ピルは通販で買える?診療なしの通販購入が危険な理由についても解説

低用量ピルを入手するために、病院を受診しないで通販を利用している人もいるかもしれません。しかし通販で購入するピルには、注意点やリスクがあるのをご存じでしょうか。この記事では通販での低用量ピル購入がおすすめできない理由と、通販以外での正しいピルの選び方についてご紹介します。

ピルは通販で購入できる?

日本でピルは医師からの処方を受けることが必要な医薬品です。
病院を受診する以外には、「メデリピル」などのオンライン診療サービスを利用してピルを購入するという方法があります。
海外の通販サイトでは医師の処方なしでピルを購入できるサイトもありますが、安全性や効果の保証はありません。
医薬品ではない偽物の薬や不純物などが混入している可能性があり、それにより重篤な副作用や健康被害などが起きた場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外になりますので注意しましょう。

ピルはどこで買える?

ピルは、病院かオンライン診療サービスを利用することで購入が可能になります。どちらも医師の診療・処方を受けてピルを購入する、正規な購入方法です。

病院で処方してもらう

ピルは、産婦人科で処方してもらうことができます。病院で処方してもらう場合は対面診療になるため、何かピルに関して気になることがあっても、目の前の医師にすぐ相談できるという安心感があります。しかし一方で、診療を受けるために時間を作って病院に足を運ばなければいけない点は、普段忙しい方にとってはややデメリットに感じられるでしょう。

オンライン診療で処方してもらう

ピルは、オンライン診療でも処方が可能です。オンライン診療は夜遅くまで受け付けている場合が多いため、スキマ時間を使ってスマホから手軽に診療を受けることができます。また、病院ではなく自宅から診療を受けられるため、周囲の目を気にせず医師に不安なことを相談できるというメリットもあります。
一方で、対面診療と違い、定期的な血液検査やがん検診、婦人科系の画像検査などは病院へ足を運ぶ必要があるため、注意が必要です。

診療なしの通販でピルを購入するリスク・デメリット

低用量ピルを通販で購入することは、非常に手軽で楽に感じるでしょう。実際に低用量ピルの通販サイトを見てみると価格も安く、さらには「処方箋不要」と記載されていることもあるため、病院受診を面倒に感じる方にとっては惹かれるかもしれません。
しかし通販での購入にはさまざまなリスクが潜んでいることをご存知でしょうか?
知らずに購入することで、体の異常が起きたりトラブルに巻き込まれたりする可能性もあります。通販を利用する前に、代表的な3つのリスクを理解しておきましょう。

安全性が確かではない

低用量ピルの個人輸入において最も心配なのは、安全性が確認できないという点です。
日本とは違う基準で作られた薬や偽薬が数多く存在し、健康被害を訴える人も多くいます。実際にアジア圏では偽薬を購入してしまう可能性は約30%にものぼるということが厚生労働省の調査で明らかになっています。
通販での購入においても、偽薬を手にしてしまう可能性は十分に考えられます。また日本には医薬品によって起こった副作用などの健康被害を保証する「医薬品副作用被害救済制度」が存在しますが、偽薬による健康被害は適用外です。

個人輸入されている危険性がある

通販で低用量ピルを購入する場合、海外からの個人輸入や個人輸入の代行業者を利用することになります。個人輸入を行う際は事前に「薬監証明」を厚生労働省に提出し、危険な薬でないことを証明する必要があります。その手間を解消するのが輸入代行業者です。しかし基本的に輸入代行業者は輸入を代行しているだけであり、薬の成分や効果についての責任は負わないため、購入品の中には偽物や危険な成分が入った薬が含まれていることもあり、服用することで健康に被害をもたらす可能性があります。

薬が破損しているリスクがある

個人輸入においては、購入した低用量ピルが運送中に破損することもありえます。低用量ピルを始めとした薬は、破損すると効果が得られません。また、薬が清潔な場所で適切に保管されているのかも確かめることができません。運送前から破損していた可能性もあり、安心安全な買い物とはいえません。手頃な価格につられて購入しても、届いた低用量ピルが破損していて飲んでも避妊効果を得られないのであれば意味がなくなってしまいます。

ピルをオンライン処方してもらうクリニックの選び方

ここではオンラインでピルを処方してもらう際のクリニックの選び方について解説します。

医師の診療があるか

基本的にオンライン診療サービスでは医師の診療を受けることができますが、オンライン医療相談サービスなどの場合、医師以外が相談相手となることがあります。医師以外は、薬の処方をはじめとした最終的な医学的判断を行うことができないため、ピルの購入を希望する際は必ず医師の診療を受けられるサービスを選ぶようにしましょう。

費用

ピルは毎日の継続的な服用が必要な薬であるため、高すぎない価格のものを選ぶことが大切です。クリニックやサービスの種類によってピルの販売価格も異なるため、価格相場とも比較しつつ、継続購入が負担にならないかをよく確認するようにしましょう。

取り扱いのあるピルの種類を確認

オンライン診療サービスを利用する上では、取扱ピルをあらかじめ確認しておくことも重要です。服用希望しているピルがそのクリニックにない場合、診療代のみが無駄になってしまう可能性があるため、なるべくピルの種類を多く取り揃えているクリニックを選ぶのがおすすめです。もし服用したいピルの種類がまだ決まっていない場合は、一度実際の診療を受け、自分に合ったピルを医師に教えてもらうのも一つの方法です。

サポートが充実しているか

仕事などで忙しい方にとっては、夜間や土日なども診療を行っているかという点も大切になります。また、複数シートをまとめて購入できるプランがあるか、処方後すぐにピルを発送してくれるか、なども確認しておくと良いでしょう。

オンラインでのピル処方ならメデリピル

オンラインでのピル処方を検討しているけど、特に安心して信頼できるサービスを利用したいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
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ピル購入は便利なオンラインで

今回は、通販で低用量ピルを手に入れることの注意点やリスク、安全に手に入れる方法について解説しました。一般的な通販では個人輸入か運輸代理業者を利用することになりますが、診療を受けられないため、何かあっても自己責任でリスクが非常に大きくなります。
安全に低用量ピルを手に入れるなら、オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」がおすすめです。
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ピルを飲むと排卵日はどうなる?仕組みやメリット、もしもの時の対処法も解説!

低用量ピルは避妊効果のある薬だけど、飲んでいる間は排卵はしているのかな?と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
また、低用量ピルを飲むのをやめたときの体の変化などについて詳しく説明していきます。

そもそも生理の仕組みとは?

生理は、女性の妊娠・出産をおこなうために閉経までの間、起こり続けます。
卵胞期、排卵期、黄体期、生理期の4つの周期に分かれ、そのサイクルを繰り返していきます。
卵胞期に卵胞ホルモンの「エストロゲン」が増加することで、受精時に受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くする働きをします。排卵期には、成熟した卵子が卵巣から飛び出し、黄体期になると子宮内膜が着床しやすいような、ふかふかのベッドのような状態に整います。排卵後に妊娠が成立しなかった場合には、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ち、これが「生理」となります。

正常な生理

正常な周期といわれているのは、25日〜38日です。
この周期に当てはまらない場合には、いわゆる「生理不順」の可能性があります。
稀に生理周期が上記に当てはまらない場合であれば、様子を見ることでも問題ありませんが、頻繁に生理周期が乱れる場合には病院を受診して医師に相談するようにしてください。

生理不順

生理不順とは前述でも説明したように、正常な生理周期に当てはまらない状態のことを指します。
以下に当てはまる場合は、無排卵や子宮の発育不全、卵巣機能が不十分な状態であったり、脳の視床下部や下垂体などが正しく機能しておらず、指令が届いていない状態の可能性があるため、病院を受診するようにしましょう。

【生理期間で見る生理不順】

・生理期間が2日以下
→過短月経

・生理期間が8日以上
→過長月経

【生理周期で見る生理不順】

・生理周期が24日以下
→頻発月経

・生理期間が39日以上
→稀発月経

低用量ピル服用中は排卵が起こらない

結論として、低用量ピルを服用することによって排卵は起こりません。
なぜかというと、低用量ピルはどの種類でも、排卵を抑制して避妊効果を発揮するお薬だからです。
女性の体は、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が最も多くなったときに排卵が起きます。エストロゲンの配合された低用量ピルを体外から取り入れることにより、体の中でエストロゲンを分泌する必要がなくなります。
よって、低用量ピルを服用することで、卵巣が一時的にお休みできるようになり排卵が抑制されます。

低用量ピルと排卵の関係性

低用量ピルを飲み始めのタイミングを誤ると排卵が起きてしまい、避妊効果が十分に発揮できなくなる可能性があります。
低用量ピルを飲み始めるタイミングは、生理1日目から5日目までに服用することが推奨されています。
これは、卵胞が成長しきらない日数を指しています。低用量ピルを飲み始めるタイミングが遅くなってしまうと、卵子が大きく成長することにより排卵が起きてしまいます。
また、低用量ピルを飲み忘れることでも排卵が起きる可能性は大いにあります。
低用量ピルには7日間の休薬期間があるタイプと無いタイプがありますが、前者の場合、7日間を超える休薬期間を設けてしまうと、避妊効果が薄れてしまいます。
もしも飲み忘れてしまった場合には、7日間の連続服用期間が過ぎるまではコンドームなどの避妊具を使用したり性交渉を控えるようにしましょう。

低用量ピルをやめると排卵は起きる?

低用量ピルをやめると、その後の排卵はどうなるのかと心配になりますよね。
しかし、低用量ピルの服用を中止すると卵巣が活動を始めて排卵が再開され、次に生理が再開し、最終的には元の生理周期へ戻るようになります。
妊娠を希望して服用を中止する場合には、妊娠可能になるまでの期間は早くて1か月、遅くとも2か月から3か月の期間がかかるといわれています。ピルの服用中止から排卵再開までは個人差があるため、余裕をもって服用をやめるようにしましょう。
前述のように、生理が再開するまでに3か月程度かかるといわれていますが、ホルモンバランスによっては、なかなか再開しないこともあります。ピルの服用を止めて半年以上経過しても生理が再開しないときには、産婦人科を受診して医師へ相談するようにしてください。

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ピルを飲んでいても排卵痛や腹痛があるのはなぜ

ピルの服用中は、基本的に排卵痛は起こりません。しかし、痛みが発生している場合には何らかの原因があります。以下で原因ごとに説明していきます。

副作用

低用量ピルの飲み始めの頃には、副作用が起きることがあります。
この場合の痛みは、排卵痛ではなく「下腹部痛」や「腹痛」の痛みとなります。
低用量ピルは飲み続けることで、徐々に副作用が起きづらくなるため、1〜2か月は様子を見るようにしましょう。

排卵痛が起こった

低用量ピルは毎日同じ時間に1錠を服用する必要があります。
飲み忘れなどで正しく服用できていない場合、排卵が起こってしまい、効果を感じることができなくなってしまいます。
また、服用してから3時間以内に嘔吐や下痢をしてしまうと、ピルの成分がきちんと吸収されずに排出されてしまう可能性があります。

排卵が起こった=妊娠する可能性があると覚えておきましょう。

婦人科系疾患

子宮内膜症や、子宮腺筋症、子宮筋腫などの婦人科系疾患になっている場合、下腹部に痛みが生じることがあります。
定期健診はもちろんのこと、あまりにも痛みがひどい場合には病院を受診するようにしてください。かかりつけの婦人科があると安心ですね。

ピルを飲んでいるのに排卵痛や腹痛が起こったらどうする?

低用量ピルの服用中に排卵痛のような痛みが起こった場合には、病院の受診を検討したり、妊娠をする可能性を考えてピル以外の避妊方法を検討する必要があります。

以下では、そのような際の対処法について、いくつか紹介していきます。

コンドームなどの別の避妊方法を選択する

ピルを飲んでいるにも関わらず、排卵が起きてしまっている場合にはコンドームなどの別の避妊方法を併用することで、もしものときに備えることができます。

アフターピルの服用を検討する

ピルの飲み忘れに覚えがあり、その間に性交渉があった場合にはアフターピルの服用も視野に入れる必要があります。
ただし、アフターピルは72時間以内の服用が推奨されており、服用できる時間が限られているため、なるべく早く病院やオンライン診療サービスを受診する必要があります。

ピルの種類変更

低用量ピルといっても、さまざまな種類があります。
もしも、ピルの副作用が原因となって痛みが起こってる場合にはピルの種類を変更することで症状が改善されることもあります。

低用量ピルで排卵を止めると起こる体の変化やメリット

女性の体は、着床しやすくするために女性ホルモンであるプロゲステロンによって子宮内膜を厚くする働きがありますが、排卵が終わるとプロスタグランジンが子宮内膜から分泌され、プロスタグランジンによって子宮内膜を外に押し出すことで生理が起きます。
しかし、低用量ピルを服用することで排卵を抑制する働きがあるため、プロゲステロンが分泌されなくなります。
そのため、剝がれ落ちる子宮内膜の量も少なくなり、出血量も減ることから生理痛や経血量の減少が期待でき、低用量ピルのメリットの1つと言えるでしょう。

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まとめ

生理に「排卵」は付き物ですが、低用量ピルを服用することで、排卵を抑制することができます。
排卵があっても体調にさほど変化がない方もいますが、不調を感じるという方も少なくはありません。もしも、排卵日前後で体調が悪かったり生理不順に悩んでいる方は、低用量ピルの服用を検討してみてもよいでしょう。
低用量ピルの服用を中止したあとは、数カ月すると排卵が再開され、その後、妊娠しても胎児へ影響はありません。
正しい知識をもって、自分にとって過ごしやすい方法をとるようにしましょう。

ピルと漢方の併用はOK?PMSや月経困難症に効くのはどっち?

ピルや漢方は、PMSや月経困難症の改善に用いられます。ピルと漢方は基本的には併用できるものであり、ピルと漢方の違いを理解したうえで併用をすれば、PMSや月経困難症の辛い症状を効果的に改善できる可能性があります。

ピルと漢方を一緒に飲んでも大丈夫?

結論からいうと、ピルと漢方の併用は基本的には問題ありません。特にPMSや月経困難症の重い症状に悩んでいる方の場合は、低用量ピルと漢方薬を併用すると辛い症状を緩和できる可能性があります。ただし、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含む漢方薬の場合は、ピルの効果が弱まる恐れがあります。漢方薬と併用する場合には、セントジョーンズワートが含まれていないかどうかを確認するようにしましょう。
また、低用量のピルは、漢方だけでなくほとんどの市販薬と併用しても問題ないとされています。しかしながら、市販薬ではなく、病院で処方される薬の中にはピルとの併用を避けなければならないものもあります。ピルを服用している場合に処方薬の服用が必要になる場合には、ピルを服用している旨を必ず医師に伝えるようにしましょう。

ピルと併用する際に注意が必要な薬

ピルとの併用時に注意が必要となる薬には次のようなものがあります。ピルの服用と同時に次のような薬を飲む場合には、事前に医師や薬剤師に相談をしましょう。

ピルの効果を弱める恐れのある薬

ピルとの併用で、ピルの効果を弱めてしまう恐れがある薬は次のようなものです。

・抗生物質(テトラサイクリン系、ペニシリン系)
・抗てんかん薬
・睡眠障害治療薬、精神刺激薬(モダフィニル)
・肺高血圧薬(ボセンタン)
・抗結核薬(リファンピシン、リファブチン)
・抗HIV治療薬(非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬、HIVプロテアーゼ阻害薬)

ピルの効果を増強させる恐れのある薬

ピルとの併用で、ピルの効果を強め、副作用のリスクを高める恐れがある薬は次のようなものです。

・解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
・抗真菌薬(フルコナゾール、ボリコナゾール、イトラコナゾール)

ピルによって効果が弱まる恐れがある薬

次の薬は、ピルとの併用によって、効果が弱まる恐れがあります。

・血糖降下薬
・モルヒネ
・解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
・子宮内膜症治療薬(Gn-RH誘導体)
・抗菌薬(スルホンアミド系)
・抗てんかん薬

ピルによって効果が増強する恐れがある薬

ピルとの併用によって、次の薬は効果が増強する恐れがあります。

・抗うつ薬
・副腎皮質ホルモン(ステロイド)
・気管支拡張剤(テオフィリン)
・免疫抑制剤(シクロスポリン)
・胃酸分泌抑制薬(オメプラゾール)
・パーキンソン病治療薬(セレギリン塩酸塩)

ピルと漢方、おすすめはどっち?

ピルも漢方も、PMSや月経困難症の症状緩和の効果を期待できる薬です。そのため、辛い症状に悩んでいる場合、より効果が期待できる方を選びたいと思われるのではないでしょうか。
まず、ピルとは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが配合された薬であり、ピルは症状の原因に直接働きかけ、比較的早く効果を得られるという特徴があります。一方、漢方は一定期間服用し、体質を変えていくことでPMSや月経困難症の改善を目指すものです。そのため、ピルに比べると効果が得られるまでには時間が必要になります。
しかし、ピルと漢方薬のどちらが良いかという答えを一概に出すことはできません。なぜなら、ピルも漢方も副作用のリスクがないわけではなく、ピルと漢方のどちらがPMSや月経困難症の改善に適しているのかは、体質によって変わってくるからです。
PMSや月経困難症にお悩みの場合は、まずは医師の診療を受け、どのような対処法が適しているのか相談することから始めましょう。

ピルだけじゃない!漢方でも緩和できる生理の不調

PMSや月経困難症など、生理にまつわる不調は、女性ホルモンの乱れが一因になっていると考えられています。ピルの服用でもこれらの症状の緩和が期待できますが、漢方では体質を改善し、根本からトラブルの改善を目指します。

PMS(月経前症候群)

PMSとは、生理が始まる前に起こる精神的・肉体的な不調を指します。PMSには頭痛や腹痛、だるさなどの身体の不調やイライラや不安、集中力の低下など、さまざまな症状があり、人によって症状の出方は変わります。そのため、特定の症状を緩和するのではなく、気・血・水のバランスを整え、ゆっくりと体質を改善していく漢方の服用は、PMSの症状の緩和に期待ができます。

月経困難症

月経困難症は、生理の時に起きる下腹部痛や腰痛、頭痛、腹部膨満感などの症状を指します。中医学では、月経困難症は血が滞る血行不良の状態が関係すると考えられています。そのため、血の巡りを良くする漢方を服用すると、体質の改善によって生理中の不快な症状の緩和を期待できます。

ピルと併用OK!PMSや月経困難症におすすめの漢方

ピルと漢方は、併用が可能です。そのため、低用量ピルでつらい症状を抑え、漢方によって長期的に体質改善を目指すという対処法を選択することもできます。
PMSや月経困難症の改善に効果が期待できる漢方薬には次のようなものがあります。

加味逍遙散(カミショウヨウサン)

ホルモンバランスの乱れに伴って生じるイライラや不安などの精神的症状の緩和が見込めます。冷え性や肩こり、のぼせなどの改善効果も期待できます。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

体力がなく、疲れやすい、貧血傾向が見られる女性に処方されることが多い漢方です。血を補い、水を巡らせることで、めまいや冷え性、むくみなどの症状を緩和させます。

抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)

イライラや不安などの症状の緩和が期待できる漢方です。自律神経を整えながら血を補い、身体全体に気と血を巡らせます。胃腸の働きを整える効果もあるため、胃腸が弱い方でも服用しやすい漢方です。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

比較的体力があるものの、月経困難症やPMSなどの症状に悩む人に適した漢方です。血行を高め、手足は冷えるものの顔はのぼせるといった症状や肩こり、肌荒れなどの症状を改善する効果を期待できます。

桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

のぼせやすく、便秘気味の人に適した漢方です。腹痛や頭痛、精神的な不安など、生理前後の不快な症状を緩和させる効果を期待できます。

苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)

立ち眩みやめまい、頭痛などに効果を期待できる漢方です。PMSの症状としてめまいを伴う場合に用いられることが多くなります。

補中益気湯(ホチュウエッキトウ)

体力がなく、胃腸の働きが衰えている場合に処方されることが多くなります。PMSによる身体のだるさや眠気が強く出る場合などに効果的です。

ピルと漢方を上手に併用してPMSや月経困難症を改善しましょう

ピルと漢方は、多くの場合、併用しても問題はありません。また、ピルは比較的早く効果を得やすい薬であるのに対し、漢方は一定期間、服用を続けなければ効果を発揮せず、即効性は期待できないといった違いがあります。
PMSや月経困難症は、ピルや漢方薬で症状を和らげられるものであり、1人で我慢する必要はありません。PMSや月経困難症の症状に悩んでいる場合は、ピルと漢方の併用も含め、医師に相談をしてみてはいかがでしょうか。

ピルをはじめるならメデリピル

ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
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アフターピルは更年期に飲んでいい?40代以降にピルを服用するメリット・デメリットを解説

アフターピルは、更年期にも服用可能です。しかし、50歳を超える方や40歳以上で心血管障害の発症リスクが高い方は服用ができません。40代以降にピルを服用する場合はメリットとデメリットの両方をしっかり理解しておくことが大切です。

アフターピルは更年期に服用できる?

更年期にさしかかると、ホットフラッシュと呼ばれる更年期に現れるほてりやのぼせの症状など身体の変化を感じる人も増えてきます。これまでとは体調が変化する更年期にもアフターピルを服用して問題がないのか、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アフターピルとは

アフターピルは望まない妊娠を防ぐために、性交渉後に服用する緊急避妊薬です。アフターピルには多量の黄体ホルモンが含まれており、排卵を抑制する効果や受精卵の着床を防ぐ効果が期待できます。性交渉の後、72時間以内の服用が推奨されており、早めに服用すればするほど高い確率で妊娠を回避できるとされています。

更年期とは

更年期とは、閉経の前後5年間ほどの時期を指します。一般的には40代後半から50代前半くらいまでの10年間を更年期と言います。
女性は、卵巣からエストロゲンとプロゲステロンが分泌されますが、更年期になると卵巣機能が低下するため、エストロゲンの分泌量が大きく減少します。エストロゲンは身体の健康維持に関わるさまざまな役割を果たしているため、急激なエストロゲンの減少によって心や身体の不調が生じることがあり、この症状を更年期障害と呼びます。

アフターピルを含めたピル全般が服用できるのは閉経まで

アフターピルを服用できるのは、初経から閉経していない49歳までとされています。また、アフターピルだけでなく、全てのピルは閉経後に服用することはできません。ピルには血栓症の発症リスクを高める恐れがあり、閉経後にピルを服用すると静脈血栓塞栓症などの病気を招くリスクが高くなるのです。
また、閉経前の女性であっても持病や生活習慣によっては、ピルを服用できない場合もあります。

ピルが服用できない人とは?

まず、閉経していない場合であっても50歳を超えている方は、ピルを服用できません。
また、40歳以上になると心筋梗塞などの心血管系の病気の発症リスクが高まります。そのため、40歳以上でまだ閉経を迎えていない方でも、心血管障害のリスクが高い方は、ピルの服用はできません。具体的には、BMIが30を超えている人や高血圧、高脂血症、糖尿病などの持病がある人、習慣流産の経験がある人などです。
年齢だけでなく、喫煙の習慣も心血管系障害の発症リスクを高めるものです。そのため、35歳以上で1日あたり15本以上の喫煙をする習慣がある人は、原則としてピルの服用が認められません。

更年期にピルを服用するメリット・デメリット

更年期でも年齢や持病などの条件に問題がなければ、ピルを服用することができ、服用によるメリットを得られます。しかしながら、更年期を迎える時期である40歳以上の方がピルを服用する際には注意しなければならない点があるのも事実です。
ピルの服用を希望する場合は、更年期にピルを服用するメリットとデメリットを十分に理解したうえで、医師とも相談し、ピルを服用するかどうかの判断をするようにしましょう。

メリット

更年期でも、アフターピルを服用すれば望まない妊娠を回避できます。加えて、低用量ピルを更年期に服用すると次のようなメリットを得られます。

・生理周期の調整ができる
・月経困難症やPMSの症状を緩和できる
・子宮内膜症を改善できる
・卵巣癌や子宮体癌、大腸癌の発症リスクを低減できる
・関節リウマチの発症リスクを低減できる

デメリット

ピルの服用は、血栓症の発症リスクをわずかに高めます。しかし、40歳を超えるとピルの服用の有無に関わらず心血管系障害の発症リスクは高まるものです。
そのため、更年期にピルを服用すると、心筋梗塞や脳卒中、脳梗塞、静脈血栓塞栓症などのリスクをさらに高めてしまう恐れがあります。

ピルは更年期障害の治療にはならない

エストロゲンの減少によって更年期障害が起きるのであれば、エストロゲンを含むピルの服用で更年期障害の症状を緩和できるのではと思う方もいるかもしれません。しかし、ピルの服用は更年期障害の治療には適していません。

症状の緩和が期待できることも

ピルの服用で、顔や上半身がほてる、汗をかきやすい、手足が冷えるといった血管運動神経系の症状の緩和が期待できるケースもあります。
しかし、ピルは更年期障害の治療に必要な量の4〜5倍程度のエストロゲンが含まれており、更年期症状の緩和のためにピルを服用すると血栓症のリスクを高めてしまいます。

更年期障害には適切な治療を

更年期障害の治療には、エストロゲンとプロゲステロンを薬によって補う、ホルモン補充療法(HRT)が用いられます。含まれるエストロゲンの量が低いため、ピルと比較し、血栓症の発症リスクを高めずに治療を進めることができます。

ピルとホルモン補充療法の違い

ピルは、経口避妊薬として開発された薬であり、排卵を抑制するためには一定量以上のエストロゲンを含有する必要があります。しかし、更年期の症状の緩和のために必要なホルモンは少量です。そのため、ホルモン補充療法で使用するエストロゲンの量はピルに比べて、非常に低くなっています。
ピルもホルモン補充療法も、どちらもエストロゲンを身体に入れるものですが、含有量が違うため、ピルの服用ができない年齢であってもホルモン補充療法による更年期障害の治療が可能なのです。

更年期にさしかかってきた際、ピルの代わりになるものとは?

更年期が近づけば、ピルの服用を見直さなければならなくなりますが、ピルを服用してきた方にとってはピルの休止を不安に感じることもあるでしょう。ピルの服用が難しくなったときには、ピルの代用として次のようなものを利用することができます。

子宮内避妊器具(IUD)

避妊目的でピルを服用している場合は、子宮の中に子宮内避妊器具(IUD)を挿入すると避妊効果を得ることができます。しかしながら、子宮頸がんや性器出血などが見られる場合は、使用できない場合もあります。

漢方薬

月経困難症やPMSの改善目的でピルを服用している方は、漢方薬の服用を検討してみると良いでしょう。ピルと異なり、即効性はありませんが体質を改善することで、生理前後の不快な症状を緩和できる可能性があります。

黄体ホルモン製剤

エストロゲンではなく、黄体ホルモンであるプロゲステロンのみを配合した薬剤です。血栓症のリスクを高めるエストロゲンが含まれていないものの排卵の抑制効果があるため、更年期の女性の月経困難症やPMSの改善効果を期待できます。

更年期が終わりにさしかかってきた際、ピル服用中に閉経を確認するには?

低用量ピル服用中は生理時の出血が少ないため、閉経したのかどうか確認できないのではと不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

ピル服用中の閉経確認はできない

ピルを服用していると、子宮内膜が剥がれ落ちる消退出血が起きます。消退出血は閉経後であっても発生するため、ピル服用中に閉経したかどうかを判断することはできません。

閉経確認にはピルの服用中止が必要

閉経を迎えたかどうかを確認するためには、医療機関で血液検査を受ける必要があります。
卵胞刺激ホルモン(FSH)値 40mIU/mL以上かつエストラジオール(E2)値 20pg/mL以下を目安として、閉経していると判断されます。
検査を受ける前にはピルの休止が必要ですが、検査によって閉経が確認されれば、そのままピルの服用を中止する必要があります。

更年期のアフターピルやピルの服用には注意が必要

更年期のアフターピルをはじめとしたピルの服用には注意が必要です。ピルには血栓症の発症リスクを高める恐れがありますが、40歳を超えると、ピルの服用に関わらず心血管疾患のリスクが高まります。そのため、閉経以降はピルの服用はできません。
また、ピルの服用によって更年期障害の症状が緩和される場合もありますが、更年期障害の治療にはピルは適していません。更年期の症状を感じ始めたら医師に相談し、ホルモン療法など適切な治療を受けるようにしましょう。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。


LINEから診療予約ができる

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最短当日発送・送料無料

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また、アフターピルの場合は送料無料になります。※1

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東京23区内限定の当日お届けプラン

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低用量ピルと同時処方で診療代0円

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アフターピルと下剤は併用しても大丈夫?ピル服用後すぐに下痢をしてしまった時の対処法について

アフターピル服用後に便秘になった場合、下剤を服用しても良いのでしょうか?ピルの成分が吸収されずに排出されてしまいそうで不安ですよね。今回の記事では、アフターピルと下剤を併用できるのかどうか、また、アフターピル服用後に下痢や嘔吐をした場合の対処法について解説していきます。

アフターピルが原因で下痢や便秘になる?

アフターピルにはいくつか副作用があり、その中には下痢と便秘も含まれています。これは、アフターピルを服用することでホルモンバランスが急激に変化し、それによってお腹がゆるくなること、腸の動きがにぶくなることなどが原因だと考えられています。

アフターピル服用後に下剤を飲んでも大丈夫?

アフターピル服用後に便秘になった場合、下剤の服用を検討するかもしれません。下剤を服用すると、便の水分量が増え、下痢になることがあります。アフターピル服用直後に下痢をしてしまうと、ピルの成分が体外へ排出されてしまう可能性があります。ピル成分の吸収には約2時間かかるとされているため、即効性のある下剤を使いたい場合は、余裕を持ってアフターピル服用後3時間ほど経過してから下剤を服用するようにしましょう。

アフターピル服用後に下痢をしたら?

アフターピルは胃や小腸で吸収されるため、アフターピル服用後に下痢の症状が出てしまっても問題はないとも言われていますが、服用後3時間以内に下痢をした場合は、アフターピルの成分がわずかに体外へ排出される可能性も考えられます。きちんと避妊効果を得られているか不安な場合はアフターピルを処方をしてもらった医師に相談してみましょう。なお、水っぽい下痢が出た場合は体内が脱水状態になっているため、しっかり水分補給をするようにしましょう。

便秘の時におすすめの飲食物

アフターピルを飲んで便秘気味になった時、できれば下剤を使わず症状を改善したいですよね。ここでは、便秘に効く飲食物をいくつか紹介します。

水・白湯

主な便秘の原因は、体内の水分が足りないことにあるとされています。意識的に水分を摂ることで、便をやわらかくし流れやすくすることができます。

良質な油

オリーブオイルやアマニ油などは不飽和脂肪酸と呼ばれ、便のすべりを良くしてくれる効果があります。逆に、バターやラードなどは飽和脂肪酸と呼ばれ、便秘の原因になるため注意しましょう。

食物繊維が含まれた食べ物

オートミール、きのこなど食物繊維が含まれている食べ物は、水分を保持したり大腸を刺激したりして便通を良くしてくれる効果があります。中でも水溶性食物繊維には水分を保持する効果が、不溶性食物繊維には大腸を刺激する効果があるため、両方の食物繊維をバランスよく摂れるよう心がけてみましょう。

アフターピル服用後の嘔吐にも注意

アフターピル服用後は、下痢のほかに嘔吐にも注意が必要です。アフターピル服用後3時間以内に嘔吐した場合、ピルの成分が十分に吸収されていない可能性があります。場合によっては追加でもう1錠飲まなければいけないこともあるため、もし吐いてしまったときはアフターピルを処方してもらった医師に相談してみるようにしましょう。また、嘔吐をした場合、下痢をしたときと同じように体内が脱水状態になるため、水分補給は忘れず行うようにしてくださいね。

吐き気を抑えるためにできることは?

アフターピル服用後に嘔吐すると、ピルの成分が十分に吸収されないままになってしまいます。服用後の吐き気を抑えるために気を付けたいポイントを2つ紹介します。

服用後は安静に過ごす

アフターピルの副作用の一つに吐き気があり、それが原因で服用後に嘔吐してしまうことがあります。副作用は服用後24時間程で消失するとされているため、体調の変化を抑えるためにも、アフターピル服用後24時間は安静に過ごすように心がけましょう。

服用前後は飲酒を控える

アフターピルの服用前後にアルコールを摂取すると、吐き気が強くなる可能性があるほか、ピルの吸収にも影響が出てしまう可能性があります。アフターピル服用前後2時間は必ず飲酒を控えるようにしましょう。なお、アフターピルにかかわらず薬の服用後24時間は飲酒を避けるようにして、もし飲酒するとしても嗜む程度にとどめるのが望ましいでしょう。

まとめ

今回の記事では、アフターピルと下剤の併用について解説しました。アフターピル服用後に下痢や嘔吐をするとアフターピルの成分が体外に排出されてしまう可能性があるため注意が必要です。また、アフターピル服用後3時間以内に吐いてしまった場合は、追加服用が必要な場合もあるため、医師に相談するようにしましょう。

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低用量ピルと風邪薬の併用はできる?飲み合わせに注意が必要な薬や食べ物を解説!

ピル服用中に体調を崩した場合、ピルと風邪薬などの市販薬を併用しても大丈夫なのでしょうか?種類の違う薬を併用すると、薬の効果に影響が出ないか不安になりますよね。
今回の記事では、ピルと風邪薬や胃薬などの市販薬が併用できるのかについて解説していきます。ピル服用中に体調を崩した際には、ぜひ参考にしてみてください。

ピルは他の薬と併用できる?

ピルは他の薬と併用しても大丈夫なのでしょうか?
ここでは、ピルとの併用について、市販薬に限定してお話ししていきます。

ピルと併用できる薬

ドラッグストアなどで買うことができる市販薬は、病院で処方される薬よりも配合されている成分量が少ないため、ほとんどの場合ピルと併用することができます。

併用できない薬もあるので要注意

多くの市販薬はピルと併用できるとお伝えしましたが、病院で処方してもらう薬の場合は、市販薬に比べて配合成分量が多いため、ピルとの併用に注意が必要な場合があります。特に、C型肝炎治療薬の中にはピルとの併用が禁止されているものもあるため、新たに投薬治療などを開始する場合は、医師にその薬とピルの飲み合わせについて確認しておくようにしましょう。

ピルと併用ができる解熱鎮痛剤

ピルと併用が可能な解熱鎮痛剤は、以下の3つの成分が入ったものです。

ロキソプロフェンナトリウム

熱や痛みに効果的な、ロキソプロフェンナトリウム水和物を有効成分とする解熱鎮痛剤であればピルと併用しても問題ありません。
医療用医薬品と同様の成分を配合しているため、1回1錠で症状を緩和したい方におすすめです。

イブプロフェン・エテンザミド・ブロモバレリル尿素・無水カフェイン

熱や痛みの原因物質の合成を抑制するイブプロフェンとエテンザミド、ブロモバレリル尿素、無水カフェインが有効成分の解熱鎮痛剤もピルと併用しても問題ありません。
小粒な錠剤のタイプが多く、飲みやすく複数の成分による効果を得たい方におすすめです。

ロキソプロフェンナトリウム

前述の成分と同様に、熱や痛みに効果的なロキソプロフェンナトリウムが有効成分の鎮痛剤でもピルとの併用が可能です。
胃の粘膜を保護してくれる成分のメタケイ酸アルミン酸マグネシウムが一緒に配合されている場合が多いです。

ピルと併用ができる風邪薬

ピルと併用が可能な風邪薬は、以下の2つの成分が入ったものです。

麦門冬湯

漢方の一種である麦門冬湯が有効成分の風邪薬は、ピルとの併用が可能です。
咳や咽頭炎、喉の乾燥に効果的で、たんが出ている方にもおすすめです。

葛根湯

こちらも漢方の一種である葛根湯が有効成分の風邪薬であれば、ピルとの併用が可能です。
風邪が引き始めの方で、肩こり・頭痛などにも効果的です。

ピルと併用ができる胃薬

ピルと併用が可能な胃薬は、以下の3つの成分が入ったものです。

ファモチジン

胃粘膜のH2受容体に作用して、過剰になった胃酸の分泌を抑制する働きをもつファモチジンが有効成分の胃薬は、ピルとの併用が可能です。

ニザチジン

ファモチジン同様に、過剰になった胃酸の分泌を抑制するニザチジンが有効成分の胃薬はピルとの併用が可能です。

テプレノン

胃の粘膜を保護する働きをもつテプレノンが有効成分の胃薬もピルとの併用が可能です。

ピルと併用できない薬とサプリメント

実はトラネキサム酸以外にも、ピルとの併用が禁止されている薬や、併用にあたって注意が必要な薬・サプリメントが存在します。

【併用禁止な薬】
・C型肝炎の治療薬
→併用により肝機能が悪化する事例が多数報告されています。

【併用にあたり注意が必要な薬・サプリメント】
・バルビツール酸系、ヒダントイン系の抗てんかん薬
・ペニシリン、テトラサイクリンなどの抗生物質
  など
→ピルの効果を弱める可能性があります。

・アセトアミノフェンが主成分の解熱鎮痛薬
・フルコナゾール、ボリコナゾールなどの抗真菌薬 
 など
→ピルの効果を強める(同時に副作用も発生しやすくなる)可能性があります。

・モルヒネ
・血糖降下薬  
など
→ピルにより薬の効果が弱まる可能性があります。

・免疫抑制剤
・副腎皮質ステロイド 
 など
→ピルにより薬の効果が強まる可能性があります。

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ピルと併用禁忌な薬やサプリ・飲食物を徹底解説!ピルを飲むときに知っておくべき飲み合わせ

2025.03.05

 

グレープフルーツやグレープフルーツジュースとの飲み合わせには注意が必要です。
グレープフルーツに含まれる「フラノクマリン類」という成分は、ピルの効果が増強してしまう可能性があります。
そのため、頭痛やめまいなどの副作用が強く出てしまう場合もあるので、ピル服用時には摂取しないようにしましょう。

まとめ

この記事では、ピルとトラネキサム酸を併用する際の注意点、併用時のリスクなどについてご説明しました。ピルとトラネキサム酸は、それぞれ生理痛軽減や美白効果など女性にとって嬉しい作用を持っています。しかし少なからずリスクも存在しているため、これら二つの併用を考えている場合は一度医師に相談し、血栓症リスクや自身の体調を考えつつ判断するようにしましょう。また、美白効果を期待している場合はトラネキサム酸ではなく別の医薬品を処方してもらえるか医師に相談するとよいでしょう。

ピルをはじめるならメデリピル

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ピルで卵巣癌(卵巣がん)が予防できる!ピルでリスクが下がるガンとは?

低用量ピルには排卵を抑制する作用があるため、卵巣癌を予防する効果があります。また、長期的に服用するほど予防効果が高くなることが分かっており、さらに、ピルの服用が子宮体癌や大腸癌の罹患リスクも低減させることも分かっています。

ピルで卵巣癌(卵巣がん)が予防できるって本当?

卵巣は骨盤の中にあり、卵巣癌は発見が難しい癌として知られていますが、低用量ピルの服用は、卵巣癌の発症リスクを低下させる効果があることが分かっています。なぜ、ピルで卵巣癌の予防ができるのでしょうか。

卵巣癌とは

卵巣癌は発見が難しい癌です。そのため、卵巣に癌が見つかった時点ですでに進行していることが多く、生存率も高くはありません。また、日本では卵巣癌に罹患する人が年々増加している傾向にあります。
卵巣癌の主な原因は2つあると考えられています。排卵時に卵細胞は卵巣の表面を破り、卵管の中に入っていきます。このときに形成される卵巣の傷の修復過程で、癌が発生すると考えられています。

また、もう1つの原因は、チョコレート嚢胞が癌化するというものです。チョコレート嚢胞とは、本来は子宮の内側にあるべき子宮内膜が卵巣内に付着し、生理のときに卵巣内で生理のような出血を起こす病気です。チョコレート嚢胞は、出血した古い血液が卵巣内に溜まって卵巣が肥大した状態であり、この状態が長く続くと癌化することが分かっています。

排卵と卵巣癌の関係

排卵によって破れた卵巣に卵管の細胞が付着すること、排卵後に起きる生理によって卵巣内の子宮内膜が出血を繰り返すことで発生するチョコレート嚢胞が卵巣癌の原因として考えられています。つまり、排卵が卵巣癌の発症に大きく関係していると考えられるのです。
卵巣癌の罹患率の高まりの原因の1つに、少子化が関係していると言われています。なぜなら、妊娠中と授乳期間中の約2年間は排卵が起きないからです。一生の間に産む子供の数が多ければ排卵の回数も少なくなるため、かつては卵巣癌の発症リスクも低かったと考えられています。また、チョコレート嚢胞の癌化の確率は、閉経前後から高まることも分かっており、平均寿命の延びも卵巣癌の発症率の高まりに関係していると推測されています。

ピルが卵巣癌(卵巣がん)発症のリスクを下げる理由

月経困難症の症状改善のために処方される低用量ピルには、卵巣から分泌されるホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが含まれています。ピルによって微量のエストロゲンとプロゲステロンが身体に入ると、脳はホルモンが分泌されている状態であると判断し、卵巣に女性ホルモンの分泌を停止させる指示を出します。すると、女性ホルモンが分泌されないため、排卵が止まります。排卵が起こらなければ卵巣が破れることも、チョコレート嚢胞が発達する事もないため、卵巣癌の発症リスクを抑えられるのです。

ピルの早期服用が卵巣癌予防のカギ?

アメリカでは、低用量ピルを長期にわたって服用していた女性は、卵巣癌の罹患率が明らかに低いことが分かっています。低用量ピルの服用を続けていれば、出産経験が多い女性のように排卵の回数が減るため、卵巣癌のリスクが減ると考えられるのです。
年齢を重ねれば重ねるほど排卵回数も増加します。したがって、ピルの早期服用が卵巣癌予防のカギになると考えられています。

ピルの卵巣癌への作用

ピルは卵巣癌の予防に効果を発揮すると考えられています。しかしながら、卵巣癌の予防効果について理解はしていても、中にはピルの副作用が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、低用量ピルには血栓を作りやすくするという副作用があります。しかし、命にかかわるような副作用が発生する確率は10万分の1程度だと言われています。国立がん研究センターが公表しているデータによると、卵巣癌の罹患率は人口10万人あたり20.7例であり、死亡率も人口10万人あたり7.7人です。この数を見れば、ピルの服用によって生じる副作用よりも服用によって得られるメリットの方が大きくなることがわかります。

参照:がん種別統計情報 卵巣

ピルで卵巣癌(卵巣がん)の予防が期待できる

ご説明してきたように、若い頃からのピルの服用は、卵巣癌の予防につながると期待されています。日本では、卵巣癌の罹患率が高まっているとご紹介しましたが、実は、日本以外の先進国では、卵巣癌に罹患する女性は減少傾向にあります。なぜ、他の国とは反対に日本では卵巣癌に苦しむ女性が増えているのでしょうか。

日本人の卵巣癌が多い理由

日本人の卵巣癌が増えている原因には、ピルの普及率の低さが関係していると考えられています。卵巣癌の発症には排卵が関係しているのは前述のとおりですが、ピルを服用していれば、排卵を抑制するために卵巣癌の罹患率は低下します。
しかし、少子化が進む日本では女性が一生に出産する子供の数は減っているにも関わらず、ピルの普及が進んでいないために、他の先進国に比べて卵巣癌の発症率が増加しているのです。

ピルで卵巣がんを予防する

出産の回数が減れば、排卵の回数が増えるため、卵巣癌の発症リスクは高まります。排卵の回数を抑えるために出産回数を増やすことは難しいですが、低用量ピルの服用はそれほど難しいことではないはずです。
ピルは、避妊効果だけでなく、月経困難症を改善したり、卵巣癌を予防したりする効果も期待できる薬です。今後、ピルについての理解が浸透し、ピルの普及が進めば、卵巣癌に悩む日本人女性を減らすことができるはずです。

卵巣癌(卵巣がん)だけじゃない!ピルの服用でリスクが下がるガン

実は、ピルの服用は卵巣癌だけの発症リスクを低減させるだけではありません。ピルの服用が発症率に影響する癌には次のようなものがあります。

子宮体癌(子宮体がん)

ピルは、子宮体癌の発症リスクと死亡率を低下させると言われています。ピルの服用期間が長いほど、子宮体癌の発症リスクが低下するとした研究報告やピルの服用を中止した後も、長期にわたって子宮体癌の予防効果が持続するという報告もされています。

大腸癌(大腸がん)

ピルは大腸癌の発症リスクも低下させるという報告がなされています。しかしながら、未だピルの使用期間との関係性などははっきりとはしていません。

乳癌(乳がん)へのリスク

ピルの服用が乳癌に与える影響については、発症リスクを高めるという報告と低下させるという報告の両方があります。ピルの種類によっては発症リスクの変動が認められないという発表もあるため、ピルと乳癌の関係についてはまだ十分なデータが蓄積されていないと言えます。

若い頃からのピルの服用が卵巣癌リスクを下げる

卵巣癌は、早期発見が難しい癌であり、死亡率の高い癌でもあります。卵巣癌の発症には排卵が関係していると考えられており、排卵回数が多いほど卵巣癌の発症リスクは高まります。そのため、少子化が進む日本では、女性が生涯のうちに出産する子どもの数が減っているために排卵の回数が増え、卵巣癌の罹患率が高まっているのです。
しかしながら、日本以外の先進国では卵巣癌の罹患率は低下しています。日本の卵巣癌の罹患率の高さは、ピルの普及率の低さに関係していると考えられています。
ピルは排卵を抑制するため、長期のピルの服用は卵巣癌の発症リスクを低下させる効果があります。日本でもピルの正しい理解が進み、早い段階からピルを服用する女性が増加すれば、卵巣癌を予防できるのではと期待されています。

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ピルの服用経験がなく、ピルを飲んでみたいけど、安心して信頼できる方法で始めたいという方に、オンラインピル診療・処方サービスのメデリピルがおすすめです。
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※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

アフターピルは50代でも飲める?知っておきたいピルと年齢の関係性について

年齢が上がると妊娠しづらくなるというイメージがありますが、50代であっても閉経するまでは少なからず妊娠する可能性は0ではありません。何歳であっても、アフターピルは飲んで大丈夫なのでしょうか?今回の記事では、50代でもアフターピルを飲めるのかどうか、また、ピルと年齢の関係性についても解説していきます。

アフターピルとは

アフターピルとは、避妊に失敗した際に服用する緊急避妊薬です。避妊失敗後に飲むことで、望まない妊娠を防ぐことができます。アフターピルでひとつであるノルレボ錠(レボノルゲストレル錠含む)の避妊率は、避妊に失敗してから、72時間以内に飲めば84%※とされており、できるだけ早いタイミングで飲んだ方が避妊率は高くなります。

※参照:「緊急避妊法の適正使用に関する指針 (平成 28 年度改訂版)

ピルの副作用としての血栓症

ピルには、重大な副作用として血栓症があります。これは、ピルに含まれているエストロゲンという卵胞ホルモンに血液凝固作用があるためです。年齢が上がるにつれて血栓症リスクは高まるほか、肥満や高血圧などもリスクを増加させる要因になるとされています。

アフターピルは50代でも飲める?

WHOのガイドラインによれば、ピルを服用できるのは閉経していない49歳までの女性です。50歳でまだ閉経していないとしても、加齢とともに心血管系疾患やピルの副作用である血栓症のリスクが高まるため、50代になったらピルの投与を控えることが望ましいとされています。ただし、ピルを飲めるかどうかは、状況によって変わる可能性があるため、必ず医師の判断を仰ぐようにしてください。

ピルと年齢の関係性って?

アフターピルに限らず、ピルには年齢による一定の服用制限があります。心血管系疾患のリスクを高める要素(肥満・高血圧・糖尿病など)のない方であれば、40代になっても慎重投与という形で服用可能とされますが、これらのリスクを高める要素を持っている方の場合は、40歳未満までは慎重投与、40歳以上からは服用禁止となります。

喫煙者の場合は35歳で服用禁止になる

喫煙者の場合、非喫煙者に比べて心血管系疾患などのリスクが高いため、35歳でピルの服用が禁止となり、35歳未満では慎重投与となります。ただし、禁煙をすることで服用を続けることができる場合もあります。ピルの服用継続を希望する方は、医師と相談しながら禁煙も検討してみましょう。

中高生でも服用できる

年齢の低い中学生・高校生であっても、初経が来ていればピルを服用することができます。未成年の場合は処方時に親の同伴などが必要な場合もあるため、事前に病院のHPに記載がないか確認したり、病院に電話で問い合わせてみたりするのがおすすめです。

年齢以外で気を付けたいのは?

年齢以外に、アフターピルを服用する上で注意しておきたい条件はあるのでしょうか?国のガイドラインによれば、アフターピルを投与してはいけないとされているのは以下のような方です。

アフターピル成分に過敏症がある

過去に、アフターピルの成分に対して過敏症が起きたことがある場合は、アフターピルの服用によって再び過敏症が見られる可能性があります。

重篤な肝障害がある

代謝機能が低下しており、肝臓への負担が大きくなるため、アフターピルを飲むことによって肝障害の症状が悪化してしまう可能性があります。

妊娠している

アフターピルには、これから起きる妊娠を防ぐ効果はありますが、すでに成立した妊娠に対しては有効性を期待できません。

50代におすすめな避妊方法は?

50代になると閉経を迎える方も多いですが、その時期は人により異なります。50代では心血管系疾患や血栓症のリスクが増加するため、以下でピル以外の閉経までの避妊方法をいくつか紹介します。

コンドーム

最も一般的で手軽に行うことができる避妊方法です。ただし、コンドームの避妊率は85%ほどで、性交渉中にコンドームが破れたり外れたりする可能性もあるため、取り扱いには注意が必要です。また、性感染症の予防にもなります。

ミレーナ

子宮内に直接装着する避妊具です。一度装着すると、避妊効果が約5年間継続します。ミレーナは血液凝固作用のあるエストロゲン(卵胞ホルモン)を含まず、黄体ホルモンのみを含むため、血栓症リスクが高くてピルを服用できない40代〜の方でも装着することができます。※ただし、副作用として不正出血や下腹部痛などが見られる可能性があるため注意しましょう。
※ミレーナの適応は医師の判断になります。

ミニピル

ミニピルは通常の低用量ピルとは異なり、血液凝固作用のあるエストロゲン(卵胞ホルモン)を含まず、黄体ホルモンのみを含んでいます。そのため、血栓症リスクから低用量ピルを服用できなくなった方でも服用可能なピルだと言えます。正しく服用すれば低用量ピルを同程度の避妊効果がありますが、含まれているホルモン量が少ないため不正出血が起こりやすい点に注意が必要です。

※オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では、ミニピルの取り扱いはありません。

まとめ

今回は、50代でもアフターピルを飲めるのかについて解説しました。年齢が上がるほど血栓症リスクが高くなるため、原則として閉経前の49歳までの方しかピルが服用できないとされています。ただしピルを服用できるかどうかは、喫煙や持病の有無などによっても異なるため、必ず医師の指示に従ってください。また、40歳以上の血栓症リスクが高い年齢であっても、コンドームやミレーナなど他の避妊方法があります。不安な場合には医師とも相談しながら、年齢に合わせた避妊方法を選択するようにしましょう。

アフターピルの処方ならメデリピル

オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」ではアフターピルの取り扱いもあります。
メデリピルは、ピルが初めての方にも安心して利用していただける体制が整っています。

診療と処方を担当するのは、現役の産婦人科医のみで、診療時間も夜23時まで対応しているので、病院が開いていない時間にもアフターピルを処方してもらえます。
診療は音声通話かビデオ通話を選べるので、カメラオフでも診療を受けることができます。
アフターピルは、送料無料・最短当日発送でお届けします。東京23区内にお住まいであれば、別途送料3,850円(税込)で、処方されたその日にお届けする「当日お届けプラン」を利用することが可能です。(受付時間に限りがあります)
また、副作用が不安な方には吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方してもらえます。
今後も継続的に避妊していきたいという方には、低用量ピルも一緒に処方してもらうことができます。また、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が無料となります。
病院に行けなくとも、メデリピルのようなオンラインでのピル診療・処方サービスを利用するのもひとつの手段です。
こういった選択肢があることも知っておくと、いざという時に安心ですね。


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メデリピルでは、初めてメデリピルで低用量ピルを処方された場合、アフターピルと同時に処方されることでアフターピルの診療代1,650円が0円になります。
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メデリピルでは、アフターピルの副作用が心配…。3時間以内に吐いてしまったらどうしよう…。という方には、処方時に吐き気止めなどの副作用緩和薬も同時に処方しています。
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安心してピルをはじめるならメデリピルがおすすめです。

生理を遅らせる(移動)方法は?ピルの服用に関する気になるQ&Aもチェック

人によって周期や生理痛の重さに違いはあるものの、定期的にやってくるのが生理。多くの女性が忙しい時期や大切な予定と被り、生理を遅らせることはできないのか?と困った経験があるのではないでしょうか。
そんなときに生理を遅らせる有力な方法のひとつとして、「中用量ピル」の服用が挙げられます。
この記事では、生理を遅らせる具体的な方法や費用、中用量ピルの副作用、注意点などについて解説していきます。

生理を遅らせる方法とは?

結論、生理を遅らせるには「中用量ピル」の服用しかありません。
よく、食べ物や飲み物、運動、ツボ押しなどで生理を遅らせることができるなどと聞いたことがある方もいるかもしれませんが、医学的根拠は無いのです。
中用量ピルは、低用量ピルと比較すると含まれるホルモン量が多く、主に生理日移動に限って使用されることの多いピルです。
一方で低用量ピルは、毎日1錠を継続的に服用するピルですが、服用方法によっては生理日をコントロールすることができます。

生理を遅らせるためのピルの飲み方

中用量ピルで生理を遅らせる場合、ピルを飲み始める時期は「次回生理予定日(遅らせたい生理)の5日〜7日前」が望ましいとされています。飲み始めがこれより遅れてしまうと、普段の予定日に生理が来てしまうリスクが高くなるので注意しましょう。

その後、生理を避けたい期間中は、毎日1錠ずつ服用を続けます。毎日忘れずに飲み続けないと的確に生理を遅らせることができないこともあるので忘れないように工夫しましょう。
そして、生理を遅らせたい日の2日前まで服用します。服用をやめた2〜3日後に生理が始まることが多いです。

生理を遅らせるためのピルの費用

中用量ピルは、生理を遅らせたい日数や生理周期、生理予定日によって処方される錠数が変わります。
また、処方される病院やオンライン診療サービスにもよりますが、一般的な生理日移動では診療とピル代で5,000円程度が相場です。
ただし、他のピルと同様に医師の処方が必要なため、薬局やドラッグストアでは購入ができないため注意しましょう。

生理を遅らせるためにピルを飲むことで見られる副作用

生理を遅らせるために服用する、中用量ピルにも副作用はいくつかあります。
中用量ピルは高いコントロール効果と引き換えに副作用が起きる可能性があります。
特に生理を遅らせる場合、期間中はずっと服薬を継続する必要があります。せっかく予定と生理のバッティングを回避できても、今度は副作用が被ってしまう可能性もあります。

吐き気や頭痛

どの種類のピルでも起きやすい副作用として、吐き気や頭痛、むくみや倦怠感などのマイナートラブルがあります。これは、生理を遅らせるための中用量ピルでも起こりうる副作用です。通常、飲み続けることで症状が改善していきますが、中用量ピルの場合は生理を遅らせる期間だけの服用ということもあり服用期間が短いため、不安な方は処方時に副作用緩和薬を同時に処方できないか医師に相談※してみると安心です。

※処方する病院やオンライン診療サービスによって変わります
※オンラインピル診療・処方サービス「メデリピル」では副作用緩和薬の取り扱いがあります。希望する方は診療時に医師にお申し付けください。

血栓症

中用量ピルも、他のピルと同様に血栓症(深部静脈血栓症)を引き起こすリスクがあります。
中用量ピルの服用中に以下のような症状が現れたら、早急に病院を受診するようにしてください。

・脚(ふくらはぎ)における痛み、むくみ、しびれなど※
・押しつぶされるような胸の痛み
・息切れ
・めまい
・激しい頭痛
・失神
・視覚・言語障害(舌のもつれなど)

※片脚のみに症状が出る場合もあります

生理を遅らせるピルを服用する際の注意点

生理を遅らせるためにピルを服用する場合は、いくつか注意点があります。
これらの注意点を把握して、正しく生理日移動をしましょう。

生理予定日の直前に服用しない

中用量ピルで生理を遅らせる場合、希望する生理日の5〜7日前からピルを服用する必要があります。そのため、直前になって服用を希望しても処方されないため注意しましょう。

飲み忘れない

中用量ピルは、生理を遅らせる期間内に毎日1錠服用する必要があるため、飲み忘れてしまうと正しい効果が得られない可能性があります。
きちんと希望の生理日まで遅らせるためにも、飲み忘れないように工夫するようにしてください。

副作用があることを理解しておく

中用量ピルには、少なからず副作用があります。
特に吐き気や頭痛などの症状が、服用から24時間以内に現れることがあるため、服用開始時には安静にできる状態で服用するとよいでしょう。
また、副作用が心配な方は処方時に医師に相談して副作用緩和薬を同時に処方できないか聞いてみる※のもおすすめです。

※オンラインピル診療・処方サービス「メデリピル」では副作用緩和薬の取り扱いがあります。希望する方は診療時に医師にお申し付けください。

生理を遅らせるピルを使用する時に確認しておくこと

生理を遅らせるために、中用量ピルの服用を考えている場合は以下について予め確認しておきましょう。

生理周期

中用量ピルの服用を希望する場合、診療時に以下のことを聞かれるため、事前にメモしておきましょう。

・最終の生理開始日
・次回の生理予定日

また、生理周期がわかる方は生理周期もメモしておくと安心です。
これまで生理周期をきちんとつけていなかった人も、これを機に、アプリやカレンダー、基礎体温などで生理周期をつけておくと役立つのでおすすめです。

生理をずらしたい日

生理を遅らせる期間によって、中用量ピルの服用スケジュールを決めるため、生理をずらしたい日もメモしておくようにしましょう。

生理を遅らせるには余裕をもった計画を

生理を遅らせるためには、直前の服用では効果を得ることができないことがわかりました。
中用量ピルで生理を遅らせるには、予め5〜7日前にはピルの処方を受けられるように計画を立てるようにしましょう。
ただし、ピルによって生理日を移動できるという選択肢をもつことで予定通りイベントを楽しむこともできるため、きちんとしたスケジュールで利用してみてくださいね。

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PMSがひどい原因とは?生理中も続く原因や対処法も解説

生理が始まったのに、イライラや吐き気などPMSのような症状が続くことはありませんか。症状が続いていると、仕事や日常生活にも影響が出てしまい、病院に行くべきなのか心配になりますよね。それはこのような症状は、PMSではなくPEMS(周経期症候群)または月経困難症の可能性があります。この記事では、PEMSと月経困難症がPMSとどう異なるのかや、原因、症状を緩和する方法について詳しく解説します。

【基本】PMSの症状とは?

生理前に見られる身体的・精神的症状をPMSといいます。
人によって症状の種類や程度は異なりますが、代表的な症状を挙げると以下のようなものがあります。

イライラしやすい

精神的症状の1つに、イライラしやすい、というものがあります。これには、ホルモンバランスの乱れが関係しているとされています。生理前は普段よりも怒りっぽくなり、感情のコントロールが難しくなると感じている方も多いのではないでしょうか。

吐き気

PMSでは、吐き気が生じることもあります。これは、経血を子宮の外に押し出すために放出されるプロスタグランジンという物質が、胃や腸を刺激して締め付け感を与えることが原因だと考えられています。

腰痛・下腹部のはり

生理前にはホルモンバランスが乱れ、体に水分を溜め込みやすくなるため、PMS症状として腰痛や下腹部のはりを感じることがあります。

乳房のはり・痛み

こちらも同じくホルモンバランスの影響で、乳腺が刺激を受けることによって、乳房のはりや痛みを感じることがあります。

疲れ・だるさ

生理前は通常よりも体温が高くなるため、夜の睡眠の質が低下してしまいます。それが原因で、日中に疲れやだるさ、眠気などを感じることがあります。

気分が沈む

生理前に気分が沈んでしまうのもPMS症状の1つです。これは、ホルモンバランスが急激に変化することで、自律神経が乱れることが原因だとされています。

PMSとPMDDの違いとは?

PMSとPMDDの違いは、精神的症状の程度にあります。
PMSに比べて、精神的症状が強い状態をPMDDといいます。例えば、激しい怒りを感じて感情がコントロールできなくなってしまったり、気分が落ち込んで物事に対する気力がなくなってしまったりする状態が該当します。症状がひどいと仕事や日常生活にも支障をきたしている場合があり、実に女性全体の約5%がこのPMDDに悩まされていると言われています。

PMSがひどい原因とは?

ひどいPMS症状が生じてしまう原因には、以下のようなものがあります。

ストレス

仕事や人間関係でのストレスは、PMS症状を引き起こすきっかけになったり、現在の症状をさらに悪化させる要因になったりする可能性があります。

自律神経の乱れ

自律神経の乱れもPMS症状の悪化に影響します。自律神経が乱れていると、生理前に交感神経が活発になって心身が緊張状態になり、なかなかリラックスできなくなってしまいます。

食生活の乱れ

栄養バランスの偏った食事を取っていたり、食事の時間や回数がバラバラだったりすると、PMSの症状がひどくなる可能性があります。食生活の乱れはPMSのみならず、基本的な健康状態にも影響するため、普段から食事のバランスには意識を向けられると良いですね。

産後はPMSがひどくなる?

出産では、ホルモンバランスが大きく変動します。産後はホルモンバランスが乱れがちなため、それによってPMSの症状がひどくなる場合があります。
またこれに加えて、産後の寝不足や育児の疲れがさらに症状を悪化させる可能性も考えられます。
産後のホルモンバランスの乱れは、時間をかけて元通りになっていくことが多いですが、もし、ひどい状態の症状が続く場合は、我慢せず医師に相談してみるようにしましょう。

生理中もPMSが続くことはある?

生理中もPMSの症状が続いて悩んでいる方もいるかと思います。
このように、生理が始まってもPMS症状が出る場合は、PEMS(周経期症候群)や月経困難症が原因となっている可能性があります。

まずPEMSは、生理が始まると症状が消失するPMSとは異なり、症状のピークが生理中に訪れる点が特徴的です。身体的症状よりも、だるさ・イライラ・無気力・1人になりたいと感じるなどの精神的・社会的症状がメインです。PEMSは、生理が終わると症状が消失するとされています。

次に月経困難症は、生理中に強い下腹部痛・腰痛・吐き気・頭痛・疲労感・イライラなどの不快な症状が見られる状態を指します。月経困難症には、痛み物質などが関連している「機能性月経困難症」と、原因となる病気が存在している「器質性月経困難症」の2種類があります。特に「器質性月経困難症」の場合、そのまま放置していると症状がさらに悪化したり将来不妊につながったりする可能性があるため、何か気になる症状があれば早めに医師に相談することが大切です。

PMSがひどい時の対処法

PMSがひどいと、普段の生活にも影響が出て辛いですよね。ここでは、そんなPMSを改善するための対処法をいくつか紹介します。

食生活の改善

食生活の乱れは、PMSを悪化させる原因の1つです。脂質や糖質の多い食事を控えたり、塩分を控える、旬の野菜などを積極的に取り入れたりするなどして、バランスの取れた食事を取れるように意識してみましょう。また、アルコールやカフェインの取りすぎもPMSを悪化させる原因になるため注意しましょう。

禁煙

喫煙は血流を低下させるため、PMSが悪化してしまいます。実際、タバコを吸う女性は吸わない女性に比べて約4倍、PMSやPMDDになりやすいというデータもあります。普段からタバコを吸う習慣があり、現在PMSの症状に悩まされている方は、まずは禁煙にチャレンジしてみるようにしましょう。

ストレスの解消

仕事や家庭、人間関係でのストレスは、PMS症状を悪化させる原因になります。時間がある時に趣味などご自身の好きなことをしたり、軽い運動をして気持ちをリフレッシュさせたりして、普段からストレスを抱え込みすぎないように気をつけましょう。

薬の服用

PMSの症状がひどい場合には、市販の鎮痛剤を服用するのも1つの手です。
痛みをずっと我慢していると、そのストレスでさらに症状が悪化してしまう可能性もあります。決して無理はせず、症状がひどい時には市販の鎮痛剤を服用してみるようにしましょう。

低用量ピルの服用

ひどいPMS症状でお悩みの方には、低用量ピルの服用もおすすめです。
低用量ピルには2種類の女性ホルモンが含まれているため、服用することでホルモンバランスが整い、症状が改善する可能性があります。
低用量ピルは医師の処方が必要な薬で、ドラックストアや薬局では販売していないため、病院を受診するかオンライン診療サービスを利用する必要があります。
オンライン診療・処方サービスの「メデリピル」では、ご自宅からスマホで手軽に医師の診療とピル処方を受けることができ、そのまま自宅ポストまでピルを届けてもらうことができます。PMS症状でお悩みの方は、ぜひ低用量ピルの服用も検討してみてくださいね。

ひどいPMS症状は市販薬や低用量ピルに頼ろう

今回の記事では、ひどいPMS症状の原因やその改善方法について紹介しました。PMS症状が生理中も続く場合は、PEMSや月経困難症などの可能性も考えられます。普段の食生活の乱れやストレスなどが症状悪化につながる場合もあるため、普段から食事の内容に気をつけたり、軽い運動などを行ってストレス発散したりするようにしましょう。
また、PMS症状がひどい場合は市販の鎮痛剤や低用量ピルを服用するのも効果的です。オンライン診療・処方サービスの「メデリピル」では、診療予約から低用量ピルの購入まで全てオンラインで完結させることができます。現在PMS症状で悩んでおり、まずは一度医師への相談をしてみたいという方は、ぜひ利用してみてくださいね。

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