ピルで効果を実感!
服用停止したらどうなるの?

低用量ピルは、PMSや月経痛、過多月経の改善、卵巣がんや子宮体がんのリスクを下げる効果など嬉しい効果が期待できます。
低用量ピルを服用しはじめて効果が出始めた方はいつまで飲み続ければいいのでしょうか?
ピルの効果について
低用量ピルの服用によりホルモンバランスが整うことで、以下のような効果が期待できます。
・排卵痛、月経痛の緩和
・経血量の減少
・月経不順の改善
・PMS(月経前症候群)PMDD(月経前不快気分障害)の改善
・99.7%の避妊効果 (※)
・ニキビや肌荒れの改善
・子宮内膜症の改善
・卵巣がん、子宮体がん、大腸がんのリスク低下
※一般的なデータであり効果を保証するものではありません
服用停止するとピルの効果は消えてしまう!
他のお薬のように「改善が見られたら服用停止するもの」と思う方もいるかもしれませんが、低用量ピルは服用を停止すれば元の状態に戻ってしまうので継続的に服用する必要があります。
継続を一度やめ、再度服用開始して1ヶ月は副作用が出やすいので、基本的には毎月継続して飲むことを推奨します。
低用量ピルは、以前主流だったピルと比較してホルモン量が少なく安全性が高いため長期間服用しても安心なお薬です。上手に活用して、毎日のQOLを向上させましょう。
また妊娠などを理由に内服を止めたあとは、数日で生理(消退出血)が始まります。そしてその2ヶ月後に生理が始まります。それ以上待っても生理がこない場合は、かかりつけ医の診療を受けてください。
飲み忘れなく服用継続するための工夫
1日1錠服用するお薬になりますので、飲み忘れないように服用継続していきましょう!
<飲み忘れのないための工夫>
●毎日決まった時間にスマホでアラームを設定しておく
●就寝前、起床後、昼食前などライフスタイルに合わせて服用する
●バッグにいれて常に持ち歩く
飲み始めの1~3ヶ月は副作用が出やすいので注意
からだが低用量ピルになれていない、飲み始めの1~3ヶ月は副作用が出やすい時期!
服用を継続することで、次第にからだがホルモンバランスに慣れてきます。
服用を継続することで、次第にからだがホルモンバランスに慣れてきます。
そうすると、副作用やデメリットは感じなくなることがほとんどですので、まずはからだが慣れるまで服用を続けてみることが大切です。
最低3ヶ月ほどを目安に服用を続けて様子を見ましょう。
最低3ヶ月ほどを目安に服用を続けて様子を見ましょう。
服用中は1年に1回の血液検査、子宮頸がん検診を受けていただくことを推奨しています。
6~12ヶ月に1回は体調のチェックや健康診断を受け、自分の体の状態を把握し、安心・安全に低用量ピルを服用してください。
6~12ヶ月に1回は体調のチェックや健康診断を受け、自分の体の状態を把握し、安心・安全に低用量ピルを服用してください。
<成城松村クリニック 松村院長監修>
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