし、ピルは更年期障害の治療に必要な量の4〜5倍程度のエストロゲンが含まれており、更年期症状の緩和のためにピルを服用すると血栓症のリスクを高めてしまいます。

更年期障害には適切な治療を

更年期障害の治療には、エストロゲンとプロゲステロンを薬によって補う、ホルモン補充療法(HRT)が用いられます。含まれるエストロゲンの量が低いため、ピルと比較し、血栓症の発症リスクを高めずに治療を進めることができます。

ピルとホルモン補充療法の違い

ピルは、経口避妊薬として開発された薬であり、排卵を抑制するためには一定量以上のエストロゲンを含有する必要があります。しかし、更年期の症状の緩和のために必要なホルモンは少量です。そのため、ホルモン補充療法で使用するエストロゲンの量はピルに比べて、非常に低くなっています。
ピルもホルモン補充療法も、どちらもエストロゲンを身体に入れるものですが、含有量が違うため、ピルの服用ができない年齢であってもホルモン補充療法による更年期障害の治療が可能なのです。

更年期にさしかかってきた際、ピルの代わりになるものとは?

更年期が近づけば、ピルの服用を見直さなければならなくなりますが、ピルを服用してきた方にとってはピルの休止を不安に感じることもあるでしょう。ピルの服用が難しくなったときには、ピルの代用として次のようなものを利用することができます。

子宮内避妊器具(IUD)

避妊目的でピルを服用している場合は、子宮の中に子宮内避妊器具(IUD)を挿入すると避妊効果を得ることができます。しかしながら、子宮頸がんや性器出血などが見られる場合は、使用できない場合もあります。

漢方薬

月経困難症やPMSの改善目的でピルを服用している方は、漢方薬の服用を検討してみると良いでしょう。ピルと異なり、即効性はありませんが体質を改善することで、生理前後の不快な症状を緩和できる可能性があります。

黄体ホルモン製剤

エストロゲンではなく、黄体ホルモンであるプロゲステロンのみを配合した薬剤です。血栓症のリスクを高めるエストロゲンが含まれていないものの排卵の抑制効果があるため、更年期の女性の月経困難症やPMSの改善効果を期待できます。

更年期が終わりにさしかかってきた際、ピル服用中に閉経を確認するには?

低用量ピル服用中は生理時の出血が少ないため、閉経したのかどうか確認できないのではと不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

ピル服用中の閉経確認はできない

ピルを服用していると、子宮内膜が剥がれ落ちる消退出血が起きます。消退出血は閉経後であっても発生するため、ピル服用中に閉経したかどうかを判断することはできません。

閉経確認にはピルの服用中止が必要

閉経を迎えたかどうかを確認するためには、医療機関で血液検査を受ける必要があります。
卵胞刺激ホルモン(FSH)値 40mIU/mL以上かつエストラジオール(E2)値 20pg/mL以下を目安として、閉経していると判断されます。
検査を受ける前にはピルの休止が必要ですが、検査によって閉経が確認されれば、そのままピルの服用を中止する必要があります。

更年期のアフターピルやピルの服用には注意が必要

更年期のアフターピルをはじめとしたピルの服用には注意が必要です。ピルには血栓症の発症リスクを高める恐れがありますが、40歳を超えると、ピルの服用に関わらず心血管疾患のリスクが高まります。そのため、閉経以降はピルの服用はできません。
また、ピルの服用によって更年期障害の症状が緩和される場合もありますが、更年期障害の治療にはピルは適していません。更年期の症状を感じ始めたら医師に相談し、ホルモン療法など適切な治療を受けるようにしましょう。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

ピルで卵巣癌(卵巣がん)が予防できる!ピルでリスクが下がるガンとは?

低用量ピルには排卵を抑制する作用があるため、卵巣癌を予防する効果があります。また、長期的に服用するほど予防効果が高くなることが分かっており、さらに、ピルの服用が子宮体癌や大腸癌の罹患リスクも低減させることも分かっています。

ピルで卵巣癌(卵巣がん)が予防できるって本当?

卵巣は骨盤の中にあり、卵巣癌は発見が難しい癌として知られていますが、低用量ピルの服用は、卵巣癌の発症リスクを低下させる効果があることが分かっています。なぜ、ピルで卵巣癌の予防ができるのでしょうか。

卵巣癌とは

卵巣癌は発見が難しい癌です。そのため、卵巣に癌が見つかった時点ですでに進行していることが多く、生存率も高くはありません。また、日本では卵巣癌に罹患する人が年々増加している傾向にあります。
卵巣癌の主な原因は2つあると考えられています。排卵時に卵細胞は卵巣の表面を破り、卵管の中に入っていきます。このときに形成される卵巣の傷の修復過程で、癌が発生すると考えられています。

また、もう1つの原因は、チョコレート嚢胞が癌化するというものです。チョコレート嚢胞とは、本来は子宮の内側にあるべき子宮内膜が卵巣内に付着し、生理のときに卵巣内で生理のような出血を起こす病気です。チョコレート嚢胞は、出血した古い血液が卵巣内に溜まって卵巣が肥大した状態であり、この状態が長く続くと癌化することが分かっています。

排卵と卵巣癌の関係

排卵によって破れた卵巣に卵管の細胞が付着すること、排卵後に起きる生理によって卵巣内の子宮内膜が出血を繰り返すことで発生するチョコレート嚢胞が卵巣癌の原因として考えられています。つまり、排卵が卵巣癌の発症に大きく関係していると考えられるのです。
卵巣癌の罹患率の高まりの原因の1つに、少子化が関係していると言われています。なぜなら、妊娠中と授乳期間中の約2年間は排卵が起きないからです。一生の間に産む子供の数が多ければ排卵の回数も少なくなるため、かつては卵巣癌の発症リスクも低かったと考えられています。また、チョコレート嚢胞の癌化の確率は、閉経前後から高まることも分かっており、平均寿命の延びも卵巣癌の発症率の高まりに関係していると推測されています。

ピルが卵巣癌(卵巣がん)発症のリスクを下げる理由

月経困難症の症状改善のために処方される低用量ピルには、卵巣から分泌されるホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが含まれています。ピルによって微量のエストロゲンとプロゲステロンが身体に入ると、脳はホルモンが分泌されている状態であると判断し、卵巣に女性ホルモンの分泌を停止させる指示を出します。すると、女性ホルモンが分泌されないため、排卵が止まります。排卵が起こらなければ卵巣が破れることも、チョコレート嚢胞が発達する事もないため、卵巣癌の発症リスクを抑えられるのです。

ピルの早期服用が卵巣癌予防のカギ?

アメリカでは、低用量ピルを長期にわたって服用していた女性は、卵巣癌の罹患率が明らかに低いことが分かっています。低用量ピルの服用を続けていれば、出産経験が多い女性のように排卵の回数が減るため、卵巣癌のリスクが減ると考えられるのです。
年齢を重ねれば重ねるほど排卵回数も増加します。したがって、ピルの早期服用が卵巣癌予防のカギになると考えられています。

ピルの卵巣癌への作用

ピルは卵巣癌の予防に効果を発揮すると考えられています。しかしながら、卵巣癌の予防効果について理解はしていても、中にはピルの副作用が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、低用量ピルには血栓を作りやすくするという副作用があります。しかし、命にかかわるような副作用が発生する確率は10万分の1程度だと言われています。国立がん研究センターが公表しているデータによると、卵巣癌の罹患率は人口10万人あたり20.7例であり、死亡率も人口10万人あたり7.7人です。この数を見れば、ピルの服用によって生じる副作用よりも服用によって得られるメリットの方が大きくなることがわかります。

参照:がん種別統計情報 卵巣

ピルで卵巣癌(卵巣がん)の予防が期待できる

ご説明してきたように、若い頃からのピルの服用は、卵巣癌の予防につながると期待されています。日本では、卵巣癌の罹患率が高まっているとご紹介しましたが、実は、日本以外の先進国では、卵巣癌に罹患する女性は減少傾向にあります。なぜ、他の国とは反対に日本では卵巣癌に苦しむ女性が増えているのでしょうか。

日本人の卵巣癌が多い理由

日本人の卵巣癌が増えている原因には、ピルの普及率の低さが関係していると考えられています。卵巣癌の発症には排卵が関係しているのは前述のとおりですが、ピルを服用していれば、排卵を抑制するために卵巣癌の罹患率は低下します。
しかし、少子化が進む日本では女性が一生に出産する子供の数は減っているにも関わらず、ピルの普及が進んでいないために、他の先進国に比べて卵巣癌の発症率が増加しているのです。

ピルで卵巣がんを予防する

出産の回数が減れば、排卵の回数が増えるため、卵巣癌の発症リスクは高まります。排卵の回数を抑えるために出産回数を増やすことは難しいですが、低用量ピルの服用はそれほど難しいことではないはずです。
ピルは、避妊効果だけでなく、月経困難症を改善したり、卵巣癌を予防したりする効果も期待できる薬です。今後、ピルについての理解が浸透し、ピルの普及が進めば、卵巣癌に悩む日本人女性を減らすことができるはずです。

卵巣癌(卵巣がん)だけじゃない!ピルの服用でリスクが下がるガン

実は、ピルの服用は卵巣癌だけの発症リスクを低減させるだけではありません。ピルの服用が発症率に影響する癌には次のようなものがあります。

子宮体癌(子宮体がん)

ピルは、子宮体癌の発症リスクと死亡率を低下させると言われています。ピルの服用期間が長いほど、子宮体癌の発症リスクが低下するとした研究報告やピルの服用を中止した後も、長期にわたって子宮体癌の予防効果が持続するという報告もされています。

大腸癌(大腸がん)

ピルは大腸癌の発症リスクも低下させるという報告がなされています。しかしながら、未だピルの使用期間との関係性などははっきりとはしていません。

乳癌(乳がん)へのリスク

ピルの服用が乳癌に与える影響については、発症リスクを高めるという報告と低下させるという報告の両方があります。ピルの種類によっては発症リスクの変動が認められないという発表もあるため、ピルと乳癌の関係についてはまだ十分なデータが蓄積されていないと言えます。

若い頃からのピルの服用が卵巣癌リスクを下げる

卵巣癌は、早期発見が難しい癌であり、死亡率の高い癌でもあります。卵巣癌の発症には排卵が関係していると考えられており、排卵回数が多いほど卵巣癌の発症リスクは高まります。そのため、少子化が進む日本では、女性が生涯のうちに出産する子どもの数が減っているために排卵の回数が増え、卵巣癌の罹患率が高まっているのです。
しかしながら、日本以外の先進国では卵巣癌の罹患率は低下しています。日本の卵巣癌の罹患率の高さは、ピルの普及率の低さに関係していると考えられています。
ピルは排卵を抑制するため、長期のピルの服用は卵巣癌の発症リスクを低下させる効果があります。日本でもピルの正しい理解が進み、早い段階からピルを服用する女性が増加すれば、卵巣癌を予防できるのではと期待されています。

ピルをはじめるならメデリピル

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

ピルを飲むには血液検査が必要?血液検査が大事な理由や病院での流れを説明

ピル服用中は、定期的に血液検査を受けることが必要です。この記事では、なぜ血液検査が重要なのか、検査によって何がわかるのか、他に受けるべき検査はあるか、などの疑問を解消していきます。安全にピルを服用を行うために、必要な検査についてしっかりと確認しておきましょう。

ピルを服用するには

ピルは、誰でも服用できる薬ではありません。
以下のような禁忌事項に当てはまる場合は、処方が不可となります。

・50歳以上もしくは閉経後
・肥満(BMI35以上)
・35歳以上で1日15本以上たばこを吸う
・妊娠中や授乳中、または分娩後1か月以内
・過去に自身や家族が血栓症になったことがある
・高血圧(収縮期血圧160mmHg以上、拡張期血圧100mmHg以上)
・乳がん患者
・血管病変を伴う糖尿病患者
・前兆を伴う片頭痛患者
・重篤な肝障害患者

また、以下のような事項に当てはまる場合は、慎重投与となります。

・40歳以上
・肥満(BMI30以上)
・たばこを吸う習慣がある
・家族が乳がんになったことがある
・軽度の高血圧

ピルの服用中は血液検査が必要?

これからピルの服用を希望する場合や、現在ピルを服用中の場合は、定期的な血液検査が必要となります。なぜこの血液検査が重要かというと、ピルの副作用の一つに血栓症があるためです。ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンには血液凝固作用があるため、ピルを飲んでいる人は飲んでいない人に比べてわずかに血栓症の発症リスクが増加するとされています。少量の血栓ができた場合は症状が出ず、血液検査にのみ反応するということもあります。血液検査をすることで、血栓を早期発見し、その後の適切な治療へつなげることができます。

血液検査では何を見るの?

血液検査では、Dダイマーという物質の数値を指標に血栓症リスクを判断します。Dダイマーというのは、体内で血栓が溶かされたときに生じる物質です。このDダイマーの数値が高いと、それだけたくさん血栓が溶かされたということになるため、体内に多くの血栓ができている可能性が考えられます。

血栓症とは

ここで一度、ピルの副作用である血栓症について説明します。
血栓症というのは、血の塊である血栓が体内にできることによって、様々な症状が生じることです。血栓症の初期症状には、以下のようなものがあります。

・激しい頭痛
・手足の痺れ
・ふくらはぎの腫れやむくみ
・息苦しさや激しい胸の痛み
・舌のもつれ、視覚の変化

上記のような症状が見られた場合、ピルの服用を一度中止して循環器内科を受診しましょう。なお、痛みがあまりに強くて苦しかったり、突然皮膚の変色が見られたりした場合は、迷わず救急車を呼ぶようにしてください。

ピル服用後に定期的に必要な検査

ピルの服用中は、安全に服用を継続するために定期検査を受けるようにしましょう。以下で、定期的に受けた方が良い検査をいくつか紹介します。

血液検査

体内に血栓や肝臓障害、高脂血症がないかを確認します。血栓症の早期発見につながるほか、肝臓障害があった場合は血栓症リスクが高まることからピルの服用を中止することがあります。検査は産婦人科や内科で、半年〜1年に一回受けるようにしましょう。

乳がん検診

ピルを飲むと、乳がんの発症リスクがわずかに上がるとされています。ピルの種類によっては特に影響がないとされることもありますが、産婦人科で1年に1回は検診を受けておくと安心です。

子宮頸がん検診

子宮頸がんはHPVというウイルス感染が原因です。ピルを飲むと、子宮頸がんの発症リスクがわずかに上がるとされています。こちらも産婦人科で1年に1回検診を受けておきましょう。

性感染症検査

ピルには避妊効果はありますが、性感染症の予防効果はありません。気付かぬうちに感染している可能性もあるため、産婦人科で半年に1回受けるようにしましょう。

血栓症の危険性がある場合の避妊方法はある?

血液検査を行って血栓症リスクがあると判定された場合、ピルの服用ができなくなることがあります。そのような場合に行うべき避妊方法について、以下で紹介します。

黄体ホルモン(プロゲステロン)のみ配合の薬を服用する

ピルの副作用に血栓症があるのは、ピルに含まれる卵胞ホルモン(エストロゲン)に血液凝固作用があるためです。そのため、血栓症リスクが高い方であっても、黄体ホルモン(プロゲステロン)のみを含むホルモン製剤であれば服用可能とされています。このようなプロゲステロンのみを含むホルモン製剤はミニピルと呼ばれ、低用量ピルと同じように避妊効果があります。ただし、飲み始めの頃に不正出血が見られることがあるため、注意が必要です。

※オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルでは、ミニピルの取り扱いはありません。

コンドームを使用する

手軽にできる、最も一般的な避妊方法です。男性側の同意が必要不可欠であるため、ピルを服用できない旨をパートナーにしっかりと説明し、2人で協力して避妊を行うようにしましょう。ただし正しく使用しない場合は妊娠の可能性が高まるため注意しましょう。

避妊リング(ミレーナなど)を入れる

避妊リングというのは、子宮内に装着する避妊具です。費用は自費負担の場合4万円程度、保険適用の場合1万円程度が相場です。一度装着すると約5年間避妊効果が持続します。ただし、装着後最初の生理時に外れてしまうことがあるほか、装着後にわずかな出血や下腹部痛を感じることがあります。

まとめ

今回の記事では、ピルを服用する際の血液検査について解説しました。ピルを服用する以上、血栓症のリスクは避けることができません。定期的な血液検査をすることで血栓ができていないか調べることができ、もしできていた場合は治療につなげることができます。安全にピルの服用を続けるためにも、ピル服用中は血液検査やほかの定期検査を忘れずに受けるようにしましょう。

ピルをはじめるならメデリピル

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

ピルと漢方の併用はOK?PMSや月経困難症に効くのはどっち?

ピルや漢方は、PMSや月経困難症の改善に用いられます。ピルと漢方は基本的には併用できるものであり、ピルと漢方の違いを理解したうえで併用をすれば、PMSや月経困難症の辛い症状を効果的に改善できる可能性があります。

ピルと漢方を一緒に飲んでも大丈夫?

結論からいうと、ピルと漢方の併用は基本的には問題ありません。特にPMSや月経困難症の重い症状に悩んでいる方の場合は、低用量ピルと漢方薬を併用すると辛い症状を緩和できる可能性があります。ただし、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含む漢方薬の場合は、ピルの効果が弱まる恐れがあります。漢方薬と併用する場合には、セントジョーンズワートが含まれていないかどうかを確認するようにしましょう。
また、低用量のピルは、漢方だけでなくほとんどの市販薬と併用しても問題ないとされています。しかしながら、市販薬ではなく、病院で処方される薬の中にはピルとの併用を避けなければならないものもあります。ピルを服用している場合に処方薬の服用が必要になる場合には、ピルを服用している旨を必ず医師に伝えるようにしましょう。

ピルと併用する際に注意が必要な薬

ピルとの併用時に注意が必要となる薬には次のようなものがあります。ピルの服用と同時に次のような薬を飲む場合には、事前に医師や薬剤師に相談をしましょう。

ピルの効果を弱める恐れのある薬

ピルとの併用で、ピルの効果を弱めてしまう恐れがある薬は次のようなものです。

・抗生物質(テトラサイクリン系、ペニシリン系)
・抗てんかん薬
・睡眠障害治療薬、精神刺激薬(モダフィニル)
・肺高血圧薬(ボセンタン)
・抗結核薬(リファンピシン、リファブチン)
・抗HIV治療薬(非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬、HIVプロテアーゼ阻害薬)

ピルの効果を増強させる恐れのある薬

ピルとの併用で、ピルの効果を強め、副作用のリスクを高める恐れがある薬は次のようなものです。

・解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
・抗真菌薬(フルコナゾール、ボリコナゾール、イトラコナゾール)

ピルによって効果が弱まる恐れがある薬

次の薬は、ピルとの併用によって、効果が弱まる恐れがあります。

・血糖降下薬
・モルヒネ
・解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
・子宮内膜症治療薬(Gn-RH誘導体)
・抗菌薬(スルホンアミド系)
・抗てんかん薬

ピルによって効果が増強する恐れがある薬

ピルとの併用によって、次の薬は効果が増強する恐れがあります。

・抗うつ薬
・副腎皮質ホルモン(ステロイド)
・気管支拡張剤(テオフィリン)
・免疫抑制剤(シクロスポリン)
・胃酸分泌抑制薬(オメプラゾール)
・パーキンソン病治療薬(セレギリン塩酸塩)

ピルと漢方、おすすめはどっち?

ピルも漢方も、PMSや月経困難症の症状緩和の効果を期待できる薬です。そのため、辛い症状に悩んでいる場合、より効果が期待できる方を選びたいと思われるのではないでしょうか。
まず、ピルとは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが配合された薬であり、ピルは症状の原因に直接働きかけ、比較的早く効果を得られるという特徴があります。一方、漢方は一定期間服用し、体質を変えていくことでPMSや月経困難症の改善を目指すものです。そのため、ピルに比べると効果が得られるまでには時間が必要になります。
しかし、ピルと漢方薬のどちらが良いかという答えを一概に出すことはできません。なぜなら、ピルも漢方も副作用のリスクがないわけではなく、ピルと漢方のどちらがPMSや月経困難症の改善に適しているのかは、体質によって変わってくるからです。
PMSや月経困難症にお悩みの場合は、まずは医師の診療を受け、どのような対処法が適しているのか相談することから始めましょう。

ピルだけじゃない!漢方でも緩和できる生理の不調

PMSや月経困難症など、生理にまつわる不調は、女性ホルモンの乱れが一因になっていると考えられています。ピルの服用でもこれらの症状の緩和が期待できますが、漢方では体質を改善し、根本からトラブルの改善を目指します。

PMS(月経前症候群)

PMSとは、生理が始まる前に起こる精神的・肉体的な不調を指します。PMSには頭痛や腹痛、だるさなどの身体の不調やイライラや不安、集中力の低下など、さまざまな症状があり、人によって症状の出方は変わります。そのため、特定の症状を緩和するのではなく、気・血・水のバランスを整え、ゆっくりと体質を改善していく漢方の服用は、PMSの症状の緩和に期待ができます。

月経困難症

月経困難症は、生理の時に起きる下腹部痛や腰痛、頭痛、腹部膨満感などの症状を指します。中医学では、月経困難症は血が滞る血行不良の状態が関係すると考えられています。そのため、血の巡りを良くする漢方を服用すると、体質の改善によって生理中の不快な症状の緩和を期待できます。

ピルと併用OK!PMSや月経困難症におすすめの漢方

ピルと漢方は、併用が可能です。そのため、低用量ピルでつらい症状を抑え、漢方によって長期的に体質改善を目指すという対処法を選択することもできます。
PMSや月経困難症の改善に効果が期待できる漢方薬には次のようなものがあります。

加味逍遙散(カミショウヨウサン)

ホルモンバランスの乱れに伴って生じるイライラや不安などの精神的症状の緩和が見込めます。冷え性や肩こり、のぼせなどの改善効果も期待できます。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

体力がなく、疲れやすい、貧血傾向が見られる女性に処方されることが多い漢方です。血を補い、水を巡らせることで、めまいや冷え性、むくみなどの症状を緩和させます。

抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)

イライラや不安などの症状の緩和が期待できる漢方です。自律神経を整えながら血を補い、身体全体に気と血を巡らせます。胃腸の働きを整える効果もあるため、胃腸が弱い方でも服用しやすい漢方です。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

比較的体力があるものの、月経困難症やPMSなどの症状に悩む人に適した漢方です。血行を高め、手足は冷えるものの顔はのぼせるといった症状や肩こり、肌荒れなどの症状を改善する効果を期待できます。

桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

のぼせやすく、便秘気味の人に適した漢方です。腹痛や頭痛、精神的な不安など、生理前後の不快な症状を緩和させる効果を期待できます。

苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)

立ち眩みやめまい、頭痛などに効果を期待できる漢方です。PMSの症状としてめまいを伴う場合に用いられることが多くなります。

補中益気湯(ホチュウエッキトウ)

体力がなく、胃腸の働きが衰えている場合に処方されることが多くなります。PMSによる身体のだるさや眠気が強く出る場合などに効果的です。

ピルと漢方を上手に併用してPMSや月経困難症を改善しましょう

ピルと漢方は、多くの場合、併用しても問題はありません。また、ピルは比較的早く効果を得やすい薬であるのに対し、漢方は一定期間、服用を続けなければ効果を発揮せず、即効性は期待できないといった違いがあります。
PMSや月経困難症は、ピルや漢方薬で症状を和らげられるものであり、1人で我慢する必要はありません。PMSや月経困難症の症状に悩んでいる場合は、ピルと漢方の併用も含め、医師に相談をしてみてはいかがでしょうか。

ピルをはじめるならメデリピル

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

アフターピルと下剤は併用しても大丈夫?ピル服用後すぐに下痢をしてしまった時の対処法について

アフターピル服用後に便秘になった場合、下剤を服用しても良いのでしょうか?ピルの成分が吸収されずに排出されてしまいそうで不安ですよね。今回の記事では、アフターピルと下剤を併用できるのかどうか、また、アフターピル服用後に下痢や嘔吐をした場合の対処法について解説していきます。

アフターピルが原因で下痢や便秘になる?

アフターピルにはいくつか副作用があり、その中には下痢と便秘も含まれています。これは、アフターピルを服用することでホルモンバランスが急激に変化し、それによってお腹がゆるくなること、腸の動きがにぶくなることなどが原因だと考えられています。

アフターピル服用後に下剤を飲んでも大丈夫?

アフターピル服用後に便秘になった場合、下剤の服用を検討するかもしれません。下剤を服用すると、便の水分量が増え、下痢になることがあります。アフターピル服用直後に下痢をしてしまうと、ピルの成分が体外へ排出されてしまう可能性があります。ピル成分の吸収には約2時間かかるとされているため、即効性のある下剤を使いたい場合は、余裕を持ってアフターピル服用後3時間ほど経過してから下剤を服用するようにしましょう。

アフターピル服用後に下痢をしたら?

アフターピルは胃や小腸で吸収されるため、アフターピル服用後に下痢の症状が出てしまっても問題はないとも言われていますが、服用後3時間以内に下痢をした場合は、アフターピルの成分がわずかに体外へ排出される可能性も考えられます。きちんと避妊効果を得られているか不安な場合はアフターピルを処方をしてもらった医師に相談してみましょう。なお、水っぽい下痢が出た場合は体内が脱水状態になっているため、しっかり水分補給をするようにしましょう。

便秘の時におすすめの飲食物

アフターピルを飲んで便秘気味になった時、できれば下剤を使わず症状を改善したいですよね。ここでは、便秘に効く飲食物をいくつか紹介します。

水・白湯

主な便秘の原因は、体内の水分が足りないことにあるとされています。意識的に水分を摂ることで、便をやわらかくし流れやすくすることができます。

良質な油

オリーブオイルやアマニ油などは不飽和脂肪酸と呼ばれ、便のすべりを良くしてくれる効果があります。逆に、バターやラードなどは飽和脂肪酸と呼ばれ、便秘の原因になるため注意しましょう。

食物繊維が含まれた食べ物

オートミール、きのこなど食物繊維が含まれている食べ物は、水分を保持したり大腸を刺激したりして便通を良くしてくれる効果があります。中でも水溶性食物繊維には水分を保持する効果が、不溶性食物繊維には大腸を刺激する効果があるため、両方の食物繊維をバランスよく摂れるよう心がけてみましょう。

アフターピル服用後の嘔吐にも注意

アフターピル服用後は、下痢のほかに嘔吐にも注意が必要です。アフターピル服用後3時間以内に嘔吐した場合、ピルの成分が十分に吸収されていない可能性があります。場合によっては追加でもう1錠飲まなければいけないこともあるため、もし吐いてしまったときはアフターピルを処方してもらった医師に相談してみるようにしましょう。また、嘔吐をした場合、下痢をしたときと同じように体内が脱水状態になるため、水分補給は忘れず行うようにしてくださいね。

吐き気を抑えるためにできることは?

アフターピル服用後に嘔吐すると、ピルの成分が十分に吸収されないままになってしまいます。服用後の吐き気を抑えるために気を付けたいポイントを2つ紹介します。

服用後は安静に過ごす

アフターピルの副作用の一つに吐き気があり、それが原因で服用後に嘔吐してしまうことがあります。副作用は服用後24時間程で消失するとされているため、体調の変化を抑えるためにも、アフターピル服用後24時間は安静に過ごすように心がけましょう。

服用前後は飲酒を控える

アフターピルの服用前後にアルコールを摂取すると、吐き気が強くなる可能性があるほか、ピルの吸収にも影響が出てしまう可能性があります。アフターピル服用前後2時間は必ず飲酒を控えるようにしましょう。なお、アフターピルにかかわらず薬の服用後24時間は飲酒を避けるようにして、もし飲酒するとしても嗜む程度にとどめるのが望ましいでしょう。

まとめ

今回の記事では、アフターピルと下剤の併用について解説しました。アフターピル服用後に下痢や嘔吐をするとアフターピルの成分が体外に排出されてしまう可能性があるため注意が必要です。また、アフターピル服用後3時間以内に吐いてしまった場合は、追加服用が必要な場合もあるため、医師に相談するようにしましょう。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
まずはメデリピル公式LINEのお友達登録からはじめましょう♡

最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

ピルを飲んでもお酒は飲める?影響や注意点を解説

低用量ピルは毎日服用するお薬なので、服用中に飲酒する機会がある事は珍しくありません。「飲酒によって効果が無くなるかも…」と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、低用量ピル服用中の飲酒による影響や注意すべきことを解説します。

低用量ピルの服用中でも飲酒はOK

低用量ピルを服用中の飲酒は、直接的にピルの効果を弱めることはなく、基本的には問題はありません。しかし、飲酒の時間や量に注意しないと、ピルの効果に影響が出る可能性があります。

中用量ピルは副作用に注意

中用量ピルは低用量ピルに比べてホルモンの配合量が多いため、副作用が出やすいとされています。
中用量ピルの主な副作用は吐き気や頭痛とされていますが、ひとつ注意しなければならないことがあります。
それは飲酒です。お酒を飲むことでピルが肝臓で分解されるまでに時間がかかり、中用量ピルの作用が増強して副作用がより強く出やすくなるからです。これは、低用量ピルでも同じことがいえますが、中用量ピルは低用量ピルよりも副作用が出やすいため、相まって作用が増強してしまい危険といえます。
もし、副作用の影響で吐いてしまうとピルの効果を充分に得ることができなくなることもあるため注意してください。

ピルの服用中にお酒を避けるべき時間

服用前の飲酒

低用量ピルの服用直前に飲酒すると、酔いによりピルを飲み忘れてしまう可能性があります。当日中に飲み忘れに気づいたら、気づいた時点で1錠を服用しましょう。

合わせて読みたい!関連記事

もしも飲み忘れてしまったら?低用量ピル飲み忘れ対処法について

2024.06.27

また飲酒すると、アルコールの影響で下痢や嘔吐をするリスクがあります。ピルの服用から3時間以内に下痢や嘔吐があった場合、ピルの成分が適切な形で吸収されない可能性があるため、低用量ピルを1錠分追加で服用する必要があります。 そのため、ピルの服用は、目安として飲酒終了から3時間以降に服用するようにしましょう。

服用後の飲酒

ピル服用直後に飲酒をすると、服用直前の飲酒と同様に、下痢や嘔吐をするリスクがあり、ピルの成分が適切な形で吸収されない可能性があります。ピル服用後の飲酒は、目安として服用から3時間以降にしましょう。

アフターピル服用後は2時間は飲酒を避ける

アフターピルにも低用量ピルや中用量ピルと同じように副作用があります。
特にアフターピルは多量のホルモンを体内に入れることで緊急避妊をおこなう薬なため、他のピルに比べて副作用が出やすいといえます。
なかでも、吐き気が出やすいため、服用から3時間以内に嘔吐してしまうとアフターピルの成分が吸収しきれていないことから、再度服用が必要になる可能性もあります。
緊急避妊を成功させるためにも、最低でも2時間は飲酒を控えることが必要です。
また、できる限り24時間は肝臓に負担を与えないためにも飲酒を控えて安静にしましょう。
やむ負えず飲酒する場合には量を控え目にするようにしてください。

低用量ピルの服用中の飲酒で注意すること

服用中の飲酒による直接的な影響はありません。しかし、間接的な影響がある可能性や注意点があります。

血栓症のリスク

低用量ピルの副作用である血栓症の発症リスクは、飲酒によってもリスクが高まる可能性があります。飲酒をすると、利尿作用が強まったり、アルコール分解の際に水が必要となるため、脱水状態になりやすくなります。水分が不足すると、血行が悪くなり、血栓ができやすくなるため、飲酒によって血栓症のリスクが上がることがあります。予防として、飲酒前後や飲酒中に積極的に水分補給を行いましょう。

嘔吐や下痢

前述したように、ピルの服用から3時間以内に下痢や嘔吐があった場合、ピルの成分が適切な形で吸収されない可能性があります。当日中に飲み忘れに気づいたら、気づいた時点で1錠を服用しましょう。下痢や嘔吐が続く場合は、避妊効果に影響があるため、性交渉自体を避ける、もしくは避妊具を使用するなど、他の避妊法も併用しましょう。

ピルの飲み忘れに気を付ける

低用量ピルは毎日飲み続けることで効果を発揮する薬です。しかし、お酒を飲むことで酔いが回り、ピルの飲み忘れが起きてしまうこともあります。
当日中の数時間程度の飲み遅れであれば問題ありませんが、1日飲み忘れた場合は気づいた時点で1錠飲み、その日に服用する分も通常通り服用します。
ピルは2日以上飲み忘れてしまうと、生理周期がズレるだけでなく避妊効果が下がってしまい大変危険といえますので、飲み忘れのないようにスマホのリマインダー機能を使うなどして対策をしましょう。

ピルの服用中のお酒で注意すること

基本的には、ピルの服用中に飲酒しても問題ありません。ただし、飲酒の時間や量によっては、効果を弱めたり、血栓症のリスクを上げるため、今回ご紹介した内容に気をつけてお酒を飲みましょう。

ピルをはじめるならメデリピル

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
メデリピルでは、現役の産婦人科医が診療から処方までをオンライン上で行い、自宅にピルが届くので、オンラインでも安心してピルを始めることができます。
メデリピルでは、ご自身に合ったピルを医師と相談しながら決めることができ、サービス利用期間中であれば診療代はずっと無料なので、服用中の不安なことや悩みを、いつでも医師に相談することができるサポート体制が整っています。
また、低用量ピル定期便 ※1 の場合、初月ピル代0円 ※2 で始めることができます。まずは試してみたい!という方におすすめです。

※1 3シート目受け取りまで解約不可
※2 別途送料550円

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

メデリピルについて詳しく知る
→低用量ピルの料金について詳しくはこちら

メデリピルの5つのこだわり

1ヶ月無料のお試し期間

ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、低用量ピルは初月無料でお届けします。
※医師の診療時に処方された場合、最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断していただきたいため、3シート目受け取りまでは解約は不可となります

診療担当するのは現役の産婦人科医

専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

何度でも診療・再診無料

服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

予約から診療までLINEで簡単

診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

正しい知識をお届け

ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※メデリピルは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います