ピルを飲んでもお酒は飲める?影響や注意点を解説

低用量ピルは毎日服用するお薬なので、服用中に飲酒する機会がある事は珍しくありません。「飲酒によって効果が無くなるかも…」と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、低用量ピル服用中の飲酒による影響や注意すべきことを解説します。

低用量ピルの服用中でも飲酒はOK

飲酒は、低用量ピルの効果に影響はありません。しかし、飲酒が原因でピルを飲み忘れた場合や、ピル服用後に嘔吐をしてしまうと、避妊効果が低下する可能性があるため注意が必要です。

中用量ピルは副作用に注意

中用量ピルは低用量ピルに比べてホルモンの配合量が多いため、副作用が出やすいとされています。
中用量ピルの主な副作用は吐き気や頭痛とされていますが、ひとつ注意しなければならないことがあります。
それは飲酒です。お酒を飲むことでピルが肝臓で分解されるまでに時間がかかり、中用量ピルの作用が増強して副作用がより強く出やすくなるからです。これは、低用量ピルでも同じことがいえますが、中用量ピルは低用量ピルよりも副作用が出やすいため、相まって作用が増強してしまい危険といえます。
もし、副作用の影響で吐いてしまうとピルの効果を充分に得ることができなくなることもあるため注意してください。

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ピルの服用中にお酒を避けるべき時間

服用前の飲酒

低用量ピルの服用直前に飲酒すると、酔いによりピルを飲み忘れてしまう可能性があります。当日中に飲み忘れに気づいたら、気づいた時点で1錠を服用しましょう。

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また飲酒すると、アルコールの影響で下痢や嘔吐をするリスクがあります。ピルの服用から3時間以内に下痢や嘔吐があった場合、ピルの成分が適切な形で吸収されない可能性があるため、低用量ピルを1錠分追加で服用する必要があります。 そのため、ピルの服用は、目安として飲酒終了から3時間以降に服用するようにしましょう。

服用後の飲酒

ピル服用直後に飲酒をすると、服用直前の飲酒と同様に、下痢や嘔吐をするリスクがあり、ピルの成分が適切な形で吸収されない可能性があります。ピル服用後の飲酒は、目安として服用から3時間以降にしましょう。

アフターピル服用後は2時間は飲酒を避ける

アフターピルにも低用量ピルや中用量ピルと同じように副作用があります。
特にアフターピルは多量のホルモンを体内に入れることで緊急避妊をおこなう薬なため、他のピルに比べて副作用が出やすいといえます。
なかでも、吐き気が出やすいため、服用から3時間以内に嘔吐してしまうとアフターピルの成分が吸収しきれていないことから、再度服用が必要になる可能性もあります。
緊急避妊を成功させるためにも、最低でも2時間は飲酒を控えることが必要です。
また、できる限り24時間は肝臓に負担を与えないためにも飲酒を控えて安静にしましょう。
やむ負えず飲酒する場合には量を控え目にするようにしてください。

低用量ピルの服用中の飲酒で注意すること

服用中の飲酒による直接的な影響はありません。しかし、間接的な影響がある可能性や注意点があります。

血栓症のリスク

低用量ピルの副作用である血栓症の発症リスクは、飲酒によってもリスクが高まる可能性があります。飲酒をすると、利尿作用が強まったり、アルコール分解の際に水が必要となるため、脱水状態になりやすくなります。水分が不足すると、血行が悪くなり、血栓ができやすくなるため、飲酒によって血栓症のリスクが上がることがあります。予防として、飲酒前後や飲酒中に積極的に水分補給を行いましょう。

嘔吐や下痢

前述したように、ピルの服用から3時間以内に下痢や嘔吐があった場合、ピルの成分が適切な形で吸収されない可能性があります。当日中に飲み忘れに気づいたら、気づいた時点で1錠を服用しましょう。下痢や嘔吐が続く場合は、避妊効果に影響があるため、性交渉自体を避ける、もしくは避妊具を使用するなど、他の避妊法も併用しましょう。

ピルの飲み忘れに気を付ける

低用量ピルは毎日飲み続けることで効果を発揮する薬です。しかし、お酒を飲むことで酔いが回り、ピルの飲み忘れが起きてしまうこともあります。
当日中の数時間程度の飲み遅れであれば問題ありませんが、1日飲み忘れた場合は気づいた時点で1錠飲み、その日に服用する分も通常通り服用します。
ピルは2日以上飲み忘れてしまうと、生理周期がズレるだけでなく避妊効果が下がってしまい大変危険といえますので、飲み忘れのないようにスマホのリマインダー機能を使うなどして対策をしましょう。

ピルの服用中のお酒で注意すること

ピルの服用中でも飲酒することは問題ありません。ただし、飲酒が原因で飲み忘れや嘔吐があった場合は、避妊効果が弱まってしまうことがあるので注意しましょう。

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「外出し(膣外射精)」の妊娠確率は?ゴムなしで避妊は絶対できない!正しい避妊方法と成功率をチェック

「ゴムなしでも外出しすれば大丈夫」という人もいますが、それは正しくありません。多くの場合で膣外射精では避妊効果を得ることができず、望まぬ妊娠や性感染症につながることもあります。この記事では、外出しをはじめとした誤った避妊方法を一度おさらいしてみましょう。もし当てはまるものが1つでもあった方は今すぐやめましょう。正しい避妊方法の知識をご紹介していきます。

外出し(膣外射精)の妊娠確率は?

一般的に「外出し」と呼ばれている膣外射精ですが、WHOによればその避妊率は80%ほどです。つまり、膣外射精をしても5人に1人は妊娠してしまいます。外出しを避妊方法の一つと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、コンドーム(正しく使用した場合で避妊率98%)や低用量ピル(正しく使用した場合で避妊率99.7%)に比べると、避妊率がかなり低いことがわかります。現在妊娠を望んでいない場合は、外出しではなくコンドームなどほかの方法を用いて避妊を行うことが重要になります。

「ゴムなしでも外出しで避妊できる」は間違い!

ゴムがなくても外出し(膣外射精)することで、避妊になると考えている人もいるでしょう。しかしそれは大きな誤解です。
外出しは効果的な避妊方法にはなりません。ゴム(コンドーム)などの避妊具を使用するか、日常的な低用量ピルの服用や他の避妊方法を用いる必要があります。
信頼性の高い方法を選択することが、 望まない妊娠や性感染症の予防につながります。避妊について正しい知識と情報を得て、責任ある行動を心がけましょう。

ゴムなしはNG!避妊方法の間違いに要注意

ゴムなしでの性交渉は、妊娠や性感染症のリスクを高めます。まずは誤った避妊方法の例を紹介します。もし相手から「〇〇だから大丈夫」といわれても、うのみにしないようにしましょう。

生理中の性交渉は安全って本当?

生理中の性交渉は、避妊につながりません。基本的に生理中は排卵が起こりませんが、まれに精子は女性の体内で1週間以上生き残ることがあります。そのため生理終わり頃の性交渉では、排卵時まで精子が生き残って、妊娠することがあります。
また生理中の性交渉は、妊娠のリスクだけでなく、他の危険性もはらんでいます。生理中は免疫力が低下し、ウイルスや細菌感染するリスクが高くなります。また傷ついて出血したとしても、経血との判別が気付きにくく、発見が遅れる可能性もあります。
さらに生理中に性交渉を行うことで、本来排出されるはずの経血が子宮内に逆流することがあります。
逆流した経血にウイルスや雑菌が含まれていた場合は、子宮内で増殖する可能性があり、子宮内膜炎の発症リスクが上昇します。
生理中の性交渉は妊娠だけでなく感染症や子宮内膜炎などのリスクを考慮し、避けることが重要です。

シャワーで膣内洗浄すれば大丈夫?

シャワーでの膣内洗浄が避妊に効果があるという説は、大きな誤りです。
射精された精子は速やかに膣内に進入し、子宮に向かって移動します。
そのため性交渉後に膣を洗浄しても、すでに子宮内に入った精子を取り除くことは難しいのです。
また精子は酸に対して比較的弱い性質を持っていますが、家庭にある食品や液体(例:酢やレモン水)を使用して膣を洗浄しても、精子の活力を避妊効果が得られるほど低下させることはできません。
むしろ膣内の不用意な洗浄は雑菌の侵入を許し、有益な常在菌を排除する可能性があり、膣内の微生物バランスを崩すことがあります。
膣炎やその他の健康問題の原因になるため、性交渉の後の洗浄には意味がないどころか、大きな危険があるといえます。

安全日はいつ?存在する?

いわゆる「安全日」は、排卵が起こりにくい特定の時期を指します。しかし排卵が起こりにくいだけであって、確実に避妊できるわけではありません。
基礎体温の周期からある程度の排卵日の予測は可能ですが、女性の体は複雑です。そのときの体調や精神状態、その他さまざまな要因によって簡単に予定は変わります。
特に不規則な生理周期を持つ人には、安全日が当てはまらないことが多くあります。
さらに卵子や精子の生存期間なども考えると、性交渉の上での「安全日」は存在しないといってもいいでしょう。「安全日だから大丈夫」といわれても、うのみにしないことが大切です。

外出し(膣外射精)

ゴムを使わない、いわゆる外出しも避妊にはなりません。外出しは男性が射精する前に陰茎を膣から抜いて避妊しようとする行為ですが、性交渉中に分泌されるカウパー腺液の中に精子が微量に含まれていることがあります。そのため、射精寸前に抜いたとしても十分な避妊効果は得られません。
次の章で、そのリスクを詳しく解説します。

ゴムなし&外出し(膣外射精)の避妊リスク

ゴムを用いない「外出し」として知られる避妊方法は、妊娠を確実に防ぐための効果的な方法ではありません。
この方法では射精を膣内で行わないことを主要な避妊手段としますが、実際には妊娠のリスクが高いことが示されています。
しかし日本産科婦人科学会によると、約4人に1人は外出しを避妊方法として実践しており、妊娠しているという調査報告があります。
また、世界保健機関(WHO)による調査によれば、外出しを経験した女性のうち、約22%が妊娠したというデータがあります。
さらに外出しが間に合わず膣内で射精が行われるリスクを踏まえると、実際の妊娠率は調査結果よりも高くなるでしょう。

ゴムなし・外出し(膣外射精)で妊娠する理由

ゴムを使わない外出しで妊娠率が高くなる主な理由は、タイミングの難しさとカウパー腺液によるものです。
射精のタイミングを男性がコントロールするのは困難で、気がついたときには陰茎から精液が漏れ出ているということも起こります。
また、性交渉中に分泌されるカウパー腺液も大きな要因です。カウパー腺液には精子が微量に含まれていることがあり、外出しがうまくいったとしてもそれまでの間に精子が膣の中に侵入しているということもありえます。
また、外出しされた後の精液が膣内に侵入することも考えられます。

我慢汁(カウパー液)とは

カウパー腺液とは通称「我慢汁」とも呼ばれますが、正式名称は「尿道球腺液」です。
男性が性的興奮を覚えた際に尿道の中で分泌される液体で、アルカリ性の性質があります。
カウパー腺液が膣内の状態をアルカリ性に近づけるため、酸性に弱い精子のダメージを減らす役割を持っているといわれています。
カウパー腺液自体には精液は含まれていませんが、微量に精子が混在していることがあります。そのため、カウパー腺液に含まれる精子によって妊娠が成立することがあるのです。

正しい避妊方法と避妊成功率

妊娠のリスクを抑えたいなら、正しい避妊方法を選択しましょう。
代表的な正しい避妊方法を紹介します。

低用量ピル

低用量ピルは経口避妊薬として知られ、女性ホルモン剤を含む内服薬です。ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合されており、これらの女性ホルモンの作用によって妊娠を防ぎます。
低用量ピルを正しく使用した場合、避妊失敗率は0.3%と非常に低く、効果的な避妊を提供します。避妊効果を最大限に引き出すためには、ピルを毎日同じ時間帯に服用することが大切です。
また生理周期の安定、経血量の低減と月経痛の軽減、子宮や卵巣の病気の改善、ニキビの改善などにも効果が期待できます。
ただし人によっては吐き気、むかつき、乳房の張りや痛み、頭痛、下腹部痛、下痢、むくみ、血栓症などが発生する可能性があります。体質によっても異なるため、ピルは医師から処方される必要があります。

低用量ピルってそもそも、どんな薬?と気になる方もいらっしゃるかと思います。
下記の記事で詳しく説明しているので、あわせてチェックしてみてください。

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コンドーム

コンドームは、性交渉時に使用する極薄のゴムでできた男性用の避妊具です。
コンドームを適切に使用すれば避妊失敗率はわずか2%ほどとなり、高い避妊効果が期待できます。
またコンドームは避妊効果だけでなく、皮膚・粘膜の接触によって起こる性感染症の予防にも効果を発揮します。
ただしコンドームの取り扱いに注意が必要で、正しく装着し、破損しないように使用することが重要です。

避妊リング

避妊リングのIUS(ミレーナ)とIUD(銅付加)は、子宮内に装着する避妊器具です。
それぞれ黄体ホルモンと銅イオンを放出して妊娠を防ぎます。IUSは経血量の低減と月経痛の緩和が特徴で、最長で5年間効果が持続します。一方、IUDは経血量の増加がある場合があり、最短2年から最長5年間有効です。
副作用や合併症に注意が必要ですが、一度装着すると長期間高い避妊効果を期待できます。
また使用には、定期的な検診が必要です。

避妊手術

不妊(避妊)手術は、卵管を塞いだり摘出したりすることで生殖能力を喪失させ、妊娠を防ぐための手術です。
ほぼ確実に避妊が可能で、副作用もほとんどありません。
まれに卵管が再びつながることがありますが、一度手術を受ければ避妊効果がほぼ永久に持続し、月経管理の必要がありません。
しかし、生殖能力が永久に失われることを考慮する必要があります。避妊手術を検討する際は、医師の指導を受けてリスクとメリットを冷静に判断する必要があります。

リズム法

リズム法は別名「オギノ式」として知られる避妊方法です。
女性の月経周期から排卵日を予測し、その期間を避けることで避妊を試みる方法です。
副作用なく妊娠のリスクを軽減できますが、リズム法の避妊効果には確実性はありません。リズム法を採用する際は、排卵の予測に不確実性があることを理解し、他の避妊方法と組み合わせて利用することが大切です。

緊急避妊薬(アフターピル)

緊急避妊薬(アフターピル)は、避妊に失敗した後に妊娠を防ぐために使用される薬です。黄体ホルモンが含まれており、性交渉の後24時間以内に服用すれば5%ほど、72時間以内に服用すると約15%の妊娠確率に下げることができます。
副作用には吐き気、嘔吐、頭痛、乳房の張り、不正性器出血、倦怠感、眠気などが含まれます。
緊急避妊薬は性交渉の後で避妊できる唯一の方法ですが、時間が経過すると効果が低下します。

ゴムあり・ピルありが理想の避妊方法

間違った避妊方法と、適切な避妊方法を紹介してきました。
ゴムを使用しない外出しは、ほとんどの場合で十分な避妊効果を得ることはできません。間違った避妊方法は妊娠の確率を高めるばかりか体の不調の原因にもなるため、絶対に避けましょう。
効果的な避妊方法は、低用量ピルの服用と合わせてゴムを使用することです。妊娠のリスクを最小限に抑えつつ、性感染症の予防にもつなげましょう。

ピルの避妊効果については、下記の記事で詳しく説明しているので、チェックしてみてください。

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低用量ピルの避妊効果は99.7%|避妊効果を得るためには?

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女性が主体的に避妊できる方法のひとつとして低用量ピルの服用があります。
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ピルの種類別の基礎知識を徹底解説!知っておきたい特徴や注意点

低用量ピルには複数種類があり、それぞれホルモンの種類や特徴が異なっています。
既に低用量ピルを飲んでいる方も、これから飲む方も、どこがどう違うのか疑問に思っている方も少なくないはず。
この記事では、トリキュラー、ラベルフィーユ、アンジュ、マーベロン、ファボワール、シンフェーズそれぞれの違い、特徴などを解説していきます。

※メデリピルでは体調やお悩みに応じて最適なピルを医師より処方いたします。

ピルの基礎知識

ピルとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンが含まれた錠剤のことです。経口避妊薬として服用されており、正しく服用することで、99.7%の確率で避妊ができるとされています。
他にも、ピルに含まれる女性ホルモンの作用によって、避妊効果以外に生理痛軽減・生理不順解消・肌荒れ改善などの副効用が期待できます。またピルは、月経困難症や子宮内膜症といった病気の治療薬や、生理日を移動するための薬としても用いられることがあります。

ピルの種類

第一世代 3相性

出血量が少なく、月経困難症のコントロールに優れている

○シンフェーズ:自然に近い月経周期を作ることができ、日曜日から飲み始める(サンデースタート)お薬です。週末に生理が重ならないことや、飲み始めが常に日曜日に固定されるので飲み忘れが起きにくいメリットがあります。

第二世代 3相性

レボノルゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンを使用しており、不正出血が起こりにくく安定した周期を作りやすいことが特徴です。

○トリキュラー:第二世代にあたる低用量ピル。
アンジュと同じお薬の成分になります。アンジュと同じく、自然に近い形で月経周期を作ることができ、不正出血が起こりにくいです。

○アンジュ:第二世代にあたる低用量ピル。
徐々にホルモン量が増加していくため自然に近い形で月経周期を作るのが特徴です。子宮内膜も安定しやすいため不正出血を起こしにくいことが分かっています。

○ラベルフィーユ:トリキュラー、アンジュの後発品(ジェネリック)にあたるお薬です。

第三世代 1相性

デソゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンを使用しており、男性ホルモンを抑えられるため、ニキビ治療や多毛症の改善に期待が持てることが特徴です。

○マーベロン:第三世代にあたる低用量ピル。
避妊効果はもちろんのこと、含まれる黄体ホルモンには男性ホルモンの作用を抑える働きがあるため、ニキビや多毛の改善にも効果が期待できる低用量ピルです。

○ファボワール:マーベロンの後発品(ジェネリック)にあたるお薬です。マーベロンと同じお薬の成分になります。マーベロンと同じく、男性ホルモンの働きを抑制することから、肌の余分な皮脂の分泌を抑えニキビを改善する効果が期待できます。

低用量ピル/中用量ピル/アフターピルについて

超低用量ピルとは?

低用量ピルよりもエストロゲン含有量の少ない種類のピルです。
超低用量ピルは、エストロゲンが30㎍(マイクログラム)より少なく、基本的に「月経困難症」や「子宮内膜症」の治療薬として使われるため、病院を受診した際には保険が適用されます。
また、副作用の症状には個人差はありますが、超低用量ピルは低用量ピルよりも副作用が出現しにくいといわれています。

※オンライン診療の処方では保険適応での処方ができませんので、あらかじめご了承ください
※ 種類・料金に関してはLINE公式アカウントのリッチメニューよりご確認ください
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中用量ピルとは?

中用量ピルは「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2種類のホルモンが配合されているお薬です。低用量ピルと同様のホルモンが配合されていますが、中用量ピルの方がエストロゲン(卵胞ホルモン)が多く配合されています。そのため、低用量ピルと比べて、吐き気や頭痛などの副作用が出現しやすいといわれています。

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アフターピルとは?

避妊に失敗してしまった性交渉の後に飲む「緊急避妊薬」として、望まない妊娠を防ぐために使用されます。
多量の女性ホルモン剤を服用することによって、受精卵の子宮内膜への着床を防いだり、排卵を遅らせるなどして、妊娠を回避することができるお薬です。

性交渉後、72時間以内の服用を推奨しており、早く服用すればするほど、避妊効果は高くなります。また、72時間を過ぎた場合でも、120時間以内の服用であれば一定の妊娠阻止率がありますので、ご理解いただいた上で診療をお受けください。

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低用量ピルの避妊効果はどれくらい?

低用量ピルは毎日決まった時間に1錠服用することで一定の避妊効果が保たれる薬です。
正しく服用した場合、99.7%の避妊効果があるとされています。
低用量ピルにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類の女性ホルモンが配合されており、その働きによって排卵が抑制され、精子の侵入も阻止し、受精卵を着床しないようにするため避妊ができるのです。

低用量ピルにはどんな効果がある?飲むメリットや副作用を解説

低用量ピルの正しい服用方法

低用量ピルは1日1錠を決まった時間に継続して飲み続ける薬です。
はじめに、妊娠の可能性が無いことを確認した上で、生理初日から5日目までに服用を開始します。連続して7日間服用するまではコンドームなど他の避妊方法を併用するようにしてください。
また、21錠タイプの場合は7日間の休薬期間を設け、28錠タイプでは成分の入っていない偽薬(プラセボ錠)を7日間服用して次のシートに進みます。

低用量ピルの正しい飲み方|飲み始めのタイミングや飲み忘れたときの対応

低用量ピルの主な副作用

低用量ピルには副作用がいくつかあり、飲み始めに起こりやすいとされています。
主に、吐き気・頭痛・下腹部痛・乳房の張り・むくみ・眠気・不正出血などの症状が挙げられます。
どの副作用も飲み続けることで改善されていくことがほとんどのため、無理のない範囲で飲み続けてみることが大切です。
しかし、なかには注意が必要な副作用もあるため詳しく見ていきましょう。

注意が必要な副作用

低用量ピルの服用で最も注意が必要とされているのは血栓リスクが高まることです。
他の副作用と同様に飲み始めの頃に静脈血栓症になるリスクが、ピルを服用していない人に比べてわずかに高くなります。
主な症状として、激しい頭痛や胸の痛み、片方の足や手のしびれ、ふくらはぎのむくみ、視覚の変化、舌のもつれなどが挙げられ、3万人に3人から9人の割合で発症するとされています。
このような症状が出た場合、ピルの服用を中止してすぐに病院を受診するようにしてください。

服用に注意が必要な人

また、低用量ピルを服用する上で血栓症や病気再発のリスクがあり、注意が必要とされる方は以下です。

・35歳以上で1日15本以上の喫煙習慣のある方
・高血圧・糖尿病
・BMI30以上の方
・乳がん、子宮体癌にかかったことのある方
・40歳以上の方
・前兆のある片頭痛がある方

もし、1つでも当てはまるものがある場合は慎重投与や処方ができない可能性もあります。

低用量ピルの副作用とは?ピルの効果や疑問点も分かりやすく解説

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ピルの処方に採血は必要?血液検査の理由と費用や受け方について解説!

ピルを服用する上では、定期検診を受ける必要があります。ピルは少なからず体に影響を与えるものであるため、きちんと検査を受けて自分の健康状態について把握しておくことが大切です。この記事では、ピル服用中に受けるべき検査の種類や金額などについて解説します。

ピル処方時に必要な検査

ピルは、定期的に診察や検査を受ける前提で処方されます。ここでは、ピル服用中に受ける必要のある診察や検査について解説します。また、ピル処方後は1年に1回の子宮頸がん検診と血液検査を受けるようにしましょう。

問診:あなたの健康状態を把握

現在の健康状態や本人・家族の既往歴などを確認するために行われます。内診(膣内に検査器具を挿入しての診察)は必要に応じて行います。強い生理痛がある場合は、子宮内膜症などの病気の有無を調べるために内診を実施することがあるため、着脱しやすい服装で行くとよいでしょう。

血液検査:安全性を確認する重要なステップ

肝臓障害や貧血などがないかを確認するために行われます。ピルは口から飲み込んだ後、肝臓で分解されます。そのため肝臓障害があると、ピルが上手く分解されず効きすぎてしまったり、肝臓に負担をかけてしまったりする可能性があります。
なお、ピルには副作用として血栓症のリスク増加があります。ご自身に血栓症の既往歴がある場合は禁忌、家族に既往歴がある場合は慎重投与となるため、医師の判断を仰いでください。

血液凝固系検査:血栓リスクを評価

血液凝固系検査は、血栓ができるリスクがどれほどあるかを評価するために行います。ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンには血液凝固作用があるため、ピルの副作用には血栓症が挙げられています。血栓リスクがあまりに大きい場合はピルの処方ができない場合もあるため、血液凝固系検査を行うことは非常に重要といえます。
実際の検査では、過去〜現在にかけてどれくらい血栓ができていたかがわかるDダイマーや、止血機能を示すPT・APTTといった数値を見ます。

体重測定:肥満の程度を確認

肥満でないかどうかを確認するために行われます。肥満の指標としてはBMIが有名です。BMI数値は、「体重(kg)÷身長(m)の2乗」という計算式で求めることができます。WHOの基準では、BMIが30以上になると肥満とされています。
肥満の場合、ピル服用によって血栓症の発症リスクが上がってしまうため、ピルの処方を受けられない可能性があります。

血圧測定:心血管系への影響をチェック

高血圧かどうかを確認するために行われます。高血圧の場合は、ピル服用によって血栓症のリスクが上がってしまうため、ピルの処方を受けられない可能性があります。なお、収縮期血圧(最高血圧)が160mmHg以上、または拡張期血圧(最低血圧)が100mmHg以上の場合、ピルを服用することができません。

ピル服用中に定期的に受けるべき検査

ここまで紹介した診察・検査は、ピル服用中であれば最低限受ける必要があるものでした。ですがこれら以外にも、自身の健康を守るために、1年に1回程度のペースで受けておいた方が良い検診・検査があります。

乳がん検診:がん発症リスクを確認

ピルを飲むと、乳がんになる確率がわずかに上昇する可能性があるとされています。服用中のピルに含まれるホルモンの種類や量によっては、乳がん発症リスクに影響を与えず特に問題ない場合もありますが、念の為検診を受けておくと安心でしょう。

子宮頸がん検診:定期的なスクリーニングの重要性

もともと子宮頸がんはHPVというウイルスの感染が原因だとされています。しかしピルを飲むと、体がウイルスを排除する作用を弱めてしまうため、結果的に子宮頸がんの発症確率が上がってしまう可能性があります。早期発見のためにも、1年に1回は検診を受けておきましょう。

性感染症検査:安全な性生活のサポート

性感染症は、具体的にはクラミジア・淋病・HIV・梅毒などです。女性が感染した場合、おりものの量が増えたり、性器のにおいが気になったりすることがあります。
ピルには避妊効果がありますが、性感染症を防ぐことはできません。気づかないうちにパートナーから感染していたり、自分がパートナーにうつしてしまったりする可能性もあるため、念の為に検査を受けておきましょう。また、性感染症を防ぐためにも、低用量ピルを服用しているとしても、性交渉時はコンドームを使用するようにしましょう。

超音波検査:子宮や卵巣の状態を確認

超音波検査は、内診だけではわからない子宮や卵巣の病気を見つけるために行います。お腹の上から当てる腹部エコーだと、子宮や卵巣などの確認したい部分が他の臓器に隠れてしまうため、経膣エコーという方法で行うのが一般的です。経膣エコーでは、膣内にプローブという細い棒を入れ、超音波を使って子宮や卵巣の様子を確認します。検査は通常1~2分程度で終わります。

検査費用はどれくらいかかる?

検査にかかるお金は病院により異なるため、自分が受診しようとしている病院の料金表を確認することが必要です。以下では、おおよその金額を示します。

・初診料/診察料…1,000〜3,000円程度
・血圧測定…診察時に無料で実施してくれる場合が多い
・採血…3,000~5,000円程度
・がん検診と超音波検査…同時に実施されることが多く、合わせて3,000~10,000円程度
・性病検査…53,000〜10,000円程度(受ける検査の種類や数によって変わる)

保険適用の検査と自費診療の違い:知っておくべきポイント

ピル関連の検査が保険適用となるのは、子宮内膜症や月経困難症と診断されて治療目的でピルを処方してもらっている場合です。一方で、避妊目的でピルを処方してもらっている場合や医師の判断によっては、保険適用にはならず自費診療となります。

クリニックによる費用の差:どう選ぶ?

クリニックにより検査費用は異なるため、どのクリニックに行くか迷ってしまいますよね。普段から定期的にクリニックに通って対面でピルを処方してもらっている場合は、同じクリニックで検査を受けるのがおすすめです。オンラインでピルを処方してもらっている場合は、家や職場の近くのクリニックで検査を受けるようにすると、通院の負担を少なくすることができます。
またクリニックを選ぶ際には、検査費用の安さのみで決めるのではなく、あらかじめHPなどで診療時間や信頼性なども確認してみるようにしましょう。

定期検査の頻度と総費用の目安:長期的な視点で考える

ピル服用中に定期検査を受けることは、体の異変を早期に発見し、健康的にピルの処方を続ける上で非常に重要です。以下でそれぞれの検査の受診頻度目安を示すので、忘れず受けるようにしましょう。

・乳がん検診…1年に1回
・子宮頚がん検診…1年に1回
・血液検査…半年に1回

また、これらの検査費用はクリニックにより異なりますが1回あたり数千円かかるものもあり、複数の検査を受けると合計で1万円程度かかる場合もあります。ピルの薬代と合わせて、長期的な費用計画を立てられると良いでしょう。

どこで検査を受けられる?

産婦人科に行けば検査を受けることができます。基本的には、普段ピルを処方してもらっている医療機関で検査を受ければ問題ありません。もしオンラインピル処方サービスを利用している場合は、サービス提携している病院があればそちらに行き、ない場合は自宅近くの病院などを受診するようにしましょう。

まとめ

ピルを服用している場合は、定期検診を受けて健康状態を確認することが大切です。乳がんや性感染症などの病気を早期発見するためにも、忘れずに検診・検査を受けるようにしましょう。また、過度な高血圧や肥満の場合はピルの服用ができない場合もありますので、十分注意しましょう。

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アフターピルはネットで買える?オンライン診療・処方の選び方を解説!

避妊に失敗してアフターピルが必要になった時、すぐに手に入れたくてネット通販などを調べる方もいるかもしれません。アフターピルはネットで購入できるのでしょうか?今回の記事では、アフターピルの購入方法や、服用時の注意点などについて解説していきます。

アフターピルの種類と特徴

アフターピルによる緊急避妊にはいくつかの種類があり、それぞれ服用時間や避妊効果などの特徴が異なります。以下で解説していきます。

①レボノルゲストレル法
「ノルレボ錠」や、そのジェネリックである「レボノルゲストレル錠」というアフターピルを用いる方法です。性交渉後72時間以内に1錠服用することで、約85%の確率で避妊ができるとされています。高い避妊効果があり副作用も起きづらいですが、まれに副作用として吐き気や眠気を感じる可能性があります。

②ウリプリスタール法
「エラ」というアフターピルを用いる方法です。この薬は海外では広く使われていますが、日本ではまだ承認申請中の段階です。性交渉後120時間以内の服用が推奨されており、それ以降に服用した場合でも約75%の避妊率があるとされています。有効時間が長いため、性交渉からかなり時間が経ってしまった場合でも、避妊効果を得られる可能性があります。副作用として不正出血や吐き気が生じることがあります。

それぞれの特徴を表でまとめると以下のようになります。

名前 レボノルゲストレル法 ウリプリスタール法
服用方法 性交渉から72時間以内に1錠 120時間以内に1錠
メリット ・効果が高い
・日本で認可されている
・服用有効時間が長い
・副作用が起きづらい
デメリット 吐き気や眠気の副作用 不正出血や吐き気の副作用

アフターピルの作用機序と効果

アフターピルを服用すると、どのようにして避妊が行われるのでしょうか?以下で、その作用機序と効果を解説します。

まず、アフターピルには多量の女性ホルモンが含まれています。
アフターピルの服用によってこれらの女性ホルモンが体内に取り込まれると、これ以上のホルモンを放出する必要はないと脳が判断するため、排卵が抑制され、受精を防ぐことができます。
また、子宮内の粘液の粘性が強くなり、精子が子宮内に進入しづらくなる効果もあります。
そのほかにも、ホルモンの影響で子宮内膜が薄く保たれるため、受精卵が誕生したとしても子宮内膜に着床しづらくなります。

アフターピルは通販で購入できる?オンラインクリニックの選び方や流れを紹介

アフターピルの服用には時間制限があり、素早く手に入れるために通販サイトを調べる人も多いでしょう。
しかし、アフターピルは医師の処方が必要な医療用医薬品のため、通販サイトでは販売されていません。海外の個人輸入サイトなどで売られているアフターピルは、有効成分が入っているか確かめることができないため、そのようなサイトでの購入は控えましょう。
その一方で、オンライン診療サービスを利用すれば、実際に病院に行かなくても医師と相談してアフターピルを購入することができます。ここからは、オンライン診療・処方について詳しく解説していきます。

アフターピルのオンライン処方と病院処方の比較

ここでは、アフターピルのオンライン処方と病院処方を比較していきます。
それぞれのメリット・デメリットは、以下のようになります。

種類 オンライン処方 病院処方
メリット ・自宅から医師の診療を受けられる
・24時間対応しているサービスであればすぐに診療を受けられる
・医師に対面で相談できる
・受診後すぐにピルを受け取ることができる
デメリット ・ピルが手元に届くまで少し時間がかかる場合がある
・送料がかかる場合がある
・夜間や休日だと病院がやっていない場合がある

オンライン診療の流れと注意点

ここでは、オンラインピル診療・処方サービス「メデリピル」におけるアフターピル処方までの流れを紹介します。

まず、公式LINEから診療予約を行い、同時に事前問診票にも回答します。
診療日時になったら、自宅などからスマホで診療を受けます。診療では問診などが行われ、現在の体の状態などを医師に伝えます。その後、医師の判断でアフターピルが処方されます。
処方されたアフターピルはすぐに発送され、そのまま自宅のポストに届きます。なお、東京23区以内であれば、当日配送可能な速達便(別途3,850円がかかります)が利用可能です。※

※当日の診療日や時間によって利用ができない場合があります

オンライン診療を受ける際には、性交渉を行った日時や避妊に失敗した状況、ここまでの体調の変化などをメモしておき、すぐに医師に伝えられるよう準備しておきましょう。

アフターピルを安全に入手する方法

改めて、アフターピルを手に入れるための方法は以下の2つです。

・病院での処方
・オンライン診療での処方

病院での処方は、産婦人科の予約さえ取れればその日のうちにアフターピルを入手可能な点がメリットです。一方、オンライン診療での処方は、予約が取りやすいことがメリットです。診療後、最短翌日に手元にアフターピルが届きます。

また、確定運用はされていませんが、現在スイッチOTC化の試験運用が開始されています。これは、アフターピル(緊急避妊薬)を調剤実績のある薬局を中心に、1都道府県につき3薬局程度を選定して、試験販売をする新たな試みです。これを機に、必要な方に必要な時にアフターピルが手に入るようになったらいいですよね。

関連リンク:https://yakuyomi.jp/industry_news/20231023c/

アフターピルはリスク行為後、レボノルゲストレルは72時間以内の服用、比較的オンラインなどの自費治療で多く処方されているエラワンなどは120時間以内の内服で避妊効果を得ることが可能です。また、レボノルゲストレルは内服のタイミングが早ければ早いほど避妊効果が高くなるため、早期の処方が重要になります。どのアフターピルにしても、スピーディに処方してくれるクリニックを選ぶことが大切です。
また海外からの通販はほとんどの場合で半月以上の時間がかかるため、効果が得られる時間内にアフターピルを入手することはできません。リスクについて、詳しく後述していますのでそちらも参考にしてください。

入手方法 価格※ 処方までの時間 安全性 診療時間
病院での処方 7,000〜18,000円 診療後 10分+待ち時間
オンライン診療での処方 7,000〜18,000円 最短翌日 5〜7分

※診療代、送料が別途かかります

アフターピルをオンライン処方する場合の料金相場

アフターピルは、種類によって価格が異なります。基本的に国内で処方される「ノルレボ錠」は11,000円前後ジェネリック医薬品の「レボノルゲストレル錠」は9,900円ほどです。また日本では認可されていませんが、世界で一般的に使用される「エラ錠」は8,000〜10,000円ほどです。また、日本未認可の薬を服用した際、副作用や重篤な健康被害が発生しても国の救済措置を受けることができません。ですが、日本でも処方できるクリニックは存在します。

※関連リンク https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html

オンライン診療でアフターピルをもらうまでの流れ

アフターピルには服用までの時間制限があるため、病院を受診し、診療までの待ち時間がかからず診療と処方が完了するオンライン診療は忙しい方にもおすすめです。
ただ、実際に手元に届くまでには時間がかかってしまうので、なるべく早くほしい場合は直接病院を受診することをおすすめします。以下に、オンライン診療でアフターピルをもらうまでのステップを紹介します。

オンライン診療の内容と診療時間

オンライン診療では、ミーティングツールや電話を通じて医師から診療を受けます。
診療ではアフターピルが必要となった状況に関する質問や、持病や健康状態について聞かれることがあります。
クリニックによってはオンライン上で記入できる事前問診票を提供しているところもあるため、言葉で伝えるのが苦手という人も安心です。
診療時間は通常5~7分程度で終了し、問題がなければ最短で翌日のうちにアフターピルが自宅のポストに投函されます。

アフターピルの服用方法

アフターピルは緊急避妊のために使用される薬です。基本的にリスクのあった行為から/レボノルゲストレル錠は72時間以内、エラ錠は120時間以内に摂取することで、避妊の効果を最大限に発揮します。ただしアフターピルの種類によって、避妊の確率や副作用が異なります。

避妊率 副作用
ノルレボ錠/レボノルゲストレル錠 24時間以内:95%

48時間以内:85%

72時間以内:58%

※避妊率

吐き気、頭痛、めまい、だるさ、生理周期の乱れ、乳房痛、下腹部痛
エラ錠 72時間以内:95%

120時間以内:85%

※避妊防止率

吐き気、頭痛、めまい、だるさ、眠気、生理周期の乱れ、乳房痛、下腹部痛

※避妊率…生理周期に関係なく妊娠しなかった割合
※避妊防止率…妊娠しやすい時期の服用で妊娠しなかった割合

ノルレボ錠は中容量ピルを使用した緊急避妊法である「ヤッペ法」と比べて避妊成功率が高く、服用も1回で済み副作用が少ないというメリットがあります。

エラ錠は効果時間が長く、120時間以内であれば85%もの避妊防止率があります。ただし国内で認可を得ていないため、副作用がひどくなり治療が必要になった場合は全額自己負担になります。

副作用は通常24時間ほどで治りますが、それ以上長くなるようであれば医師の診療を受けるようにしましょう。また、服用から3時間以内に嘔吐してしまった場合も、再度診療が必要です。嘔吐によって薬の成分が体の外に排出されるため、十分な効果を得られないことがあります。不安であれば、診療時に吐き気止めの処方も相談しましょう。

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アフターピルの副作用と対処法

アフターピルには、不正出血や頭痛などの副作用があります。副作用がみられるかは人により異なりますが、日本で承認済みのアフターピルであるノルレボ錠の説明書によれば、不正出血は13.8%、頭痛は12.3%の確率で起きるとされています。このような副作用が起きるのは、アフターピルに含まれる多量の女性ホルモンの影響で、ホルモンバランスが変化するためだと考えられます。
これらの副作用はアフターピル服用後24時間ほどで消失するとされているため、服用後はしばらく様子を見るようにしましょう。もし症状が辛いようなら、痛み止めを飲んでも構いません。

アフターピル服用後の注意点

アフターピル服用後は、いくつか注意すべきポイントがあります。

まず、服用後、次の生理がくるまではきちんと避妊を行うか、性交渉自体を行わないようにしましょう。アフターピルは、服用前の性交渉に対しては避妊効果がありますが、服用後の性交渉では避妊効果を発揮しません。この、次の生理がくるまでの期間に性交渉を行うと妊娠する可能性があるため、十分注意しましょう。

また、アフターピルで避妊に成功すると消退出血が見られますが、出血が見られたからといって安心せず、必ず妊娠検査薬を使った検査も行って陰性を確認するようにしましょう。

そして、性感染症にかかっていないかについても検査を行っておくと安心です。コンドームをせずに性交渉を行った場合、性感染症の発症確率が高まります。なお、低用量ピルを服用して避妊をしている場合でも、ピルに性感染症予防効果はないため、普段から避妊方法としてコンドームも併用するように心がけましょう。

アフターピルに関する誤解と事実

アフターピルは、しばしば誤った理解をされることがあります。ここでは、アフターピルに関してありがちな誤解を解消していきます。

Q.アフターピルは中絶薬と同じ?
A.アフターピルと中絶薬は異なります。
→中絶薬は、すでに妊娠が成立した後で堕胎を行うために飲む薬ですが、アフターピルはその前段階の、妊娠自体の成立を防ぐために飲む薬です。そのためアフターピルは、妊娠成立後に飲んでも効果がありません。

Q.アフターピルは薬局やコンビニで買える?
A.アフターピルは薬局やコンビニでは買えません。
→アフターピルは医師の処方が必要な医療用医薬品であり、病院やオンライン処方サービスと通じた診療と処方が必要になります。薬局やコンビニですぐに購入できるものではないので注意しましょう。

Q.アフターピルを飲めば避妊しなくても大丈夫?
A.アフターピルを飲んだ場合でも避妊は必要です。
→まず、アフターピルを飲む前の性交渉についてです。アフターピルの避妊効果は100%ではないため、性交渉後にアフターピルを飲んだとしても妊娠する可能性があります。
次に、アフターピルを飲んだ後の性交渉についてです。アフターピルの避妊効果が有効なのは、服用前の性交渉に対してのみであり、服用後に避妊なしで性交渉を行うと通常通り妊娠する可能性があります。
「アフターピルを飲むから大丈夫」などとは考えず、現在妊娠を望んでいない場合は、必ず避妊を行うようにしましょう。また、現在コンドームでしか避妊をしていない方は、より避妊率の高い低用量ピルの服用も検討してみましょう。

ネット通販や個人輸入は危険?

アフターピルを、ネット通販で購入するのはおすすめしません。アフターピルは副作用のリスクがある薬であり、適切な服用方法を守ることで避妊効果を発揮します。さらに通販サイトのほとんどは、海外からの個人輸入か輸入代理業者です。海外では偽物の薬が出回っており、それが送られてくる可能性があります。偽薬は薬の成分が異なるため、正しく避妊効果を得られないばかりか、体調不良を起こす危険もあります。

そもそもアフターピルには時間制限があり、どんなに遅くとも5日後には服用しなければなりません。通販では到着までに時間がかかる場合もあるため、効果時間内での服用ができないのです。

アフターピルがもらえるクリニックの、おすすめの選び方

アフターピルを安全かつスピーディに入手するためには、クリニックの選び方も大切です。アフターピルの服用は時間との戦いでもあるため、スムーズに薬を手に入れる必要があります。そのためには以下の4つのポイントに注目して、クリニックを選びましょう。

  • 発送の早さ
  • 診療時間
  • 取扱ピル
  • 診療料

それぞれ詳しく解説します。

発送の早さで選ぶ

アフターピルの効果を得るためには、できるだけ早めに服用する必要があります。
病院では診療が終わった直後に処方されますが、オンライン診療の場合は発送までの早さが重要です。
クリニックのホームページや口コミを確認して、処方から発送までの所要時間を確認しましょう。「当日発送」「翌日着」と記述があれば、迅速に対応してくれるクリニックといえるでしょう。
短時間で手元に届けてくれるクリニックを選ぶことで、アフターピルの避妊効果を高めることができます。

診療時間で選ぶ

アフターピルをもらうには、医師による診療が必要です。クリニックの営業日や診療時間、オンライン診療の予約状況を確認して、迅速な診療を受けられるクリニックを選びましょう。1日の営業時間が長く、1回の診療時間を短く設定しているクリニックは予約が取りやすいため、迅速にアフターピルを手に入れられます。できれば、産婦人科医の診療を受けられるクリニックを選びましょう。

取り扱うピルの種類で選ぶ

オンライン診療のホームページには、扱っているアフターピルの種類が記載されています。アフターピルは代表的なものとして、「ノルレボ錠」「レボノルゲストレル錠」「エラ錠」の3種類があり、異なる特徴を持っています。ノルレボ錠とレボノルゲストレル錠はヤッぺ法に比べてどれも副作用が少なく、体への負担を減らしながら72時間以内の服用で高い避妊率を得ることができます。また避妊率は下がりますが、120時間以内の服用であれば一定の効果が認められています。エラ錠は副作用があった際に自己責任になりますが、120時間以内の服用により高い確率で避妊効果を得られます。エラ錠は日本では認可を得ておらずリスクも高いため、できるだけノルレボ錠とレボノルゲストレル錠の効果時間に間に合うように診療を受けましょう。

初診料・再診料で選ぶ

クリニックによって初診料や再診料が異なります。ピルの価格が安くても、診療料が高いとトータルで高額になることも考えられるため、診療料金もチェックしておきましょう。またアフターピルの診療では、初診料がかかることがほとんどです。およそ2,000〜5,000円の費用がかかると考えておきましょう。ただしその後で低用量ピルを開始することを考えているなら、再診料が手頃なクリニックを選択することでランニングコストを抑えられるでしょう。オンラインクリニックのなかには、無料で再診を行っているところもあります

アフターピルのオンライン処方に関するQ&A

アフターピルのオンライン処方についての疑問にお答えします。代表的な質問とその回答を集めました。

オンライン処方にかかる料金は?

オンライン処方では診療料、アフターピル代、薬の送料がかかります。アフターピルの価格と診療料はクリニックによって変わるため、予約前に確認しておくことをおすすめします。

未成年でも受けられますか?

診療機関によっては、18歳未満の受診には基本的に保護者の同意と同席が必要です。やむを得ない事情で同席が難しい場合でも、保護者の本人確認書類が必要になります。

事前問診に答えなかったらどうなりますか?

オンライン処方では、事前の問診をインターネット上で行います。規定の時間内に入力がなければ、予約をしていても自動的にキャンセルされるので注意しましょう。

保険適用ですか?

多くの場合、アフターピルの処方は対面診療もオンライン診療のどちらも保険適用外です。これは、「避妊」は「病気の治療」には該当しないと考えられているためです。アフターピル代や受診料は自己負担となることが一般的です。

診療時間はどれくらいですか?

オンライン診療の診療時間はクリニックによって異なりますが、メデリピルでは5分から7分程度です。緊急性のあるアフターピルの処方もスムーズに行えるため、迅速な対応が期待できます。

処方箋なしでも購入できますか?

日本では、アフターピルの購入には医師による処方箋が基本的には必要です。もちろん、オンライン診療でも処方を行っています。適切な医療アドバイスを受けるためにも、受診の上で服用するようにしましょう。オンライン診療では処方箋を出すのではなく、直接自宅へ薬剤が届きます。

中身がバレたくありません。どんなふうに郵送されますか?

郵送される際は、メデリピルでは中身が分からないような包装で郵送されます。雑貨や小物として郵送されるので、家族が受け取っても中身はわからないようになっています。

気持ちが悪くなってすぐに吐いてしまいました

アフターピルの服用後の数時間は、気持ちが悪くなって吐いてしまうこともあります。もし服用後から3時間以内に吐いてしまった場合は、薬の成分も一緒に吐き出されて十分な避妊効果を得られないケースがあります。このようなときは、追加でもう1錠アフターピルを飲み直さなければいけない場合もあるため、医師に相談してみるようにしましょう。

アフターピルが薬局で買えないのはなぜ?

現時点の日本の方針では、アフターピルは副作用があることから医療的な判断が必要とされています。アフターピルの効果やリスクについて専門的なアドバイスを得る必要性から、薬局での自由な販売は制限されています。先ほどもご説明した通り、スイッチOTC化に向けた実証実験が始まっています。ただ、まだ障壁が多く、全ての方に浸透するまでにはもう少し時間がかかりそうなのが現状です。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

LINEから診療予約ができる

メデリピルでは、LINEを使って診療予約や医師への相談、服薬管理などが完結します。
診療予約は24時間いつでも自分のタイミングで予約することができます。
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最短当日発送・送料無料

メデリピルでは、診療・処方が完了した時間にもよりますが、最短で当日発送されます。
届く日数はお住まいの地域によって変わるためご了承ください。
また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

※1 当日お届けプランは対象外です

東京23区内限定の当日お届けプラン

メデリピルでアフターピルを処方された場合、東京23区内にお住まいの方であれば、処方当日中に自宅に届く「当日お届けプラン」もお選びいただけます。
また、別途送料3,850円(税込)がかかります。ご希望の方は診療時に医師にお申し付けください。(診療時間によって、当日中にお届けが出来ない場合もあります)

低用量ピルと同時処方で診療代0円

メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

副作用緩和薬も処方可能

メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
ご希望の方は、処方時に医師にお申し付けください。

メデリピルでは、アフターピルだけでなくピルが初めての方にも安心していただけるサポート体制が整っています。
安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

まとめ

アフターピルの、オンライン診療での入手方法について解説しました。日頃の避妊が大切だとはいっても、不意のトラブルは突然やってきます。アフターピルの効果を発揮させるためには、リスク行為後の72時間もしくは120時間以内の対処が肝心です。オンライン診療では24時間予約の受付が可能で、診療から最短翌日にはアフターピルが手元に届きます。思いがけないトラブルのときに備え、今回の内容を覚えておくと焦ることなく落ち着いて対処できるでしょう。

ピルと漢方の併用はOK?PMSや月経困難症に効くのはどっち?

ピルや漢方は、PMSや月経困難症の改善に用いられます。ピルと漢方は基本的には併用できるものであり、ピルと漢方の違いを理解したうえで併用をすれば、PMSや月経困難症の辛い症状を効果的に改善できる可能性があります。

ピルと漢方を一緒に飲んでも大丈夫?

結論からいうと、ピルと漢方の併用は基本的には問題ありません。特にPMSや月経困難症の重い症状に悩んでいる方の場合は、低用量ピルと漢方薬を併用すると辛い症状を緩和できる可能性があります。ただし、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含む漢方薬の場合は、ピルの効果が弱まる恐れがあります。漢方薬と併用する場合には、セントジョーンズワートが含まれていないかどうかを確認するようにしましょう。
また、低用量のピルは、漢方だけでなくほとんどの市販薬と併用しても問題ないとされています。しかしながら、市販薬ではなく、病院で処方される薬の中にはピルとの併用を避けなければならないものもあります。ピルを服用している場合に処方薬の服用が必要になる場合には、ピルを服用している旨を必ず医師に伝えるようにしましょう。

ピルと併用する際に注意が必要な薬

ピルとの併用時に注意が必要となる薬には次のようなものがあります。ピルの服用と同時に次のような薬を飲む場合には、事前に医師や薬剤師に相談をしましょう。

ピルの効果を弱める恐れのある薬

ピルとの併用で、ピルの効果を弱めてしまう恐れがある薬は次のようなものです。

・抗生物質(テトラサイクリン系、ペニシリン系)
・抗てんかん薬
・睡眠障害治療薬、精神刺激薬(モダフィニル)
・肺高血圧薬(ボセンタン)
・抗結核薬(リファンピシン、リファブチン)
・抗HIV治療薬(非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬、HIVプロテアーゼ阻害薬)

ピルの効果を増強させる恐れのある薬

ピルとの併用で、ピルの効果を強め、副作用のリスクを高める恐れがある薬は次のようなものです。

・解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
・抗真菌薬(フルコナゾール、ボリコナゾール、イトラコナゾール)

ピルによって効果が弱まる恐れがある薬

次の薬は、ピルとの併用によって、効果が弱まる恐れがあります。

・血糖降下薬
・モルヒネ
・解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
・子宮内膜症治療薬(Gn-RH誘導体)
・抗菌薬(スルホンアミド系)
・抗てんかん薬

ピルによって効果が増強する恐れがある薬

ピルとの併用によって、次の薬は効果が増強する恐れがあります。

・抗うつ薬
・副腎皮質ホルモン(ステロイド)
・気管支拡張剤(テオフィリン)
・免疫抑制剤(シクロスポリン)
・胃酸分泌抑制薬(オメプラゾール)
・パーキンソン病治療薬(セレギリン塩酸塩)

ピルと漢方、おすすめはどっち?

ピルも漢方も、PMSや月経困難症の症状緩和の効果を期待できる薬です。そのため、辛い症状に悩んでいる場合、より効果が期待できる方を選びたいと思われるのではないでしょうか。
まず、ピルとは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが配合された薬であり、ピルは症状の原因に直接働きかけ、比較的早く効果を得られるという特徴があります。一方、漢方は一定期間服用し、体質を変えていくことでPMSや月経困難症の改善を目指すものです。そのため、ピルに比べると効果が得られるまでには時間が必要になります。
しかし、ピルと漢方薬のどちらが良いかという答えを一概に出すことはできません。なぜなら、ピルも漢方も副作用のリスクがないわけではなく、ピルと漢方のどちらがPMSや月経困難症の改善に適しているのかは、体質によって変わってくるからです。
PMSや月経困難症にお悩みの場合は、まずは医師の診療を受け、どのような対処法が適しているのか相談することから始めましょう。

ピルだけじゃない!漢方でも緩和できる生理の不調

PMSや月経困難症など、生理にまつわる不調は、女性ホルモンの乱れが一因になっていると考えられています。ピルの服用でもこれらの症状の緩和が期待できますが、漢方では体質を改善し、根本からトラブルの改善を目指します。

PMS(月経前症候群)

PMSとは、生理が始まる前に起こる精神的・肉体的な不調を指します。PMSには頭痛や腹痛、だるさなどの身体の不調やイライラや不安、集中力の低下など、さまざまな症状があり、人によって症状の出方は変わります。そのため、特定の症状を緩和するのではなく、気・血・水のバランスを整え、ゆっくりと体質を改善していく漢方の服用は、PMSの症状の緩和に期待ができます。

月経困難症

月経困難症は、生理の時に起きる下腹部痛や腰痛、頭痛、腹部膨満感などの症状を指します。中医学では、月経困難症は血が滞る血行不良の状態が関係すると考えられています。そのため、血の巡りを良くする漢方を服用すると、体質の改善によって生理中の不快な症状の緩和を期待できます。

ピルと併用OK!PMSや月経困難症におすすめの漢方

ピルと漢方は、併用が可能です。そのため、低用量ピルでつらい症状を抑え、漢方によって長期的に体質改善を目指すという対処法を選択することもできます。
PMSや月経困難症の改善に効果が期待できる漢方薬には次のようなものがあります。

加味逍遙散(カミショウヨウサン)

ホルモンバランスの乱れに伴って生じるイライラや不安などの精神的症状の緩和が見込めます。冷え性や肩こり、のぼせなどの改善効果も期待できます。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

体力がなく、疲れやすい、貧血傾向が見られる女性に処方されることが多い漢方です。血を補い、水を巡らせることで、めまいや冷え性、むくみなどの症状を緩和させます。

抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)

イライラや不安などの症状の緩和が期待できる漢方です。自律神経を整えながら血を補い、身体全体に気と血を巡らせます。胃腸の働きを整える効果もあるため、胃腸が弱い方でも服用しやすい漢方です。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

比較的体力があるものの、月経困難症やPMSなどの症状に悩む人に適した漢方です。血行を高め、手足は冷えるものの顔はのぼせるといった症状や肩こり、肌荒れなどの症状を改善する効果を期待できます。

桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

のぼせやすく、便秘気味の人に適した漢方です。腹痛や頭痛、精神的な不安など、生理前後の不快な症状を緩和させる効果を期待できます。

苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)

立ち眩みやめまい、頭痛などに効果を期待できる漢方です。PMSの症状としてめまいを伴う場合に用いられることが多くなります。

補中益気湯(ホチュウエッキトウ)

体力がなく、胃腸の働きが衰えている場合に処方されることが多くなります。PMSによる身体のだるさや眠気が強く出る場合などに効果的です。

ピルと漢方を上手に併用してPMSや月経困難症を改善しましょう

ピルと漢方は、多くの場合、併用しても問題はありません。また、ピルは比較的早く効果を得やすい薬であるのに対し、漢方は一定期間、服用を続けなければ効果を発揮せず、即効性は期待できないといった違いがあります。
PMSや月経困難症は、ピルや漢方薬で症状を和らげられるものであり、1人で我慢する必要はありません。PMSや月経困難症の症状に悩んでいる場合は、ピルと漢方の併用も含め、医師に相談をしてみてはいかがでしょうか。

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アフターピルは更年期に飲んでいい?40代以降にピルを服用するメリット・デメリットを解説

アフターピルは、更年期にも服用可能です。しかし、50歳を超える方や40歳以上で心血管障害の発症リスクが高い方は服用ができません。40代以降にピルを服用する場合はメリットとデメリットの両方をしっかり理解しておくことが大切です。

アフターピルは更年期に服用できる?

更年期にさしかかると、ホットフラッシュと呼ばれる更年期に現れるほてりやのぼせの症状など身体の変化を感じる人も増えてきます。これまでとは体調が変化する更年期にもアフターピルを服用して問題がないのか、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アフターピルとは

アフターピルは望まない妊娠を防ぐために、性交渉後に服用する緊急避妊薬です。アフターピルには多量の黄体ホルモンが含まれており、排卵を抑制する効果や受精卵の着床を防ぐ効果が期待できます。性交渉の後、72時間以内の服用が推奨されており、早めに服用すればするほど高い確率で妊娠を回避できるとされています。

更年期とは

更年期とは、閉経の前後5年間ほどの時期を指します。一般的には40代後半から50代前半くらいまでの10年間を更年期と言います。
女性は、卵巣からエストロゲンとプロゲステロンが分泌されますが、更年期になると卵巣機能が低下するため、エストロゲンの分泌量が大きく減少します。エストロゲンは身体の健康維持に関わるさまざまな役割を果たしているため、急激なエストロゲンの減少によって心や身体の不調が生じることがあり、この症状を更年期障害と呼びます。

アフターピルを含めたピル全般が服用できるのは閉経まで

アフターピルを服用できるのは、初経から閉経していない49歳までとされています。また、アフターピルだけでなく、全てのピルは閉経後に服用することはできません。ピルには血栓症の発症リスクを高める恐れがあり、閉経後にピルを服用すると静脈血栓塞栓症などの病気を招くリスクが高くなるのです。
また、閉経前の女性であっても持病や生活習慣によっては、ピルを服用できない場合もあります。

ピルが服用できない人とは?

まず、閉経していない場合であっても50歳を超えている方は、ピルを服用できません。
また、40歳以上になると心筋梗塞などの心血管系の病気の発症リスクが高まります。そのため、40歳以上でまだ閉経を迎えていない方でも、心血管障害のリスクが高い方は、ピルの服用はできません。具体的には、BMIが30を超えている人や高血圧、高脂血症、糖尿病などの持病がある人、習慣流産の経験がある人などです。
年齢だけでなく、喫煙の習慣も心血管系障害の発症リスクを高めるものです。そのため、35歳以上で1日あたり15本以上の喫煙をする習慣がある人は、原則としてピルの服用が認められません。

更年期にピルを服用するメリット・デメリット

更年期でも年齢や持病などの条件に問題がなければ、ピルを服用することができ、服用によるメリットを得られます。しかしながら、更年期を迎える時期である40歳以上の方がピルを服用する際には注意しなければならない点があるのも事実です。
ピルの服用を希望する場合は、更年期にピルを服用するメリットとデメリットを十分に理解したうえで、医師とも相談し、ピルを服用するかどうかの判断をするようにしましょう。

メリット

更年期でも、アフターピルを服用すれば望まない妊娠を回避できます。加えて、低用量ピルを更年期に服用すると次のようなメリットを得られます。

・生理周期の調整ができる
・月経困難症やPMSの症状を緩和できる
・子宮内膜症を改善できる
・卵巣癌や子宮体癌、大腸癌の発症リスクを低減できる
・関節リウマチの発症リスクを低減できる

デメリット

ピルの服用は、血栓症の発症リスクをわずかに高めます。しかし、40歳を超えるとピルの服用の有無に関わらず心血管系障害の発症リスクは高まるものです。
そのため、更年期にピルを服用すると、心筋梗塞や脳卒中、脳梗塞、静脈血栓塞栓症などのリスクをさらに高めてしまう恐れがあります。

ピルは更年期障害の治療にはならない

エストロゲンの減少によって更年期障害が起きるのであれば、エストロゲンを含むピルの服用で更年期障害の症状を緩和できるのではと思う方もいるかもしれません。しかし、ピルの服用は更年期障害の治療には適していません。

症状の緩和が期待できることも

ピルの服用で、顔や上半身がほてる、汗をかきやすい、手足が冷えるといった血管運動神経系の症状の緩和が期待できるケースもあります。
しかし、ピルは更年期障害の治療に必要な量の4〜5倍程度のエストロゲンが含まれており、更年期症状の緩和のためにピルを服用すると血栓症のリスクを高めてしまいます。

更年期障害には適切な治療を

更年期障害の治療には、エストロゲンとプロゲステロンを薬によって補う、ホルモン補充療法(HRT)が用いられます。含まれるエストロゲンの量が低いため、ピルと比較し、血栓症の発症リスクを高めずに治療を進めることができます。

ピルとホルモン補充療法の違い

ピルは、経口避妊薬として開発された薬であり、排卵を抑制するためには一定量以上のエストロゲンを含有する必要があります。しかし、更年期の症状の緩和のために必要なホルモンは少量です。そのため、ホルモン補充療法で使用するエストロゲンの量はピルに比べて、非常に低くなっています。
ピルもホルモン補充療法も、どちらもエストロゲンを身体に入れるものですが、含有量が違うため、ピルの服用ができない年齢であってもホルモン補充療法による更年期障害の治療が可能なのです。

更年期にさしかかってきた際、ピルの代わりになるものとは?

更年期が近づけば、ピルの服用を見直さなければならなくなりますが、ピルを服用してきた方にとってはピルの休止を不安に感じることもあるでしょう。ピルの服用が難しくなったときには、ピルの代用として次のようなものを利用することができます。

子宮内避妊器具(IUD)

避妊目的でピルを服用している場合は、子宮の中に子宮内避妊器具(IUD)を挿入すると避妊効果を得ることができます。しかしながら、子宮頸がんや性器出血などが見られる場合は、使用できない場合もあります。

漢方薬

月経困難症やPMSの改善目的でピルを服用している方は、漢方薬の服用を検討してみると良いでしょう。ピルと異なり、即効性はありませんが体質を改善することで、生理前後の不快な症状を緩和できる可能性があります。

黄体ホルモン製剤

エストロゲンではなく、黄体ホルモンであるプロゲステロンのみを配合した薬剤です。血栓症のリスクを高めるエストロゲンが含まれていないものの排卵の抑制効果があるため、更年期の女性の月経困難症やPMSの改善効果を期待できます。

更年期が終わりにさしかかってきた際、ピル服用中に閉経を確認するには?

低用量ピル服用中は生理時の出血が少ないため、閉経したのかどうか確認できないのではと不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

ピル服用中の閉経確認はできない

ピルを服用していると、子宮内膜が剥がれ落ちる消退出血が起きます。消退出血は閉経後であっても発生するため、ピル服用中に閉経したかどうかを判断することはできません。

閉経確認にはピルの服用中止が必要

閉経を迎えたかどうかを確認するためには、医療機関で血液検査を受ける必要があります。
卵胞刺激ホルモン(FSH)値 40mIU/mL以上かつエストラジオール(E2)値 20pg/mL以下を目安として、閉経していると判断されます。
検査を受ける前にはピルの休止が必要ですが、検査によって閉経が確認されれば、そのままピルの服用を中止する必要があります。

更年期のアフターピルやピルの服用には注意が必要

更年期のアフターピルをはじめとしたピルの服用には注意が必要です。ピルには血栓症の発症リスクを高める恐れがありますが、40歳を超えると、ピルの服用に関わらず心血管疾患のリスクが高まります。そのため、閉経以降はピルの服用はできません。
また、ピルの服用によって更年期障害の症状が緩和される場合もありますが、更年期障害の治療にはピルは適していません。更年期の症状を感じ始めたら医師に相談し、ホルモン療法など適切な治療を受けるようにしましょう。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

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ピルで卵巣癌(卵巣がん)が予防できる!ピルでリスクが下がるガンとは?

低用量ピルには排卵を抑制する作用があるため、卵巣癌を予防する効果があります。また、長期的に服用するほど予防効果が高くなることが分かっており、さらに、ピルの服用が子宮体癌や大腸癌の罹患リスクも低減させることも分かっています。

ピルで卵巣癌(卵巣がん)が予防できるって本当?

卵巣は骨盤の中にあり、卵巣癌は発見が難しい癌として知られていますが、低用量ピルの服用は、卵巣癌の発症リスクを低下させる効果があることが分かっています。なぜ、ピルで卵巣癌の予防ができるのでしょうか。

卵巣癌とは

卵巣癌は発見が難しい癌です。そのため、卵巣に癌が見つかった時点ですでに進行していることが多く、生存率も高くはありません。また、日本では卵巣癌に罹患する人が年々増加している傾向にあります。
卵巣癌の主な原因は2つあると考えられています。排卵時に卵細胞は卵巣の表面を破り、卵管の中に入っていきます。このときに形成される卵巣の傷の修復過程で、癌が発生すると考えられています。

また、もう1つの原因は、チョコレート嚢胞が癌化するというものです。チョコレート嚢胞とは、本来は子宮の内側にあるべき子宮内膜が卵巣内に付着し、生理のときに卵巣内で生理のような出血を起こす病気です。チョコレート嚢胞は、出血した古い血液が卵巣内に溜まって卵巣が肥大した状態であり、この状態が長く続くと癌化することが分かっています。

排卵と卵巣癌の関係

排卵によって破れた卵巣に卵管の細胞が付着すること、排卵後に起きる生理によって卵巣内の子宮内膜が出血を繰り返すことで発生するチョコレート嚢胞が卵巣癌の原因として考えられています。つまり、排卵が卵巣癌の発症に大きく関係していると考えられるのです。
卵巣癌の罹患率の高まりの原因の1つに、少子化が関係していると言われています。なぜなら、妊娠中と授乳期間中の約2年間は排卵が起きないからです。一生の間に産む子供の数が多ければ排卵の回数も少なくなるため、かつては卵巣癌の発症リスクも低かったと考えられています。また、チョコレート嚢胞の癌化の確率は、閉経前後から高まることも分かっており、平均寿命の延びも卵巣癌の発症率の高まりに関係していると推測されています。

ピルが卵巣癌(卵巣がん)発症のリスクを下げる理由

月経困難症の症状改善のために処方される低用量ピルには、卵巣から分泌されるホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが含まれています。ピルによって微量のエストロゲンとプロゲステロンが身体に入ると、脳はホルモンが分泌されている状態であると判断し、卵巣に女性ホルモンの分泌を停止させる指示を出します。すると、女性ホルモンが分泌されないため、排卵が止まります。排卵が起こらなければ卵巣が破れることも、チョコレート嚢胞が発達する事もないため、卵巣癌の発症リスクを抑えられるのです。

ピルの早期服用が卵巣癌予防のカギ?

アメリカでは、低用量ピルを長期にわたって服用していた女性は、卵巣癌の罹患率が明らかに低いことが分かっています。低用量ピルの服用を続けていれば、出産経験が多い女性のように排卵の回数が減るため、卵巣癌のリスクが減ると考えられるのです。
年齢を重ねれば重ねるほど排卵回数も増加します。したがって、ピルの早期服用が卵巣癌予防のカギになると考えられています。

ピルの卵巣癌への作用

ピルは卵巣癌の予防に効果を発揮すると考えられています。しかしながら、卵巣癌の予防効果について理解はしていても、中にはピルの副作用が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、低用量ピルには血栓を作りやすくするという副作用があります。しかし、命にかかわるような副作用が発生する確率は10万分の1程度だと言われています。国立がん研究センターが公表しているデータによると、卵巣癌の罹患率は人口10万人あたり20.7例であり、死亡率も人口10万人あたり7.7人です。この数を見れば、ピルの服用によって生じる副作用よりも服用によって得られるメリットの方が大きくなることがわかります。

参照:がん種別統計情報 卵巣

ピルで卵巣癌(卵巣がん)の予防が期待できる

ご説明してきたように、若い頃からのピルの服用は、卵巣癌の予防につながると期待されています。日本では、卵巣癌の罹患率が高まっているとご紹介しましたが、実は、日本以外の先進国では、卵巣癌に罹患する女性は減少傾向にあります。なぜ、他の国とは反対に日本では卵巣癌に苦しむ女性が増えているのでしょうか。

日本人の卵巣癌が多い理由

日本人の卵巣癌が増えている原因には、ピルの普及率の低さが関係していると考えられています。卵巣癌の発症には排卵が関係しているのは前述のとおりですが、ピルを服用していれば、排卵を抑制するために卵巣癌の罹患率は低下します。
しかし、少子化が進む日本では女性が一生に出産する子供の数は減っているにも関わらず、ピルの普及が進んでいないために、他の先進国に比べて卵巣癌の発症率が増加しているのです。

ピルで卵巣がんを予防する

出産の回数が減れば、排卵の回数が増えるため、卵巣癌の発症リスクは高まります。排卵の回数を抑えるために出産回数を増やすことは難しいですが、低用量ピルの服用はそれほど難しいことではないはずです。
ピルは、避妊効果だけでなく、月経困難症を改善したり、卵巣癌を予防したりする効果も期待できる薬です。今後、ピルについての理解が浸透し、ピルの普及が進めば、卵巣癌に悩む日本人女性を減らすことができるはずです。

卵巣癌(卵巣がん)だけじゃない!ピルの服用でリスクが下がるガン

実は、ピルの服用は卵巣癌だけの発症リスクを低減させるだけではありません。ピルの服用が発症率に影響する癌には次のようなものがあります。

子宮体癌(子宮体がん)

ピルは、子宮体癌の発症リスクと死亡率を低下させると言われています。ピルの服用期間が長いほど、子宮体癌の発症リスクが低下するとした研究報告やピルの服用を中止した後も、長期にわたって子宮体癌の予防効果が持続するという報告もされています。

大腸癌(大腸がん)

ピルは大腸癌の発症リスクも低下させるという報告がなされています。しかしながら、未だピルの使用期間との関係性などははっきりとはしていません。

乳癌(乳がん)へのリスク

ピルの服用が乳癌に与える影響については、発症リスクを高めるという報告と低下させるという報告の両方があります。ピルの種類によっては発症リスクの変動が認められないという発表もあるため、ピルと乳癌の関係についてはまだ十分なデータが蓄積されていないと言えます。

若い頃からのピルの服用が卵巣癌リスクを下げる

卵巣癌は、早期発見が難しい癌であり、死亡率の高い癌でもあります。卵巣癌の発症には排卵が関係していると考えられており、排卵回数が多いほど卵巣癌の発症リスクは高まります。そのため、少子化が進む日本では、女性が生涯のうちに出産する子どもの数が減っているために排卵の回数が増え、卵巣癌の罹患率が高まっているのです。
しかしながら、日本以外の先進国では卵巣癌の罹患率は低下しています。日本の卵巣癌の罹患率の高さは、ピルの普及率の低さに関係していると考えられています。
ピルは排卵を抑制するため、長期のピルの服用は卵巣癌の発症リスクを低下させる効果があります。日本でもピルの正しい理解が進み、早い段階からピルを服用する女性が増加すれば、卵巣癌を予防できるのではと期待されています。

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ピルを飲むには血液検査が必要?血液検査が大事な理由や病院での流れを説明

ピル服用中は、定期的に血液検査を受けることが必要です。この記事では、なぜ血液検査が重要なのか、検査によって何がわかるのか、他に受けるべき検査はあるか、などの疑問を解消していきます。安全にピルを服用を行うために、必要な検査についてしっかりと確認しておきましょう。

ピルを服用するには

ピルは、誰でも服用できる薬ではありません。
以下のような禁忌事項に当てはまる場合は、処方が不可となります。

・50歳以上もしくは閉経後
・肥満(BMI35以上)
・35歳以上で1日15本以上たばこを吸う
・妊娠中や授乳中、または分娩後1か月以内
・過去に自身や家族が血栓症になったことがある
・高血圧(収縮期血圧160mmHg以上、拡張期血圧100mmHg以上)
・乳がん患者
・血管病変を伴う糖尿病患者
・前兆を伴う片頭痛患者
・重篤な肝障害患者

また、以下のような事項に当てはまる場合は、慎重投与となります。

・40歳以上
・肥満(BMI30以上)
・たばこを吸う習慣がある
・家族が乳がんになったことがある
・軽度の高血圧

ピルの服用中は血液検査が必要?

これからピルの服用を希望する場合や、現在ピルを服用中の場合は、定期的な血液検査が必要となります。なぜこの血液検査が重要かというと、ピルの副作用の一つに血栓症があるためです。ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンには血液凝固作用があるため、ピルを飲んでいる人は飲んでいない人に比べてわずかに血栓症の発症リスクが増加するとされています。少量の血栓ができた場合は症状が出ず、血液検査にのみ反応するということもあります。血液検査をすることで、血栓を早期発見し、その後の適切な治療へつなげることができます。

血液検査では何を見るの?

血液検査では、Dダイマーという物質の数値を指標に血栓症リスクを判断します。Dダイマーというのは、体内で血栓が溶かされたときに生じる物質です。このDダイマーの数値が高いと、それだけたくさん血栓が溶かされたということになるため、体内に多くの血栓ができている可能性が考えられます。

血栓症とは

ここで一度、ピルの副作用である血栓症について説明します。
血栓症というのは、血の塊である血栓が体内にできることによって、様々な症状が生じることです。血栓症の初期症状には、以下のようなものがあります。

・激しい頭痛
・手足の痺れ
・ふくらはぎの腫れやむくみ
・息苦しさや激しい胸の痛み
・舌のもつれ、視覚の変化

上記のような症状が見られた場合、ピルの服用を一度中止して循環器内科を受診しましょう。なお、痛みがあまりに強くて苦しかったり、突然皮膚の変色が見られたりした場合は、迷わず救急車を呼ぶようにしてください。

ピル服用後に定期的に必要な検査

ピルの服用中は、安全に服用を継続するために定期検査を受けるようにしましょう。以下で、定期的に受けた方が良い検査をいくつか紹介します。

血液検査

体内に血栓や肝臓障害、高脂血症がないかを確認します。血栓症の早期発見につながるほか、肝臓障害があった場合は血栓症リスクが高まることからピルの服用を中止することがあります。検査は産婦人科や内科で、半年〜1年に一回受けるようにしましょう。

乳がん検診

ピルを飲むと、乳がんの発症リスクがわずかに上がるとされています。ピルの種類によっては特に影響がないとされることもありますが、産婦人科で1年に1回は検診を受けておくと安心です。

子宮頸がん検診

子宮頸がんはHPVというウイルス感染が原因です。ピルを飲むと、子宮頸がんの発症リスクがわずかに上がるとされています。こちらも産婦人科で1年に1回検診を受けておきましょう。

性感染症検査

ピルには避妊効果はありますが、性感染症の予防効果はありません。気付かぬうちに感染している可能性もあるため、産婦人科で半年に1回受けるようにしましょう。

血栓症の危険性がある場合の避妊方法はある?

血液検査を行って血栓症リスクがあると判定された場合、ピルの服用ができなくなることがあります。そのような場合に行うべき避妊方法について、以下で紹介します。

黄体ホルモン(プロゲステロン)のみ配合の薬を服用する

ピルの副作用に血栓症があるのは、ピルに含まれる卵胞ホルモン(エストロゲン)に血液凝固作用があるためです。そのため、血栓症リスクが高い方であっても、黄体ホルモン(プロゲステロン)のみを含むホルモン製剤であれば服用可能とされています。このようなプロゲステロンのみを含むホルモン製剤はミニピルと呼ばれ、低用量ピルと同じように避妊効果があります。ただし、飲み始めの頃に不正出血が見られることがあるため、注意が必要です。

※オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルでは、ミニピルの取り扱いはありません。

コンドームを使用する

手軽にできる、最も一般的な避妊方法です。男性側の同意が必要不可欠であるため、ピルを服用できない旨をパートナーにしっかりと説明し、2人で協力して避妊を行うようにしましょう。ただし正しく使用しない場合は妊娠の可能性が高まるため注意しましょう。

避妊リング(ミレーナなど)を入れる

避妊リングというのは、子宮内に装着する避妊具です。費用は自費負担の場合4万円程度、保険適用の場合1万円程度が相場です。一度装着すると約5年間避妊効果が持続します。ただし、装着後最初の生理時に外れてしまうことがあるほか、装着後にわずかな出血や下腹部痛を感じることがあります。

まとめ

今回の記事では、ピルを服用する際の血液検査について解説しました。ピルを服用する以上、血栓症のリスクは避けることができません。定期的な血液検査をすることで血栓ができていないか調べることができ、もしできていた場合は治療につなげることができます。安全にピルの服用を続けるためにも、ピル服用中は血液検査やほかの定期検査を忘れずに受けるようにしましょう。

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アフターピルは50代でも飲める?知っておきたいピルと年齢の関係性について

年齢が上がると妊娠しづらくなるというイメージがありますが、50代であっても閉経するまでは少なからず妊娠する可能性は0ではありません。何歳であっても、アフターピルは飲んで大丈夫なのでしょうか?今回の記事では、50代でもアフターピルを飲めるのかどうか、また、ピルと年齢の関係性についても解説していきます。

アフターピルとは

アフターピルとは、避妊に失敗した際に服用する緊急避妊薬です。避妊失敗後に飲むことで、望まない妊娠を防ぐことができます。アフターピルでひとつであるノルレボ錠(レボノルゲストレル錠含む)の避妊率は、避妊に失敗してから24時間以内に飲んだ場合95%、48時間以内に飲んだ場合90%、72時間以内に飲めば85%とされており、できるだけ早いタイミングで飲んだ方が避妊率は高くなります。

ピルの副作用としての血栓症

ピルには、重大な副作用として血栓症があります。これは、ピルに含まれているエストロゲンという卵胞ホルモンに血液凝固作用があるためです。年齢が上がるにつれて血栓症リスクは高まるほか、肥満や高血圧などもリスクを増加させる要因になるとされています。

アフターピルは50代でも飲める?

WHOのガイドラインによれば、ピルを服用できるのは閉経していない49歳までの女性です。50歳でまだ閉経していないとしても、加齢とともに心血管系疾患やピルの副作用である血栓症のリスクが高まるため、50代になったらピルの投与を控えることが望ましいとされています。ただし、ピルを飲めるかどうかは、状況によって変わる可能性があるため、必ず医師の判断を仰ぐようにしてください。

ピルと年齢の関係性って?

アフターピルに限らず、ピルには年齢による一定の服用制限があります。心血管系疾患のリスクを高める要素(肥満・高血圧・糖尿病など)のない方であれば、40代になっても慎重投与という形で服用可能とされますが、これらのリスクを高める要素を持っている方の場合は、40歳未満までは慎重投与、40歳以上からは服用禁止となります。

喫煙者の場合は35歳で服用禁止になる

喫煙者の場合、非喫煙者に比べて心血管系疾患などのリスクが高いため、35歳でピルの服用が禁止となり、35歳未満では慎重投与となります。ただし、禁煙をすることで服用を続けることができる場合もあります。ピルの服用継続を希望する方は、医師と相談しながら禁煙も検討してみましょう。

中高生でも服用できる

年齢の低い中学生・高校生であっても、初経が来ていればピルを服用することができます。未成年の場合は処方時に親の同伴などが必要な場合もあるため、事前に病院のHPに記載がないか確認したり、病院に電話で問い合わせてみたりするのがおすすめです。

年齢以外で気を付けたいのは?

年齢以外に、アフターピルを服用する上で注意しておきたい条件はあるのでしょうか?国のガイドラインによれば、アフターピルを投与してはいけないとされているのは以下のような方です。

アフターピル成分に過敏症がある

過去に、アフターピルの成分に対して過敏症が起きたことがある場合は、アフターピルの服用によって再び過敏症が見られる可能性があります。

重篤な肝障害がある

代謝機能が低下しており、肝臓への負担が大きくなるため、アフターピルを飲むことによって肝障害の症状が悪化してしまう可能性があります。

妊娠している

アフターピルには、これから起きる妊娠を防ぐ効果はありますが、すでに成立した妊娠に対しては有効性を期待できません。

50代におすすめな避妊方法は?

50代になると閉経を迎える方も多いですが、その時期は人により異なります。50代では心血管系疾患や血栓症のリスクが増加するため、以下でピル以外の閉経までの避妊方法をいくつか紹介します。

コンドーム

最も一般的で手軽に行うことができる避妊方法です。ただし、コンドームの避妊率は85%ほどで、性交渉中にコンドームが破れたり外れたりする可能性もあるため、取り扱いには注意が必要です。また、性感染症の予防にもなります。

ミレーナ

子宮内に直接装着する避妊具です。一度装着すると、避妊効果が約5年間継続します。ミレーナは血液凝固作用のあるエストロゲン(卵胞ホルモン)を含まず、黄体ホルモンのみを含むため、血栓症リスクが高くてピルを服用できない40代〜の方でも装着することができます。※ただし、副作用として不正出血や下腹部痛などが見られる可能性があるため注意しましょう。
※ミレーナの適応は医師の判断になります。

ミニピル

ミニピルは通常の低用量ピルとは異なり、血液凝固作用のあるエストロゲン(卵胞ホルモン)を含まず、黄体ホルモンのみを含んでいます。そのため、血栓症リスクから低用量ピルを服用できなくなった方でも服用可能なピルだと言えます。正しく服用すれば低用量ピルを同程度の避妊効果がありますが、含まれているホルモン量が少ないため不正出血が起こりやすい点に注意が必要です。

※オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、ミニピルの取り扱いはありません。

まとめ

今回は、50代でもアフターピルを飲めるのかについて解説しました。年齢が上がるほど血栓症リスクが高くなるため、原則として閉経前の49歳までの方しかピルが服用できないとされています。ただしピルを服用できるかどうかは、喫煙や持病の有無などによっても異なるため、必ず医師の指示に従ってください。また、40歳以上の血栓症リスクが高い年齢であっても、コンドームやミレーナなど他の避妊方法があります。不安な場合には医師とも相談しながら、年齢に合わせた避妊方法を選択するようにしましょう。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。

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今後も継続的に避妊をしていきたいという方は、これを機に低用量ピルの服用をはじめることをおすすめします。

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