大事なイベントと生理が被る!
低用量ピルでの生理日移動
旅行や大会・プレゼンなど大事なイベントと生理が被ってしまった…なんてことはよくありますよね。
低用量ピルは継続的に飲むことで、生理日をコントロールすることが可能です!
どうやって生理日を移動するの?注意点は?など生理日移動に関する疑問を解決するための記事になっております。ぜひチェックしてみてください。
■生理日移動の注意事項
まず生理日移動について以下内容を必ずご確認いただくようお願いいたします。
偽薬期間(22~28錠目)服用中に移動することは難しいので、事前にご相談いただくようお願いいたします。
また生理日移動を行うと不正出血が起きてしまうこと可能性があるので、その点は事前にご了承ください
※一時的な生理日移動を希望される場合は低用量ピルではなく中用量ピルの服用を推奨しております。
■生理日を早める方法
低用量ピルを継続的に飲んでいる場合は、生理日を1週間程度前倒しにすることが可能です。
実薬を服用中に早めたい日数分の錠剤をスキップし、偽薬を服用開始いただければ、スキップした分前倒しで生理が来ます。
※確実性を高めて移動させたい場合は、中用量ピルでの移動を推奨いたします
(偽薬(プラセボ)とは…成分を含んでいない錠剤、28錠タイプ場合22〜28錠が偽薬服用期間に当たります)
■生理日を遅らせる方法
低用量ピルを継続的に飲んでいる場合は、生理日を1週間程度後倒しにすることが可能です。
21錠目まで服用後、すぐに22錠目以降の偽薬期間にうつらずに、新しいシート(※1)を生理が来てほしくない日まで服用します。
生理が来てほしくない日まで服用したら、偽薬期間を7日間設けて、残っているシート(※2)または新しいシートを飲んでください。
※1 二相性の場合新しいシートの一錠目から、三相性の場合は新しいシートの12錠目の黄色の錠剤から飲んでください
※2 先に飲んだ分、次月の生理が早めにきてしまうので周期をずらしたくない場合は残っているシートを破棄し、新しいシートを服用開始ください
飲み方を正しく理解し、余裕を持って生理日移動をしていただくようお願いいたします。
飲み方があっているか不安な時や何か不明点があればいつでも医師にご質問ください!
<産婦人科医 郡医師監修>
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