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低用量ピルを飲み忘れたときの対処法|日数別の服用方法・不正出血との関係

低用量ピルの飲み忘れは休薬期間明けに起きやすく、服用習慣がついている方でも珍しくないことです。低用量ピルを飲み忘れた際の対処法はWHOや日本産科婦人科学会などからも公表されており、状況に応じて推奨される対処法は異なります。この記事では、低用量ピルの飲み忘れが判明したときの対処法、不正出血が起きた際の対処法について具体的に解説します。

1飲み忘れた場合は、気が付いた時点で飲み忘れた錠剤を服用し、残りの錠剤は予定どおりに服用しましょう。

・2連続して飲み忘れた場合も同じ服用方法です。※1日3錠以上は服用されないようにご注意くださいDay1スタートピルの28錠タイプにセットされているプラセボは偽薬で薬の成分が入っていないため、飲み忘れても問題ありません。

 

■ピルを飲み忘れた場合の服用方法

飲み忘れた日数 飲み忘れに気づいたときの対応
1日(1錠分) ・気づいた時点で飲み忘れた錠剤を服用
・残りの錠剤は予定どおりに服用
2日(2錠分)以上 ・気づいた時点で飲み忘れた錠剤を服用
・残りの錠剤は予定どおりに服用
※2錠連続して飲み忘れた場合も同じ服用方法ですが、7錠以上連続して服用するまでコンドームを使用するか、性交を避けるようにします
※1日3錠以上は服用されないようにご注意ください

 

Day1スタートピルの28錠タイプにセットされているプラセボは偽薬で薬の成分が入っていないため、飲み忘れても問題ありません

参照:低用量経口避妊薬,低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン2020年度版 

低用量ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが含まれており、継続的に服用することで体内の女性ホルモンを安定化させる効果があります。避妊目的で服用するものと治療目的で服用するものがそれぞれあり、避妊目的で用いられる低用量ピルはOC(低用量経口避妊薬)と呼ばれることもあります。

低用量ピルは含まれる女性ホルモンの働きを利用することによって、卵胞の発育及び排卵を抑制する医薬品です。日本産科婦人科学会によると、低用量ピルを正しく続けて使用している場合の避妊効果は99.7%とされています。

※一般的なデータであり効果を保証するものではありません

一方、低用量ピルを飲み忘れた場合には不正出血の発生、避妊効果の低下といった問題が起きるリスクがあります。飲み忘れた後の対応に関しては、何日分にわたって飲み忘れたかで取るべき対応は異なるため注意が必要です。自己判断で複数錠まとめて飲むことは避けて、適切な用法で服用しましょう。

 

1日(1錠分)の場合

日本産科婦人科学会/日本女性医学学会の『低用量経口避妊薬,低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン2020年度版』によると、低用量ピルを1日飲み忘れた場合、基本的には気づいた時点で1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが翌日の服用時刻前であればすぐに1錠服用し、翌日分も通常どおりのタイミングで服用します。

翌日の服用時刻になって飲み忘れに気づいた場合、前日分と合わせて2錠まとめて服用します。1日に2錠服用しても重大な副作用が起こったという報告はありません。なお、低用量ピル2錠分に含まれているエストロゲン量は中用量ピル1錠分と同量程度とされています。
プラセボは偽薬で薬の成分が入っていないため、飲み忘れても問題ありません。

低用量ピルを服用する際は、飲み忘れの有無にかかわらず休薬期間が7日になった時点で次のシートを使い始めるようにしましょう。なお、低用量ピルの休薬期間前後に飲み忘れがあった場合、服用を再開してから7日間連続で服用するまでの間は避妊効果が低下するリスクがあります。

 

2日(2錠分)以上の場合
2日以上の飲み忘れに気づいた場合も同様の飲み方となり、基本的には気づいた時点で前日分の1錠を服用して問題ありません。飲み忘れに気づいたタイミングが服用時刻前であればすぐに1錠服用し、服用時刻にも通常どおり服用します。

服用している低用量ピルの種類、飲み忘れのタイミングなどによって適切な対応は異なる場合があります。2日以上の飲み忘れが判明した場合、服用方法に関して処方を受けたクリニックに相談しましょう。

 

■2日(2錠)以上ピルを飲み忘れた場合の避妊の注意点

飲み忘れた週 緊急避妊(アフターピル)の必要性
1週目 飲み忘れの直前5日以内に性交を行った場合には、緊急避妊を検討します。
3週目 休薬期間を設けず、現在のシートの実薬を終了したらすぐに次のシートを始めます。

 

参照:低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン2020年度版

低用量ピルを飲み忘れた場合、避妊効果への一時的な影響があります。飲み忘れが何日分か、服用開始から何週目なのかによって具体的な影響は異なる点に注意が必要です。WHOによる「OCの飲み忘れに関する指導」によると、飲み忘れが1~2日分の場合は、気づいた時点で直ちに服用するように医師が指導しても問題ないとされています。つまり、2日分までは服用方法を調整することで、飲み忘れによる避妊効果への影響を抑えられるということです。

飲み忘れが3日以上ある場合は、飲み始めから何週目に判明したかによって推奨される対応が変わってきます。一般的なケースとして、飲み忘れのタイミングが1週目、2週目、3週目の場合における避妊効果への影響をタイミング別に解説します。

 

1週目の場合

低用量ピルは飲み始めてから1週間ほどで避妊効果が得られる薬剤です。1週目は休薬期間明けのタイミングなので、2日以上飲み忘れがあった場合は避妊効果が低下するリスクがあります。休薬期間に卵巣は活動するようになり、1週目の飲み忘れで休薬期間が7日を超える場合は、排卵が起きることがあります。

基本的な避妊対策としては、飲み忘れが判明してから低用量ピルを7錠分以上連続で服用するまでは避妊具を使用する、もしくは性交渉自体を避けるなどが挙げられます。飲み忘れの直前5日以内に性交渉があった場合、緊急避妊薬(アフターピル)の服用を検討しましょう。

 

2週目の場合

飲み始めから2週目に飲み忘れが判明した場合、直前1週間、7錠分の低用量ピルを正しく服用していればアフターピルは必要ないとされています。低用量ピルを7錠分正しく服用している状態であれば、卵巣の活動が適切な形で抑制されていると判断するのが一般的です。つまり、2週目に飲み忘れがあったとしても、直ちに避妊効果への影響が生じるわけではありません。

2週目に飲み忘れが判明した際には、基本的には直近に服用する予定だった1錠分を早めに服用しましょう。残りの錠剤は通常どおりの用法で問題ありません。ただし、飲み忘れの直前から低用量ピルを1週間継続して服用していない場合、十分な避妊効果が見込めない可能性があります。必要に応じて他の避妊対策を検討するようにしましょう。

3週目の場合

3週目に飲み忘れがあった場合は休薬期間を設けず、現在のシートの実薬を終了したら次のシートに移って問題ないとされています。基本的には1周期当たり7日間の休薬期間が必要ですが、3週目の飲み忘れは例外的に休薬期間を設けません。この飲み方によって、避妊効果への影響を抑える効果が見込めます。

 

■ピルを飲み忘れて生理がきたらどうするか

低用量ピルを内服していない場合、目安として2日程度続けて飲み忘れがあると生理がくるとされています。出血が起きた場合も上記飲み忘れた場合の対応をとってください。

実薬を飲んでいるうちに出血は徐々に落ち着いていくと考えられます。

 

■ピル飲み忘れと不正出血の関係

低用量ピルを飲み忘れた際には、体内の女性ホルモン量が減少することによって不正出血が生じるリスクがあります。通常は休薬期間やプラセボ期間に生理が起きますが、飲み忘れがあった場合、通常とは異なるタイミングで出血が生じるリスクがあるのです。低用量ピルの飲み忘れが原因で不正出血が起きた際には、基本的には正しい用法で服用を再開することで症状の改善が見込めます。

ただし、服用を再開してから症状が1ヶ月以上治まらない、重度の腹痛があるなどの症状がみられる場合は妊娠もしくは子宮関係の病気などが考えられます。上記の症状がみられた際は、低用量ピルの処方を受けたクリニックに相談しましょう。

 

■ピルを飲み忘れても落ち着いて対処を

低用量ピルを飲み忘れた場合、飲み忘れがあったのが何日間か、服用開始から何週目かによって適切な対処法が異なります。2錠分まではまとめて飲んでも問題ないとされますが、2日間以上飲み忘れていた場合は避妊効果の低下、不正出血などの問題が起きるリスクが生じます。飲み忘れが判明した際は、服用を再開するタイミング、他の避妊対策の必要性などを適切に判断することが大切です。低用量ピルの飲み忘れに気づいた場合、この記事をもとに服用方法を調整する、もしくは低用量ピルを取り扱うクリニックへ相談しましょう。

<成城松村クリニック 松村院長監修>

 

■メデリピルとは?

 

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■メデリピルの5つのこだわり

①1ヶ月無料のお試し期間
ピル初心者の方でも安心して服用いただけるよう、初月無料でお届けします。
※低用量ピル(トリキュラー、ラベルフィーユ、アンジュ、マーベロン、ファボワール、シンフェーズ)が対象
※2ヶ月目以降は、2,970円(税込)〜 / 月

②診療担当するのは現役の産婦人科医
専門的な知識を持った現役産婦人科医が診療を担当をするので、生理やカラダに関する不安や疑問を安心して相談することができます。

③何度でも診療・再診無料
服用中の体調や副作用など、産婦人科の専門医にいつでも気軽にご相談ください。

④予約から診療までLINEで簡単
診療予約や、予約日・配送日やプラン変更など、LINE一つで行うことができます。

⑤正しい知識をお届け
ピルや女性のカラダに関する知識を定期的にお届けしています。

※mederi Pillは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います


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