生理は女性にとって健康状態のバロメーターでもあります。
生理の基礎知識や、生理中でも快適に過ごすためのセルフケアをご紹介。
トリキュラーの効果とは?副作用の対処法や服用の注意点も解説
トリキュラーは、自然なホルモン変化に近づけた3相性ピルとして、避妊だけでなく生理不順や生理痛、PMSの改善など、女性の毎月の不調をサポートしてくれる低用量ピルです。しかし、正しい効果や副作用、注意点を知らないまま服用してしまうと、思わぬトラブルにつながる可能性もあります。
ここでは、トリキュラーの効果や期待できるメリットはもちろん、起こりやすい副作用とその対処法、服用時の注意点まで、はじめての方にもわかりやすく解説します。
自分の体と向き合いながら、安心してピルを選ぶための参考にしてください。
もくじ
トリキュラーとは?
トリキュラーは低用量ピルの一種です。レボノルゲストレルという黄体ホルモンと、エチニルエストラジオールという卵胞ホルモンを主成分としています。
また、トリキュラーは3相性ピルであり、ホルモンの配合比率が違う錠剤で構成されています。
そのため、ホルモン配合が段階的に変化するため、体への負担を抑えながら、自然に近いホルモン状態を保ちやすいとされています。自費診療(OC)での処方が一般的で、1シート2,500〜3,000円前後が費用相場です。
トリキュラーは第2世代の低用量ピルに分類される
ピルは、黄体ホルモンの量や開発された年によって「第1〜4世代」に分けられます。
トリキュラーは第2世代の低用量ピルに該当し、同じ世代のピルにはアンジュやそのジェネリック医薬品のラベルフィーユがあります。
ホルモンの摂取量を1シートの中で段階的に服用できるので、他のピルと比べて自然に近いホルモン変化となり、不正出血が起きにくいと言われています。
また、ルナベルULDやフリウェルULD、第4世代のピルは、低用量ピルよりもホルモン含有量が少ないため、超低用量ピルに該当します。

- ・第1世代との違いは?
第1世代ピルは、副作用が比較的強く出やすいノルエチステロンを含む製剤が中心だったものの、トリキュラーは第二世代の製剤で、ホルモンの配合量や成分が改良されており、副作用の発現率も抑えられています。また、3相性によってホルモン変化に柔軟に対応できる点も特徴です。
※オンラインピル診療サービスのメデリピルでは第1世代の低用量ピルの取り扱いはありません
トリキュラーは3相性に分類される
トリキュラーは、ホルモンの配合比率が異なる3種類の錠剤で構成された3相性ピルに分類されます。体内の自然なホルモン変化に近づけることで、副作用を抑える工夫がなされています。
- ・3相性のピルのメリット
トリキュラーは、不正出血を減らしたい方、ホルモン量が一定のピル(1相性ピル)が合わなかった方、避妊目的でピルを使用したい方におすすめです。
トリキュラーの効果
トリキュラーの主な効果として、「避妊」がありますが、その他の副効用として「生理不順の改善」「PMS・生理痛の緩和」「肌荒れ改善」が言われています。
避妊
トリキュラーは、2種類の女性ホルモンの作用により排卵を抑え、毎日正しく服用することで高い避妊効果が期待できる低用量ピルです。
低用量ピルに配合される2種類の女性ホルモンを服用することで、ホルモン分泌の抑制、排卵の抑制を行い妊娠を防ぐ仕組みとなっています。
生理5日目までに服用を開始することで服用初日から避妊効果を得ることができます。
生理不順の改善
生理不順の改善を目的とする場合、トリキュラーは3相性ピルであることから、体内のホルモン変化に近い形で作用し、生理周期が整いやすいとされています。
ホルモンバランスの乱れが原因で生理の周期が安定しない方や、生理不順に悩んでいる方に向いているピルといえるでしょう。
生理痛やPMS(月経前症候群)の緩和
生理痛は、生理時に子宮内膜を体外へ排出しようとする際の子宮の収縮が原因で起こります。
トリキュラーを服用すると、子宮内膜が過度に厚くなりにくくなるため、生理時の子宮の動きが穏やかになり、痛みを感じにくくなるとされています。
また、PMS(月経前症候群)は、生理前に起こる女性ホルモンの急激な変動が影響すると考えられています。トリキュラーの服用によってホルモンの状態が一定に保たれやすくなるため、気分の落ち込みや体調不良などのPMS症状の軽減にもつながるといわれています。
肌荒れ改善
通常、ピルを服用していない状態では、黄体ホルモンや男性ホルモン作用の増加によって皮脂の過剰分泌により毛穴を塞いでしまうことが起こりやすくなる時期があります。
低用量ピルに含まれる卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール)と黄体ホルモンには、男性ホルモン作用を抑えることで皮脂の過剰分泌の抑制をしたり肌を保湿する効能があります。
トリキュラーを服用することで人工的に女性ホルモンを体内に取り入れ、肌を健やかに保ち肌荒れやニキビを防ぐことが期待できます。
トリキュラーの副作用と対処法
トリキュラーは、飲み始めに「マイナートラブル」と呼ばれる一時的な体調変化が起こることがあります。多くは体が慣れることで自然に治まりますが、それぞれの症状に対する上手な向き合い方を知っておきましょう。

吐き気
飲み始めに最も多く見られるのが吐き気で、これは体内のホルモン量が急増することで、一時的に妊娠初期の「つわり」に似た状態になるためです。不快感がある場合は、服用するタイミングを「夕食後」や「就寝前」など、胃への負担が少ない時間帯に変更してみるのがおすすめです。
また、市販の吐き気止めを併用して様子を見ることも可能ですが、症状が重い場合には無理をせず、処方を受けた医師に相談して適切なサポートを受けましょう。
不正出血
生理期間以外に出血が起こる不正出血は、トリキュラーを飲み始めによく見られる副作用のひとつです。服用初期は子宮内膜が不安定な状態にあるため剥がれやすく、少量の出血が続くことがありますが、そのまま服用を継続して問題ありません。ほとんどの場合、2〜3周期ほど飲み続けるうちに子宮内膜が安定し、出血は自然に止まります。
ただし、出血量が極端に多い場合や激しい痛みを伴う場合は、別の原因も考えられるため、一度診察を受けることが大切です。
乳房の張り
ホルモンバランスの変化によって、胸が張ったり、触れるとチクチクとした痛みを感じたりすることがあります。これは女性ホルモンが乳腺を刺激するために起こるもので、痛みがあるときは保冷剤などをタオルで包んで軽く冷やすと、一時的に不快感を和らげることができます。
また、服用期間中はノンワイヤーブラやナイトブラなどを活用し、物理的な締め付けや刺激をできるだけ避けるように工夫してみましょう。
副作用はいつまで続く?体が慣れるまでの目安
これらの副作用は、服用を開始してから1〜3か月程度で落ち着くことが一般的です。これは、外部から取り入れるホルモンに対して、体が自分自身のバランスを整えながら順応していくために必要な期間と考えられています。3か月を過ぎる頃には多くの症状が治まり、むしろ生理痛の軽減や気分の安定といったメリットを実感しやすくなります。
3か月以上経過しても不快な症状が改善しない場合は、薬の種類が体質に合っていない可能性もあるため、他のピルへの切り替えを検討するのも良いでしょう。
トリキュラーの重篤な副作用「血栓症」
トリキュラーを含む低用量ピルの服用において、最も注意すべき重大な副作用が「血栓症」です。
これは血管の中に血の塊(血栓)ができてしまい、血流が滞ってしまう病気です。発症頻度は1万人あたり3〜9人と極めて稀ではありますが、早期発見と速やかな対応が命を守ることに直結するため、具体的なサインを知っておくことが重要です。
初期症状
血栓症が疑われる初期症状には、以下のようなサインがあります。

これらの症状は、血栓がどこで詰まりかけているかによって現れ方が異なりますが、共通していえるのは「これまでに経験したことがないような、急激で強い症状」であるという点です。
服用中にこうした違和感をひとつでも感じた場合は、自己判断で様子を見ることなく、直ちにピルの服用を中止して、救急医療機関や処方を受けた医師を受診してください。受診の際には、必ず「低用量ピルを服用していること」を伝えましょう。
トリキュラーの飲み方
トリキュラーには2種類存在します。21錠タイプと28錠タイプに分かれており、両者の違いはプラセボ(偽薬)の有無です。
それぞれの飲み方について説明していきます。

トリキュラーを飲み忘れたらどうする?
1日飲み忘れた場合には、気づいたタイミングで1錠服用し、当日分は通常通りの時間に服用します。
2錠(2日)飲み忘れた場合は、気づいた時点で直近の飲み忘れた1錠をすぐに服用し、当日分もいつもの時間に服用します。3日以上忘れた場合、そのシートは有効でないため、服用を中止しましょう。出血が始まっている場合は、出血開始日を1日目として、新しいシートを再開し、まだ出血がない場合でも、同様に現在のシートを中止し、新しいシートで再開します。
その後は通常通り服用を続けますが、7日間連続で服用するまでは、いつも以上にコンドームなど他の避妊方法の併用を徹底しましょう。
ただし、28錠タイプのプラセボ(偽薬)は有効成分が含まれていないため、飲み忘れても避妊効果に影響はありません。忘れた分は破棄して、翌日から順番通りに飲み進めてください。
トリキュラー服用時の注意点
トリキュラー服用にあたって、いくつか注意すべき点を紹介していきます。
- ・副作用が出ることがある
飲み始めは、吐き気・頭痛・眠気などの軽い副作用(マイナートラブル)が出ることがあります。
多くは体が慣れることで自然に落ち着きますが、症状が強い場合や長引く場合は医師に相談しましょう。
- ・服用できない人がいる
トリキュラーを含む低用量ピルは、体質や持病によって服用できない場合があります。
必ず医師の診察を受け、自己判断での服用は避けてください。
- ・毎日欠かさず順番通りに服用する
トリキュラーは3相性ピルのため、錠剤ごとにホルモン量が異なります。
飲み忘れや順番違いは避妊効果の低下につながるため、毎日決まった時間に順番通り服用することが大切です。
i毎日決まった時間に服用する
トリキュラーを含む低用量ピルは、1日1錠決まった時間に服用するのが基本的な飲み方です。
医師の診療のもと処方してもらう
トリキュラーに限らず、日本国内においてピルは医師の診療と処方が必要な薬です。医師の診察を介さない海外製などの個人輸入(通販)は、偽造品の混入や副作用が出た際の救済制度が受けられないといった大きなリスクが伴います。そのため、必ず国内の病院や、医師が適切に処方を行うオンライン診療サービスを利用するようにしてください。
病院が開いている時間に仕事などで足を運べない場合には、オンライン診療サービスがおすすめです。サービスにもよりますが、オンラインピル診療・処方サービスの「メデリピル」では24時間LINEから診療予約が可能なため、忙しい方にもピッタリです。
iトリキュラーの費用目安は?
トリキュラーの費用相場は、相場は1か月分で2,500〜3,000円程度です。
オンラインピル診療サービスのメデリピルの場合、定期便プランだと初月ピル代0円※で2か月目から2,970 円(税込)で始めることができます。
※別途送料550円(税込)がかかります
トリキュラーで生理を快適に
本記事では低用量ピルのトリキュラーについて詳しく解説してきました。
錠剤のタイプについては、ピルの服用に慣れていて休薬期間の管理ができる方は21錠タイプがよいでしょう。一方で、はじめてピルを服用する方はプラセボが入っている28錠タイプで服用サイクルを崩さないことがおすすめです。
また、トリキュラーは3相性のため、自然なホルモンの変化で毎月安定して生理(消退出血)を起こすことができるため、生理不順に悩んでいる方にもおすすめです。1相性のピルが体に合わなかった方も種類変更の1つの選択肢として考えてもよいでしょう。
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